ザ・プロフィット の商品レビュー

エイドリアン・スライウォツキー(著者),中川治子(訳者)

2010/04/11

会社の新規事業開発部のような部の部長におススメされて読んだ本。
利益が出る仕組みを２３個に分類して説明している。
最初のほうはわかりやすいが、１０番目以降はだんだん難しくなってきてあまり理解できなかったのが正直なところ。もっかい読んでみて自分の頭で考えなきゃだな。

2010/03/16

■概要
利益が生まれる仕組みを知り尽くした男チャオ。その彼に弟子入りした、大企業の戦略企画部門で働く若者スティーブは、利益を生み出す仕組み（いわゆるビジネスモデル）について、チャオから直接指導を受けることになり・・・。

寓話仕立てのビジネス書。週1回、1時間ずつチャオとスティーブとの個人レッスンは進み、チャオからの問いかけに答えながら、23の利益創出の仕組みについて学んでいく。

最近流行りの｢ピクト図解｣や｢異業種競争戦略｣とあわせて読みたい。

■仕事に活かせる点
書籍の中で紹介される、関連書籍を読んだり、実際にそのモデルが当てはまる世の中のビジネスを考えてみたりと、表面のストーリーをなぞるだけではなく、自分で思いを馳せてみると、儲ける仕組みを考えるよい訓練となると思う。

2002年初版発行当時から、今回で3回目の読破となるが、今回ほど身にしみたことはなかった。やはり本は、問題意識を持って読むこと、そして読後に反芻することが大切なのだと、改めて思う。
（千）

2011/05/16

利益を上げる仕組みがいくつも紹介されています。
利益を上げる仕組みって、本当に様々なんですね・・・。
驚きました。

1度で吸収できる内容じゃなかったです。

これ読んでビジネスがうまくいった人って、少なくないと思えます。

2010/02/01

各利益モデルの実例が出ているのだが、よくわからない事例が多くあった。よく理解するためには推薦図書を読めということだろうか。

2010/01/23

利益を生み出す仕組みを23もの利益モデルに分類｡物語形式で紹介してます｡
一口にビジネスモデルと言ってもこんなにもパターンがあるのかと驚き｡
読みやすいので一気に読んでしまいますが､時間をかけてしっかりと血肉にして行くべき内容です｡ 図書館で借りましたが直ぐに購入し座右の書に加えました｡

2019/06/01

出版社/著者からの内容紹介
ビジネスの最重要テーマである「利益」。それを生み出す秘訣を23のパターンに分類し、小説形式でわかり易く解き明かす！
目次
顧客を知ることが利益のはじまり―顧客ソリューション利益モデル
ファイアウォールで利益を守れ―製品ピラミッド利益モデル
同じ製品で異なるビジネスを―マルチコンポーネント利益モデル
臨界点を目指せ―スイッチボード利益モデル
粘り強さが生み出すスピード―時間利益モデル
大ヒットを創造するマネジメント―ブロックバスター利益モデル
一つの資産からさまざまな製品を―利益増殖モデル
利益追求に邁進する情熱―起業家利益モデル
すべてを知りつくすことの強み―スペシャリスト利益モデル
売り手が主導権を握る―インストール・ベース利益モデル〔ほか〕

2010/01/02

イノベーションの成否を分けるのは、単調な骨折り仕事をマスターできるかどうか。創造のプロセスは通常は輝くようなアイディアから始まる。この素晴らしいアイディアに見込があれば、次にはビジネスの見地かた見て進める価値があるかどうかを決定する。
最初に詰め込む。最初の48時間で読めるだけ読む。早い時期に何もかも忘れて没頭する。できるだけたくさん、できるだけ速く頭が痛くなるまで読んで、それでもまだ読む。プロジェクトの一番初めにそれをやる。
するとどうなるか。不十分ながら非常に力強い知識の骨格を作ることができる。
学習には四つのレベルがある。自覚、当惑、適用、一体化。
最も力のある企業はマーケティングや宣伝活動でも優位に立ちます。どこよりも資本を大量に投入できるうえに、ユニットあたりの広告費、マーケティング費用も低くなる。
利益というのはモデルや方程式というよりも考え方。利益は経済のエネルギーを教えてくれる。利益がないということはエネルギーがないということ。未来を戦う能力もなければ、未来を作り上げる能力もないということ。収益性を追求するとは、高い利益はどこでどのように発生するかを常に問いかけながら考えを日々変えていくこと。

2009/12/26

利益を上げるための23個のモデル(仕組み)が、小説の形を借りて紹介されています。関連書籍もたくさん紹介されています。
あえて小説形式にする必要はないんでは、とも感じましたが、よいところ(取りつきやすい)でもありますので、それはそれでいいのでしょう。各モデルがMECEになっているかは保証できませんが、少なくともいいところは行っているように思います。

さて、この中で自分の会社のビジネスモデルは23のうち、どれに当たるんでしょうか。
「インストール・ベース利益モデル」でしょうか。
これからは変化していかないといけないのかもしれないですが。

原題は "The Art Of Profitability"。そうか、アートなんですね。

2009/12/09

23ものビジネスモデルについて書かれた本。

ビジネスの骨格にかかわる内容なだけに
今の自分だと消化不良なのは否めない。

でも、これから10年20年先を見越して
何度も読み返していこうと思う。

2010/02/08

人間覚えられるのは3つまでじゃないかと・・・。
23個は覚え切れません(笑)

ということで、「プロフィットゾーン・経営戦略」のほうで
体系的に学んでみます。