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ガリヴァー旅行紀 の商品レビュー

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2009/10/04

まずは購入場所。これは確か今出川通りの銀水の横のコミックショックで買いました。実験のバイトにちょうどいいなって思いまして。 ここ最近、ずっと石田衣良ばっかり読んでて、少し食傷気味になっていたんで外国文学でも読もうかと。 春から読み出して、読み終えたらもう六月になっていましたね。 ...

まずは購入場所。これは確か今出川通りの銀水の横のコミックショックで買いました。実験のバイトにちょうどいいなって思いまして。 ここ最近、ずっと石田衣良ばっかり読んでて、少し食傷気味になっていたんで外国文学でも読もうかと。 春から読み出して、読み終えたらもう六月になっていましたね。 内容はというとよく知られているように、船医だったガリウ゛ァーが乗っていた船が難破して、全てのサイズがミニチュアのリリパット国に漂着して…、という感じです。リリパット国とその隣国は卵を上から割るか、下から割るか、で戦争を始めるわけですがこれはスペイン継承戦争を暗示しているわけですね。 こんな風に、ガリウ゛ァーが様々な大陸に漂着して自分の国の説明し、現地の住民(巨人や馬や魔法使い)に戦争や政争の無意味さを指摘される形で社会批判を行っていたわけです。 スウィフトはアイルランド人聖職者だったんですが、飢饉の時には新聞に「飢饉なら赤ん坊の肉を食べればいいじゃないか」と投書していたそうです。すごい聖職者ですね。

Posted byブクログ