十二番目の天使 の商品レビュー
オグ マンディーノさんの作品です。 中学生の時初めてこの本を読みました。私はこの本で読書感想文も書いたのを記憶しています。面白かったですよ。 ラストは感動ものです。 中学生くらいの子供たちのみならず、大人の方にもおすすめできる名作だと思います。 今になって読みなおしてみ...
オグ マンディーノさんの作品です。 中学生の時初めてこの本を読みました。私はこの本で読書感想文も書いたのを記憶しています。面白かったですよ。 ラストは感動ものです。 中学生くらいの子供たちのみならず、大人の方にもおすすめできる名作だと思います。 今になって読みなおしてみたらこれ、ノンフィクションだったんですね。 驚きました。 野球を知っている方ならなお面白く読み進められるのではないでしょうか。 原作も英語が読める方は読んでみたらいいと思います。 割と読みやすい文体、作風なのでサクサク読み進められると思いますよ。
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ようやく読み終えた。15章、263ページの本に何度、読むのを中止して泣いたろうか。これ程泣かされた本は人生で初だ。自分が今置かれている状況がそうさせているのかとも思ったが、訳者あとがきを読んで、必ずしもそうではないことがわかる。私は浅田次郎にも泣かされた口だが、彼の場合読者を泣か...
ようやく読み終えた。15章、263ページの本に何度、読むのを中止して泣いたろうか。これ程泣かされた本は人生で初だ。自分が今置かれている状況がそうさせているのかとも思ったが、訳者あとがきを読んで、必ずしもそうではないことがわかる。私は浅田次郎にも泣かされた口だが、彼の場合読者を泣かせる勘所、ツボを知り尽くしていていわば禁じ手を巧みに使用して泣かせる。しかしこの本は物語自体の自然な流れの中で、一つ一つのエピソードが涙を誘う。カーテンで仕切られた病室で、何度嗚咽が漏れないように涙を拭っただろう。「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなっている!」「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対にあきらめない」自分の死期を知っている11歳の子の生き方はこれからの指標として肝に銘じたい。
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≪内容覚書≫ いわゆる「成功」を手にして故郷に戻ってきたジョン。 しかし、妻と子を事故で一度に失ってしまう。 自殺を決意したジョンの前に現れた親友に導かれるまま、 彼は、野球チームの監督となる。 「あきらめるな!あきらめるな!絶対、あきらめるな!」 打てない、守れない、走れない。 チームへ貢献できない12番目の天使との出逢いが、彼を救っていく。 ≪感想≫ チームメイトがいい奴らばっかりですごいと思った。 最初はいじめられる→和解→感動のパターンかと想像していたが、 チームメイトに限らず嫌な人が一人もいなかった。 みんないい人! まぁ確かに、実際、本や漫画の中のような嫌な人って、 そうそうお目にかからない気もするが、 ここまでいざこざが起きないのも珍しいなとある意味感動。 しかし、泣ける系、感動系は、こういう感じが多いなー。 果たして、実際に、病気の人がいて、 その病気のことに何も教えてくれず、 ひとり抱えて死んでいこうとしているのを知った時、 私、感動できるだろうか。 どう想像しても、私、怒るだろうなぁ。 心が狭いね、修業修業! 逆に自分が病気だったら? これは、笑って告げたいな。 あっはっは!病気で寿命が決まっちゃったよ! くよくよ悩まず、じぶんが信じた道を生きることが、 感動につながるかな、と、そんなことを思った作品。
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時間.....この世界で最も貴重な必需品であり、その価値は日を追うごとに増し続ける。 毎日、毎日、あらゆる面で、自分はどんどん良くなっている! 2011.09.29 完読
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発売された当初、タイトルに魅かれてずっと気になっていた。で、高校3年のとき、学校の図書館で見つけて借りた。久々にちゃんと読んだ小説だった。主に通学の電車内で読んでたんだけど、とても心ひかれて、車内なのに泣いたのを覚えてる。この本を読んでから、私は能動的に読書するようになった。思い...
発売された当初、タイトルに魅かれてずっと気になっていた。で、高校3年のとき、学校の図書館で見つけて借りた。久々にちゃんと読んだ小説だった。主に通学の電車内で読んでたんだけど、とても心ひかれて、車内なのに泣いたのを覚えてる。この本を読んでから、私は能動的に読書するようになった。思い出の一冊です。今度、文庫本買って、もう一度読んでみたいな。
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絶望の淵から這い上がる主人公と待ち受ける絶望に正面から向き合った少年の話。ハッピーエンドや勧善懲悪ではない、ちょっと特殊なアメリカンな雰囲気を漂わせつつ。途中まで読んで「あ、これ結末見えた」と思ったが見事に外れ。読みやすい自己啓発書といったところでしょうか。弱音を吐く前に一発やっ...
絶望の淵から這い上がる主人公と待ち受ける絶望に正面から向き合った少年の話。ハッピーエンドや勧善懲悪ではない、ちょっと特殊なアメリカンな雰囲気を漂わせつつ。途中まで読んで「あ、これ結末見えた」と思ったが見事に外れ。読みやすい自己啓発書といったところでしょうか。弱音を吐く前に一発やったらねば!と気合が入る。電車の中で読んで、寸止めで涙をファインセーブした一冊。
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訳文が合わなかった。なんか堅いというか、違和感。 ストーリーは素直できれいですてきでした。「絶対絶対絶対あきらめない」「毎日、毎日、あらゆる面で、わたしはどんどん良くなっている」
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「絶対、絶対、絶対あきらめるな」「毎日、毎日、あらゆる面で僕はどんどん良くなっている」・・・何回も出てくる言葉。ラストでは、この言葉が本当に深い意味を持って、心に飛び込んできた。子供にもぜひ読ませたい本。涙しながら読みました。
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図書館で借りました。 現代。アメリカ。野球(リトルリーグ)。 絶対諦めなかった、男の子のお話。 大人のための童話。 9歳~12歳の少年少女しか参加できないリトルリーグ。 妻子を失って絶望の中にいる男。死のうとしているその男が、その監督を任される。チーム名はエンジェルズ。 チームには一人、おちごほれの選手がいた。名前はティモシー。小さな体と、それに見合わないねばり強さを持ったその少年は、男に再び生きる気力を与えてくれる。 だが、ティモシーは病魔に冒されていた。そして、ティモシー自身は死ぬことを知っていた。それでもなお、みんなを応援し続け、努力し、ついに最後の試合でヒットを打つ。 母親は彼の墓標にこう刻む。 「僕は、絶対、絶対、絶対、絶対、諦めなかった」 そして男は、ティモシーの墓の前で言う。 「俺が息を一つするたびに、おまえへの借りが増えていく」と。 涙なくしては読めない物語、らしいですが、無夜はへいきでした。 一時期有名になったから、読んだ人もいるでしょう。 野球が好きじゃないと辛いかも。 映像化にも耐えうる作品だろうな。
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