ガリヴァー旅行紀 の商品レビュー
当時のヨーロッパ社会…
当時のヨーロッパ社会を痛烈に諷刺した作品です。当時の時代背景がわかっていると一層楽しめます。
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まじめに読むとこども…
まじめに読むとこどものころから思っていた話とぜんぜん違って驚いた。
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筆鋒はほとんど諷刺の…
筆鋒はほとんど諷刺の枠をつき破り、ついには人間そのものに対する戦慄すべき呪詛へと行きつかずには止まない。
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ガリヴァーは様々な国…
ガリヴァーは様々な国を旅した。なんと日本にもその足を伸ばしていたのだ。一体日本のどこに?興味がわいた方、読んでみてください!
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童話とはまったく違い…
童話とはまったく違います。諧謔や風刺、皮肉に満ちた内容は童話版よりも遥かに面白い。
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●2026年4月20日、ピーター・ティール関連本。YouTubeであとで見るにしてた以下の動画を視聴したら、過去… といっても大昔にピーター・ティールが聖書系の雑誌?で、4作品の考察をしていたらしく、これがそのうちの1作品。ぜんぶは「ニュー・アトランティス」「ガリヴァー旅行記」「...
●2026年4月20日、ピーター・ティール関連本。YouTubeであとで見るにしてた以下の動画を視聴したら、過去… といっても大昔にピーター・ティールが聖書系の雑誌?で、4作品の考察をしていたらしく、これがそのうちの1作品。ぜんぶは「ニュー・アトランティス」「ガリヴァー旅行記」「ウォッチメン/A・ムーア」「ワンピース/尾田栄一郎」の4作品。 掲載されていた雑誌?は「First Things という、NYに拠点があるキリスト教系の月刊誌 (1990年設立)」。ピーター·ティールは、2025年10月1日付の WEB記事に寄稿しており、4つの文学作品(ワンピースも含む)を通じて、キリスト教的な解釈をしながら、現代世界と未来について考察している。 YouTube動画: 〈【ルフィはキリスト】トランプの黒幕ピーター ティールがワンピース信者の理由〉 https://youtu.be/5oxMwo-rERQ?si=uz14JVGu8j0Dtnw0
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読むの苦労した。第4篇からなり、後半に進むににつれて読みやすくなる。特に第1篇は17世紀イギリスに対する社会風刺が強く、第1篇を読み終わった後に世界史の窓でザッと復習した。何より苦労したのが単位である。メートル法が確立される前の書籍であり、本書の翻訳ではそのまま記載されているため...
読むの苦労した。第4篇からなり、後半に進むににつれて読みやすくなる。特に第1篇は17世紀イギリスに対する社会風刺が強く、第1篇を読み終わった後に世界史の窓でザッと復習した。何より苦労したのが単位である。メートル法が確立される前の書籍であり、本書の翻訳ではそのまま記載されているため、スマホで計算しながら読むことになった。だがおかげでインチやらフィートやらの知識が謎に身についた。使うことがあるのだろうか?
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「旅行記」というだけあって、全篇間接話法で書かれており、なかなか読むスピードが上がらず、読了まで難儀した。 子どもの時分に、絵本やテレビで通して「ガリバー旅行記」を知ったが、原作のほんの一部であることがわかる。ガリバーが小人に捕らえられる場面だけ記憶にあったが、それは第一篇の...
「旅行記」というだけあって、全篇間接話法で書かれており、なかなか読むスピードが上がらず、読了まで難儀した。 子どもの時分に、絵本やテレビで通して「ガリバー旅行記」を知ったが、原作のほんの一部であることがわかる。ガリバーが小人に捕らえられる場面だけ記憶にあったが、それは第一篇のリリパット国渡航記での場面だった。全四篇で構成され、他の国の渡航記が書き連ねられている。 原作のおもしろさは、むしろ後半の第三篇、第四篇にあると思う。前半からスウィフト流の風刺、自虐が散りばめられているのだが、後半に入るとその筆は勢いを増し、人間自身への皮肉は痛快で、スウィフト自身のネジが外れて、暴走している感さえある。 ガリバーの出身国イギリスと、渡航した国々を比較しながら、権力への欲望と腐敗、欺き、嫉妬、謀略、殺戮など、人間の負の側面を見事に看破している。ガリバーが訪問した国を通して、人間という動物が暴き出されている。
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4話中3話は非常に良くて、「フラットランド」のように世界観の違いを丁寧に対比する良質なSFだった。 最後の1話は作者に何が起こったん??? 他の3話はちゃんと主人公が生活を通して他世界の考え方を学んでいったから読めたのに、最後は会話劇化したんだけど? 「私は(1ページぐらいの長台...
