ビジョナリーカンパニー(2) の商品レビュー
・第五水準 ・まずバスに乗せるべき人を乗せる ・針鼠の概念 ・弾み車 など重要なキーワードが盛りだくさん。弾み車はパワフルな概念。ただ特別に意識できるものではないらしいので難しい。コロナ危機も日本産業界の弾み車にならないものか。
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学生時代にこの本読んだことがあるんですが、 その時は自分の心が準備できていなくて、 今一つピンとこなかったのです。。 今回、社内研修の指定読書だったので、 もう一度チャレンジすることになりました。 前回読んだ時は、「誰バス」の話しか記憶に残っていません。。 (そういう人、結構多...
学生時代にこの本読んだことがあるんですが、 その時は自分の心が準備できていなくて、 今一つピンとこなかったのです。。 今回、社内研修の指定読書だったので、 もう一度チャレンジすることになりました。 前回読んだ時は、「誰バス」の話しか記憶に残っていません。。 (そういう人、結構多いのではないかと思います、笑。) この本が偉大な本であることは疑いようがないのですが、 改めて再読してみて、以前の自分よりは より心にしみてきたのではないかと思います。 キーワードで言うと、 ・第五水準のリーダーシップ ・だれをバスに乗せるか ・厳しい現実を直視 ・針鼠の概念 ・システムを管理 ・新技術にふりまわされない ・弾み車 この辺りが(乱暴に言うと)ビジョナリー・カンパニー(偉大な会社)への道ではあるのですが、 中々上手にキーワードにしたなぁ…と感心する一方、 本を読まないと何のことを言っているのか意味不明だと思います。 一方、結構キーワードが抽象的過ぎて、 例えば「針鼠の概念」って言いたいことはよく分かるけど、 実際に「世界一になれる領域」を探すのは並大抵のことではない…。 「誰バス」も日本企業では(或いは自分のチームでは)、実践することは相当なハードルがある。 だからこそ、ビジョナリー・カンパニーになれる企業は限られているのだろうけど。。 という訳で?、ビジネスマンなら、一度は読むべき本かもしれません。 読んだところで、実践できるわけではないけれど、 それでも読んだ方が良い一冊なんだと思います。
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バスに乗る人を決めて目的地を選ぶ、という考え方は言われてみれば成る程、という考え方だが、意識していないと目的地を先に決めてしまいがちなので何度も立ち返る必要があると感じた。 非常に本質を捉えており、深い洞察を得られる。
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■学んだこと 良好→偉大になるために必要な要素 ・第5水準のリーダーシップは、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという一見矛盾した性格の組み合わせから構成される。総じて強い野心を持っているが、その野心は組織に向けられていることが多い。自分の偉大さを示すことには興味がな...
■学んだこと 良好→偉大になるために必要な要素 ・第5水準のリーダーシップは、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという一見矛盾した性格の組み合わせから構成される。総じて強い野心を持っているが、その野心は組織に向けられていることが多い。自分の偉大さを示すことには興味がない。厳格と冷酷の違いも理解することができる。 ・偉大な企業はまずはじめに適切な人をバスに乗せて、不適切な人をバスから降ろして、その後にどこに向かうかを決めている。誰を乗せるから選ぶことで、行く先の変更が容易になることや、動機付けの問題や管理の問題が必要なくなる。どの企業も、成長を担う適切な人材を集められるよりも速いペースで売上高を伸ばして、偉大な企業になることはできないのである。 ・狐はたくさんのことを知っているが、針鼠はたった一つの肝心要のことを知っている。偉大な企業は針鼠のように、基本概念に関係しない点は注目しないのである。針鼠の概念とは、「情熱を持って取り組めるもの」「経済的原動力になるもの」「自社が世界一になれる部分」の3つの円が重なる点だけに集中すること。キャッシュフローと利益は、身体における血と水であって必要不可欠なものではあるが、生きる目的ではないのである。また、どのような基本的価値を目指すか自体は問題ではなく、長期に渡って基本的価値観を維持することが大切である。偉大な企業を目指す理由はないが、すきなものに触れていると自然と偉大を追い求めることになる。
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第五水準の経営者には個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格がある。 誰をバスに乗せるか? 厳しい現実を直視する ハリネズミ 弾み車効果 など学んだ点が多かった。エクセレントカンパニーになるために、仕事でやらないことを決める時の良書。
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2020.28 改めて弾み車の法則の部分を中心に。 ・コツコツとやるべきことをやることで急激に変わる。 ・実績によって説得する。 ・外圧、内圧をうまく使いこなす。
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前書『ビジョナリーカンパニー』の続編として出版されているが、内容としてはこちらが前編と言える。前書が扱ったのは偉大な実績をあげている企業を、偉大さが永続する卓越した企業にする方法であるが、本書では良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる方法を扱っている。 本書は企業の変...
