夜と霧 新版 の商品レビュー
心理学の本。内容が難しかった。酷い収容所で自身を持つこと。今あることの苦しみに意味があること、先のことはわからないこと、楽観視しないで自己を持ち続けること…いつかまた読み返したい本
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本書は学生のときに読んだが衝撃だった。人の「在り方」は誰にも奪えない自由であること。「在り方」を貫くことはなんと尊いことか、そしてなんと難しいことか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【生きる力の強さ】 フランクルさん、生きる力最強でした。 ここ数カ月で読んだ本で、この本が何度引用されていたか、そして私はやっと読みました。 あ、ここだ、というのは後半にありましたが、 やっぱ一冊の本を読むことと、引用で知っているだけとは全然違うなーと。 生きる意味について論じられる際に多く参照されているかと思いますが、 生きる力に近い話だなーと思いました。 もう死にたいとか、絶望したとか、つまらないとか、人生諦めて生きるとか、 生きる力が弱いことなのかも、と。 そしてそれは生まれつきとかそういう話じゃなくて、 自分で力をつけること、 弱ってたら休み、 回復すること。 そんなふうには書いていないのだけれど、 私がふとそう思った、ということです。 強制収容所に入れられて、選別されていく状況で、すでに収容されていた人に助言されていたシーンが印象的だったのだと思う。 生き生きとしていないと、終わり。病気になったら殺される、というようなことが書かれていた。 フランクルさんは収容所でもいろんな人を救っていたのだろうと思う。 邦訳の原著は、1977年の改訂版とのことで、 初版は一切使っていなかった「ユダヤ人」という言葉が一つのシーンで使われていた、とあった。1973年には第四次中東戦争が勃発し、世界大戦後から30年を経て、「ユダヤ人」に対する世界の認識も大きく揺れていた時期だったのだろうと推測できることがあとがきで書かれていた。 そのままさらに引きづられ、今。 この残虐性を、過去の記録として読める日が来るのかな。
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不謹慎ではあるが正直な感想は精神って面白いなである お腹を下した時のトイレで俯瞰的に苦痛を観測するやつ良くやるわ なんとなく楽になる気がしてやっていたがやはりか 精神の不思議さと可能性を見せられた気がした 肉体としては限界を迎えていつ死んでもおかしくない状況だったと思うが、そ...
不謹慎ではあるが正直な感想は精神って面白いなである お腹を下した時のトイレで俯瞰的に苦痛を観測するやつ良くやるわ なんとなく楽になる気がしてやっていたがやはりか 精神の不思議さと可能性を見せられた気がした 肉体としては限界を迎えていつ死んでもおかしくない状況だったと思うが、それを精神で支えてなんとか生きながらえた感がすごい 逆にクリスマスにはなんとなく解放されるだろうと予想してそれが外れて亡くなってしまう話も興味深かった 気の持ち様で色々変わるというが本当にその通りだと思った
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生きる意味について考えたことがある方にオススメできます。 壮絶な体験を元に記載されたものであるにもかかわらず、内容に個人的な感情が少なく読みやすいので、気になっているけど読んでいない方は是非。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 ht...
生きる意味について考えたことがある方にオススメできます。 壮絶な体験を元に記載されたものであるにもかかわらず、内容に個人的な感情が少なく読みやすいので、気になっているけど読んでいない方は是非。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
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自分が今まで言語化出来なかった思い、全てがはっきりした気がした。 そう、それを言いたかったんだ。 それを誰かと共有したかったんだ。 きっとまた読む。
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生きるためには未来に目的を持たなければならない。 地獄を生き延びた人が語るもの 客観的なデータや資料を見ただけでは伝わらない生々しさがある。
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原書の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。 著者が手を加え、原書の改訂版を出したのが1977年、でこの作品は2002年に改訂版を翻訳したもの。 旧版は未読。 強制収容所を体験した心理学者がいたことに衝撃を受ける。 そしてその体験時に心理学的な試みを行っていたことに驚かさ...
原書の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。 著者が手を加え、原書の改訂版を出したのが1977年、でこの作品は2002年に改訂版を翻訳したもの。 旧版は未読。 強制収容所を体験した心理学者がいたことに衝撃を受ける。 そしてその体験時に心理学的な試みを行っていたことに驚かされた。 淡々と伝えられる事実、そして人間の精神が病んでいく様子… 想像を超えることが過去に起こっていたということを突き付けられた。 かなりホロコーストについては学びを深めていたつもりだったけれど、まだまだだと思わされた。 人間とは何か… 今も世界のあちこちで追い詰められている人がいる。 世界中が平和になる日は来るんだろうか…とふと思った。
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第二次世界大戦下ドイツの強制収容所に入れられた精神科医のお話。あんまり強制収容所のエピソードは知らなかったが、強烈。精神科医として自分自身の心境の変化を確実に記録しているのはさすが。解放直後のエピソードが1番興味深い。
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なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える 人間とは何かを常に決定する存在であり、どんな環境下であっても善と悪、どちらを選ぶかは個人の選択である
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