4話中3話は非常に良くて、「フラットランド」のように世界観の違いを丁寧に対比する良質なSFだった。 最後の1話は作者に何が起こったん??? 他の3話はちゃんと主人公が生活を通して他世界の考え方を学んでいったから読めたのに、最後は会話劇化したんだけど? 「私は(1ページぐらいの長台詞)と言った。それに対して相手は(1ページの長台詞)と言った。」の繰り返しを3章ぶっ続け。 しかも異世界の人に自世界の仕組みを説明することを名目に、主人公が社会の汚点を抽象化して説明し、それに対して「高いモラルを持っている」らしい異世界の人がマジレスするという、ものすごく“作者の説教を聞かされるパート“だったんだけど?「なろう」小説でもなかなかない構成。 ガリヴァー旅行記は実質的に最初の3話しか有名じゃないのはそういうことだと思う。小説としての出来が悪い。
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ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』は、一見すると奇想天外な冒険譚に過ぎない。しかし本書の真価は、啓蒙主義が称揚する「理性」の限界を、その内側から暴き出した点にある。本書は旅行記の形式を借りた哲学的寓話であり、同時に、近代的主体の解体の書でもある。 著者は「異世界」との邂逅...
ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』は、一見すると奇想天外な冒険譚に過ぎない。しかし本書の真価は、啓蒙主義が称揚する「理性」の限界を、その内側から暴き出した点にある。本書は旅行記の形式を借りた哲学的寓話であり、同時に、近代的主体の解体の書でもある。 著者は「異世界」との邂逅を通じて、人間理性の相対性を暴露していく。これは単なる風刺ではない。むしろ、フーコーが『狂気の歴史』で描き出した「理性による狂気の排除」の過程を、逆説的に照射する試みとして読むことができる。 本書の批判的構造は、以下の三層において展開される: 1.スケールの相対化による理性批判 ・小人国における「巨人の理性」の無力 ・巨人国における「人間的尺度」の虚妄 ・相対的視点の導入による絶対的理性の解体 2.理性の極限と狂気の臨界点 ・ラピュタにおける純粋理性の狂躁 ・馬の国における理性と獣性の転倒 ・「理性的存在」としての人間の虚構性 3.啓蒙的主体の解体過程 ・文明社会への幻滅 ・理性的人間観の破綻 ・帰還後の「狂気」の意味 特筆すべきは、著者による理性批判の方法論だ。それは理性の外部から行われるのではなく、理性それ自体の論理を極限まで推し進めることで、その自己崩壊を導き出す。この手法は、アドルノとホルクハイマーが『啓蒙の弁証法』で展開した批判的方法の先駆といえる。 さらに注目に値するのは、「旅」という形式の採用である。ガリバーの移動は地理的であると同時に存在論的でもある。各訪問地は「理性」の異なる様態を体現しており、その遍歴は啓蒙的主体の解体過程と重なり合う。 本書の現代的意義は、合理主義的世界観の限界を、その内側から描き出した点にある。特に最終章における「理性的な馬」と「獣的なヤフー」の対比は、人間中心主義的な理性概念への根源的な問いかけとして読むことができる。 ただし、著者の企図には一定の両義性も存在する。特に、理性批判と保守主義的な文明批判との関係については、より詳細な検討が必要だろう。また、「狂気」の復権が必ずしも解放には結びつかない可能性も考慮されねばならない。 それでもなお、本書は啓蒙思想研究に決定的な視座を提供する。特に、近代的主体の成立と崩壊を考察する上で、基礎的な範例となるだろう。理性の自己批判がいかなる地点に到達しうるか―その極限の一端を本書は示している。
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