生き方 の商品レビュー
・人格=性格+哲学 ・「すさまじく思う」ことが大切。 ・すみずみまで明瞭にイメージできたことは成就できる。 ・判断の基準はつねに、自分の胸に手をあてて 「人間として正しいかどうか」におくべき。 ・おのれの才を「公」に向けて使う。 ・心を高めるとは、生まれた時よりも少し...
・人格=性格+哲学 ・「すさまじく思う」ことが大切。 ・すみずみまで明瞭にイメージできたことは成就できる。 ・判断の基準はつねに、自分の胸に手をあてて 「人間として正しいかどうか」におくべき。 ・おのれの才を「公」に向けて使う。 ・心を高めるとは、生まれた時よりも少しでも美しい心になって死んでいくこと。
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生まれた時より良い魂で死ぬこと。 地位や名声、お金はあの世には持っていけない。あるのは魂のみ。だから魂に磨きをかけることが生きる意味。昨日より今日、今日より明日、良くなること。 人として正しいことをする。 稲盛さんも経営は素人であった。素人の時に、何を判断基準にするか考えたら、...
生まれた時より良い魂で死ぬこと。 地位や名声、お金はあの世には持っていけない。あるのは魂のみ。だから魂に磨きをかけることが生きる意味。昨日より今日、今日より明日、良くなること。 人として正しいことをする。 稲盛さんも経営は素人であった。素人の時に、何を判断基準にするか考えたら、「人として正しいことをする」であった。小さい頃に親や先生から教えられ、大人になると忘れてしまう「嘘をつかない、人に親切にする・・・」そういう原理原則が何においても大事。 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。 イメージを抱ければ実現するのみ。例えば、稲盛さんは、まだ携帯電話がない頃、携帯電話の電気料金メニューまで想像できていた。 「世のため人のために尽くす。」「足るを知る。」これに尽きる。 でも忘れてしまうんだな。
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仕事の結果=考え方×熱意×能力 単純だが、この言葉が仕事を始めていく上で、一番重要となる言葉であると感じた。 仕事を始める前に読むことでマインドセットできる要素がたくさんあるが、1年前後、自身の振り返りとして読むにも最適な本だと思う
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この本は人間の本質的な生き方を学べる本です。特に日本人が日本人から学ぶ最良の本の一つでははいかと思います。 沢山の学びがありますが、今の自分に刺さる三つの学び。 1、人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力 これは漠然と感じていた事と式が合致した衝撃だ。今まであった成功体験を継続し...
この本は人間の本質的な生き方を学べる本です。特に日本人が日本人から学ぶ最良の本の一つでははいかと思います。 沢山の学びがありますが、今の自分に刺さる三つの学び。 1、人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力 これは漠然と感じていた事と式が合致した衝撃だ。今まであった成功体験を継続して重ねる人にはこの式がぴったりあてはまる。 2、なんまん、なんまん、ありがとう 何についても、誰に対しても、いい時は勿論悪い時もありがとうと感謝し、正しく生きようと努める。 どうしても苦しい、理不尽に感じる事に対して、恨みつらみが出てしまうが、困難は成長への糧だと発想を変える方が現実を乗り越える力になる。 3、利他の心 社会人は「してもらう」側から「してあげる」側に立ち周囲に貢献するという考えを常にもつ。「してもらう」立場でいる人間は、足りない事ばかりに目がつき、不平不満ばかりを口にするというのは会社にいて、職位に限らずあることだ。 不足していることは自分達で努力し獲得していかなければいけない。 成功を収めた人達は共通して人間の原理原則を理解し、努力し続けているのだなと実感した。
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敏腕経営者の稲盛和夫さんの生き方についての本。 終始感じたのは、稲盛さんの仏教という宗教観が色濃く出ているということ。もちろん人の宗教の自由はあり、それぞれが尊重されるべきである。 しかしそういった観点から、賛同できる点できない点もある。 稲盛さんにとって生き方は「魂を磨く...
敏腕経営者の稲盛和夫さんの生き方についての本。 終始感じたのは、稲盛さんの仏教という宗教観が色濃く出ているということ。もちろん人の宗教の自由はあり、それぞれが尊重されるべきである。 しかしそういった観点から、賛同できる点できない点もある。 稲盛さんにとって生き方は「魂を磨く」という点である。人生という宇宙や世界ベースで考えると小さなもので死んでしまったら地位や金は何もなくなってしまうのだから、次に持ち越される魂を磨くべきであるという論理である。 そしてその生き方は経営者として結果的にどう繋がっているかというと 人間として正しくある という、そこの一点のみである。人として正しい選択、意思決定をし続ければ長期的なプラスマイナスの総和はプラスになるということである。 逆の例として、人として正しいことをしていない場合はいずれその利益が損に変わるということがある。 ここで稲盛さんが提示する 人生の結果を導く方程式がある。 結果=考え方×情熱×能力である。 能力は持って生まれたもの 情熱は後天的に身につけられるもの 考え方は生きていく上で磨かれて行くもの この【掛け算】式であることで結果は現れる。考え方はマイナスになりうることもあるので、稲盛さんは人として正しくあれ、と言う理由である。
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今更ながら読了。さすがに120時間の講義を受けた身にとっては新しいことはない。良い復習になりました。
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楽観的に行動し、悲観的に計画し、楽観的に実行することが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要。 利を得るにしても人間として正しい道でなくてはならない。
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カリスマ経営者として大変著名な方であり、実積も申し分ありません。 でも根底に流れているのは、宗教や自然の摂理を大切にする魂で、これがなければ正しい事業は進まない、とのお考えでした。 以前読んだプロ麻雀師の桜井章一さんの「負けない技術」という本にも「必要以上に勝とうとすると、必...
カリスマ経営者として大変著名な方であり、実積も申し分ありません。 でも根底に流れているのは、宗教や自然の摂理を大切にする魂で、これがなければ正しい事業は進まない、とのお考えでした。 以前読んだプロ麻雀師の桜井章一さんの「負けない技術」という本にも「必要以上に勝とうとすると、必ず最後は負ける」と書いてあったのを思い出しました。 偉人はそういう風に達観できるのかなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本を読み進めていくうちに、何かの雑誌で田原総一朗が経営者とのインタビューで「稲盛さんは宗教だからな」という発言を思い出した。正直、私は宗教が苦手である。とはいえ、この本で語られる我々日本人に哲岳、道徳と呼ばれる分野の必要性は理解出来る。かつて日本資本主義の父と呼ばれた渋沢栄一は、道徳と経済は合一しなければならないという理念のもと、論語の精神を取り入れようとしたのは有名な話だ。幕末から明治にかけて猛烈に世界へ追いつこうとした姿は、戦後の日本が富を求めていく姿に似ているのかもしれない。時代は異なっていても偉大な経営者は同じ危機感を抱いたのかもしれない。稲盛氏は自分の哲学を極め、それを実践され、さらには本当に宗教家(僧侶)になってしまわれた。そこまで意思を突き通す精神力はさすがである。そんな稲盛氏も社用車を私用に使おうとして奥さまに諫められるエピソードが微笑ましい この本が語る重要なポイントは極めてシンプルだ。「自分の哲学を持ち、それを突き通す」だろう。その哲学として稲森氏は仏教を選んだ。私の空っぽの心に何を入れていくのか。それが問題だ
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人間として正しいことをするという稲盛哲学が貫かれた本。世の中に様々なビジネス書や自己啓発本があるが、この一冊にそのすべてが凝縮されていると思う。 単純なことですが、これを実践するのが、人生難しい。稲盛さんの生き方に心底憧れます。
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