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夜と霧 新版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2002/11/07 |
| JAN | 9784622039709 |

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商品レビュー
4.4
1508件のお客様レビュー
被収容者という当事者でありながら、囚人の視点ではなく研究者の視点で記されている。 悲惨な歴史を感情のままに描いたものとは異なり、人間の本質についての知的で冷静な記録。 だからこそ心に響く。
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息子へ) この本を君に紹介すべきか悩んだ。 お父さんがこれまで読んだ本の中で最も衝撃的で、生きるということを考えずにはいられなかったから。 でも、紹介したいと思う。 この本からしか学べないことだし、経験して学ぶ内容ではないからだ。誰も2度と経験してほしくないと祈る内容だから。 本...
息子へ) この本を君に紹介すべきか悩んだ。 お父さんがこれまで読んだ本の中で最も衝撃的で、生きるということを考えずにはいられなかったから。 でも、紹介したいと思う。 この本からしか学べないことだし、経験して学ぶ内容ではないからだ。誰も2度と経験してほしくないと祈る内容だから。 本書の原本のタイトルは「心理学者、強制収容所を体験する」だ。第2次世界大戦中、ナチスドイツがユダヤ人を迫害した。強制収容所で強制労働を強いて、人を人して扱わなかった。そこを生き延びた心理学者が、学者の立場で、人間心理を分析するというのが本書の内容だ。 人としての尊厳を完全に奪われた状態。 究極の状態で、人は何を思うか? そこから人の精神・魂の本質を学び、解説してくれている。 人とは?生きるとは?死とは? 究極の「死生感」を本書から知ることができる。 (本書以外からは知ることができない、、、、) 本書で紹介されている「ことば」。 「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える」 「生きるの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っているこを知るべきだ」 生きることからの問いを意識せずに過ごしていることは、とても幸せなことに感じた。もちろん四六時中、生きるの問いに答えようとする必要はないかもしれない。ただ、たまにはしっかりと考えておくときも必要だ。 本書を読んだときぐらいは考えてもいいと思う。 「生きる」からの問いに対して、少しずつでも、正しい回答をしていきたいと、お父さんは思った。 これからも、きみと一緒に考えていきたいと思う。 (お父さんの本の買い方) BOOK・OFF:800円 (読め、もしくは、読むな) 必ず読め! ただし覚悟をもって。 (君が・・・歳のころに) 君が25歳になって気持ちが平穏なときに読んで欲しい
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様々なメディアで必読書として取り上げられていながら、なぜ今まで読まなかったかと言えば、読むのがしんどそうだからに尽きる。しかし、実際に読んでみると印象がかなり違った。もちろん、悲惨な収容所生活の実態を書いてはいるけど、ガス室送りになった人々や次々死んでいく周りの囚人たちに過剰なフ...
様々なメディアで必読書として取り上げられていながら、なぜ今まで読まなかったかと言えば、読むのがしんどそうだからに尽きる。しかし、実際に読んでみると印象がかなり違った。もちろん、悲惨な収容所生活の実態を書いてはいるけど、ガス室送りになった人々や次々死んでいく周りの囚人たちに過剰なフォーカスをするわけでもなく、生き残った側の視点から人間の極限状態を淡々と書いているので、目を覆いたくなるような場面はほとんどなかった。意図的だと思うが、近年の戦争映画でリアルな戦場描写を散々見ているせいもあって、何となくNHKのドキュメンタリーを見ているような感覚に近い印象。途中、作者が妻の幻影を心に思い描くことで救われる場面は感動的ではあるが、肝心の妻が生きているか死んでいるかは重要ではないと言い切ってるところは正直だなと思った。ただ、最終的に妻はどうなったかは書いてほしかった。新版だからか全体的に平易な文章で重苦しい描写も少なく、すぐに読み終えることができたものの、そこまで後に引きずるものがなかったというのが率直な感想。人間は死の直前まで自分が死ぬとは思っていないという言葉が頭に浮かんだ。
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