ザ・プロフィット の商品レビュー

エイドリアン・スライウォツキー(著者),中川治子(訳者)

2024/11/01

経営学の論理を物語風に展開されてい理解しやすい。ただ、いったん経営学の本をサラッと読んだうえでこの本を読んだ方が理解が深まるように感じる。

2023/08/09

20年ほど前の本ですが現在でも使えるスキルがたくさんあります。
ホンダ、トヨタ、富士山など日本版にアレンジされているようにも見えます

2022/10/14

とてつもなく惹き込まれた本だった。授業形式進んでいくため、一緒に学んでいく形で、どんどん読み進められた。今にも通ずるところもあるので、勉強になった。顧客に聞くというのは、カスタマーサクセスに通じるものがあると感じた。

2022/05/22

「非プロフィット・ゾーンへの転落」、「最初の一歩に集中するだけでいい。そうすれば道は開ける。」、「重要なことを問うときや答えを探すときは数字を用いるのが大事」、「ブロックバスター利益モデル」、「失敗を必要以上に自分の問題として受け止めなくても良い。さもないと、苛立ちや怒りに多くのエネルギーを使ってしまい、さらに失敗を重ねることになる。」、「アガシと魚」、「なぜ？を5回繰り返せ」

2022/07/20

【どんな本？】
本書では、「利益モデル」と呼んでいる「ビジネスの具体的なケースにきっちりと当てはまる企業が利益を生む23通りの方法」を物語形式で学ぶ。

この利益モデルは、方法が似通っていたり、生まれた時代が似ていたり、いくつかの類似性でグルーピングできるが、本書ではわざとごちゃ混ぜにして紹介している。そのため、ただ読むのではなく考えながら読まないと混乱してしまうので注意が必要。

また本書は初版が2002年なので全ての利益モデルが現在では古い。日本が得意としてきた利益モデルがいくつか新しいものとして紹介されている。

【まとめ】
考え方を学び、「現在ではどんな利益モデルが世界を席巻しているのだろうか？」と思考しながら読むと勉強になると思います。

2021/11/07

■ひとことで言うと？
収益性の追求＝ビジネスのあり方の探求と変革

■キーポイント
- 利益の発生源
- 利益は正確な情報の不足からもたらされる
- 顧客が得られる情報が変わる＝利益発生の仕組みが変わる
- 顧客を十分に理解することからはじまる
- さまざまな利益モデル
- 製品（Product）ベース：製品ピラミッド・マルチコンポーネント・ブロックバスター
- 価格（Price）ベース：時間・取引規模・価値連鎖
- 提供方法（Place）ベース：インストールベース・デファクトスタンダード・専門品
- 販促方法（Promotion）ベース：ブランド・新製品
- 利益は経済のエネルギー
- 利益モデルを考えることは、ビジネスのあり方を考えること

2021/03/31

理解できるビジネスモデルと全くピンと来ないビジネスモデルがあった。まだまだ勉強が足りないと思うので、また少ししてから本を手にとるようにしよう。

2020/10/15

ビジネス本1冊
経営側(経営戦略部)の視点から利益モデルを研究していく話
23のモデルを理解し、運用することで会社ごとに最適な方法を定義している。

参考書籍なども多数紹介されており、作中の指示に従い同時進行で読むことによってより理解度を深めることが可能。むしろ読まなくてはいけない。

1回目に関してはまだまだ理解が出来ていない部分が多く、今後その他書籍を読み重ね再度読みたいと思っている。

[重要だと思った点]
・主人公スティーブの成長から読み取れる、答えを与えられるのではなく、自ら考え思考することに意味がある。

・働き過ぎで倒れるのは愚の骨頂

・利益の生まれる部分は消費者の理解が及ばない部分の大部分

2020/03/07

プロフィットゾーン戦略より整理されているため読み易くは
なっているが、深く理解するには記述が浅い気がする。

2019/10/13

利益は売上を伸ばすか、もしくはコストを削った結果もたらすもの。
そういうイメージが一般的たが、本書は異なるアプローチで利益モデルに焦点を当てる。その利益モデルの数は23。
もし読者が利益を求められているような立場にいるのであれば、本書を手に取る前に自分のビジネスだったならばどうやれば利益が生み出せるか仮設を立ててから読むことを勧める。