十二番目の天使 の商品レビュー
もう、泣けて泣けて。 心が洗われました… 私も、絶対、絶対、絶対、あきらめないっ!! そして、毎日、毎日、あらゆる面で、どんどん良くなっているんだ。
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- ネタバレ
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「望遠鏡よりも涙のほうが、遠くのものをずっと鮮明に見せてくれる……そう書いたのはバイロン卿だっただろうか。」 「三十分……あっと言う間の時間? 時間……この世界で最も貴重な必需品であり、その価値は日を追うごとに増し続けている。フランクリンはそれを「人生の成分」と呼んだ。そして今、私の旧友は、ほんの三十分を私にくれと言う。彼にはもちろん知る由もなかったが、彼が壁を叩くのが三十分遅れていれば、私はもうここにはいなかった。」 「かくしてティモシー・ノーブルが、私の最後の……十二番目……の天使になった。」 「彼に声を掛けるチームメイトは一人もいなかった。近くに座ろうとするものさえいなかった。いくつかの冷たい視線だけが、ときおり彼に向けられていた。子供というものは、ときとして、とてつもなく残酷になれる生き物のようだ。」 「ジョン、あいつのハートは、どれほどでかいんだろうな。あんなちっちゃな体に、神もよくあんなものを入れられたもんだよ。」 中学の時に誰かが読んでたのを思い出して、読んでみた。 めんどくさいことはかかれてなかったかったから、ハラハラドキドキはしなかった。 読んでるうちにだいたいのながれはつかめた。 こんな本で泣くもんかと思ったけど、不覚にも最後のほうはうるっときてしまった。 十二番目の天使ね…なるほどね、 海外の作品ならではの、翻訳ならではの良さがあった。
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なぜか無償に涙を流したくなって、探して買った本です。 病気をもっていて、自分の寿命が分かっている人ってどうしてこうも強いんだろう。 最後まで、最後まで。 前向きになれる本。
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事故で妻子を亡くした主人公。 若くして会社を設立して何もかもうまくいっていた矢先の不幸。 しかし、リトルチームの監督をすることになり、 野球を通して子供たちと接し、一人の少年と出会い、生きがいを感じていく話。 感動した。
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もう10年ほども前の出来事ですが、 ある日、PTAの用事で小学校に行ったときのこと。 職員室の教頭先生の机の上に、一枚の紙がありました。 小さな可愛らしい野球少年のイラストの横に、 書いてあったその言葉に、 私は、ハッとして立ち止まったのです。 「毎日、毎日、あらゆる面で、僕...
もう10年ほども前の出来事ですが、 ある日、PTAの用事で小学校に行ったときのこと。 職員室の教頭先生の机の上に、一枚の紙がありました。 小さな可愛らしい野球少年のイラストの横に、 書いてあったその言葉に、 私は、ハッとして立ち止まったのです。 「毎日、毎日、あらゆる面で、僕らはどんどん良くなっている!」 オグ・マンディーノ著『12番目の天使』からの引用だと すぐにわかりました。 当時の私のお気に入りの一冊だったからです。 先ほどの言葉は、もともと フランスの心理療法学者、エミール・クーエが提唱した 自己暗示のためのフレーズだそうです。 教頭先生は、ちょっと違う視点から捉え、 「この言葉を目にするたびに、あらゆる面で “彼ら(子どもたち)が”良くなっていることが確信できる」 とおっしゃっていました。 優しさの中に厳しさを兼ね備えた、とても素敵な先生で、 子どもたちも先生を信頼していました。 数年後、教頭先生は転勤して校長先生になられ、 私は、この本のこともこの言葉のこともすっかり忘れていました。 先日、本棚の整理をしていて久しぶりに手にした時、 思い出したのです。 「そうだ。こんな心強い言葉が私の味方だったんだ」と。 自分自身を励ます言葉が欲しい方、 わが子の成長を見守るお父さん、お母さんにもオススメです。 私も今度は忘れずに、いつも頭の片隅に置いておこうと思います。 「毎日、毎日、あらゆる面で、僕らはどんどん良くなっている!」 発行当時、泣かせる本、感動する本として話題になった作品ですが、 私にとっては、希望と勇気をもらえる一冊です。
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ド直球のハートウォーミング・ストーリーだが、それが決して押し付けがましいものではなく、(おそらく)作者の実体験も交えながら、とことんリアリティになぞらえて語られるため、自然にその感動を受容することが出来た。 特に、少年野球の描写の丁寧さには好感が持てる。野球の所作、子供たちの行動...
ド直球のハートウォーミング・ストーリーだが、それが決して押し付けがましいものではなく、(おそらく)作者の実体験も交えながら、とことんリアリティになぞらえて語られるため、自然にその感動を受容することが出来た。 特に、少年野球の描写の丁寧さには好感が持てる。野球の所作、子供たちの行動、心・身体の動きの様が高い純度で表現されていて、野球を多少なりとも嗜んできた者にとっては感慨深い。おそらく、作者も野球が好きなんだろう。 『毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなってる!』 『絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!』 「病は気から」なんて言葉がある通り、人間は本当に脆い。 前向きな思考が良い結果を生む。これはその通りだと思う。・・逆も然り。 心に休息を与えるという意味では、本書は最適な一冊なのかもしれない。
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毎日、毎日、あらゆる面で、私はどんどん良くなっている!(p121) 絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!(p123)
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*妻子を亡くした主人公は、監督を頼まれたリトルチームで息子とそっくりの少年を見つける。ティモシーという名の少年は、チームの荷物になるくらい野球が下手だったが……* 終始考えさせられたのは、生きることと死ぬこと。重いけど大切なことです。 最後は一緒でも、過程が違えば幾許かの救いがあ...
*妻子を亡くした主人公は、監督を頼まれたリトルチームで息子とそっくりの少年を見つける。ティモシーという名の少年は、チームの荷物になるくらい野球が下手だったが……* 終始考えさせられたのは、生きることと死ぬこと。重いけど大切なことです。 最後は一緒でも、過程が違えば幾許かの救いがありますよね。あってほしいと思います。
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オグマンティーノ氏の二冊目。 ビジネス書だと思ったら,リトルリーグを通じた啓蒙書。 思っていた以上に楽しめたな。あいかわらずストーリーはベタだが,ラストにちょっとだけ感動したので,☆3。 ルーキーズなんか映画にするよりもこっちの方が面白いのに。。。
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小学生の頃に読んだ一冊。当時、野球チーム(と呼べるかわからない)に入っていたのでこの本の中のナインに、半分なりきってた気がする。笑 ティモシーの何事も諦めない精神にグアッとやられました。 監督の気持ちも考えたらダバダバ号泣。 昔のわたしはこんな子供じゃなかったな。
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