前書『ビジョナリーカンパニー』の続編として出版されているが、内容としてはこちらが前編と言える。前書が扱ったのは偉大な実績をあげている企業を、偉大さが永続する卓越した企業にする方法であるが、本書では良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる方法を扱っている。 本書は企業の変化の過程を3つの大きな段階に分けて考えている。そして、各段階それぞれに2つの主要な概念を含んでいる。 ①規律ある人材 ②規律ある考え ③規律ある行動 この3段階を継続した行動で推し進めることで偉大な企業へと進化する。 その中でも第5章が最も印象的であり、②に関連する針鼠の概念は個人の考え方としても応用ができる。 針鼠の概念とは、ある3つの円が重なる部分に関する理解から導きだされる、企業の資質である。 ・自社が世界一になれる部分はどこか ・経済的原動力になるものはなにか ・情熱をもって取り組めるのはなにか この3つの円を深く理解することで針鼠の概念を確立できる。 針鼠の概念は企業だけでなく個人としても同様だ。 自分が働くうえで、持って生まれた能力にぴったりか、それで十分に稼げるのか、情熱をもって取り組めるのか(これが1番難しいか)、これらを考えることが自分の生き甲斐、天職を見つける大きなポイントになるのではないかと思う。
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【どんなに偉大な企業でも、始まりは努力から】 ということを実感した。 「成功は1日にしてならず」を、 偉大な企業のデータや考え方を分析し、解説している本。 個人的に、 「成功している企業=カリスマ的な社長」 という印象があり、いい意味でその印象が覆された。 並々ならぬ努力...
【どんなに偉大な企業でも、始まりは努力から】 ということを実感した。 「成功は1日にしてならず」を、 偉大な企業のデータや考え方を分析し、解説している本。 個人的に、 「成功している企業=カリスマ的な社長」 という印象があり、いい意味でその印象が覆された。 並々ならぬ努力をしている人達だと思うが、 摩訶不思議な方法で、魔法みたいな天才的な考え方を持つ、別世界の人だと決めつけていた。 しかし、偉大な企業を築いた人達も、 5年10年掛けて成功を積み上げているのかと知り、 改めて「努力の大切さ」を知る本だった。
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ものすごく参考になる。自身の会社、経営陣がビジョナリーカンパニーの考えを持っているのかどうか、照らし合わせると、納得いかなかったことも納得できる。 針鼠の概念、世界一になれる分野、情熱を持って仕事ができる、十分なお金をもらえる、これら3つが重なる部分で勝負する。個人でも一緒。 ...
ものすごく参考になる。自身の会社、経営陣がビジョナリーカンパニーの考えを持っているのかどうか、照らし合わせると、納得いかなかったことも納得できる。 針鼠の概念、世界一になれる分野、情熱を持って仕事ができる、十分なお金をもらえる、これら3つが重なる部分で勝負する。個人でも一緒。 成功したら窓を見て、失敗したら鏡を見る 「最後に最高の走りを」良い言葉
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針鼠と弾みの法則はマスト。 自分の世界一を取れる分野を見つける 最初は、回すのに力がいるが、それが1回転2回転、10回転20回転となってくると楽にすごいスピードで回り出す。 一夜にしての成功はない。どのGreat企業も、日の目を浴びるまで長い時間をかけ、企業を作り上げてきている。...
針鼠と弾みの法則はマスト。 自分の世界一を取れる分野を見つける 最初は、回すのに力がいるが、それが1回転2回転、10回転20回転となってくると楽にすごいスピードで回り出す。 一夜にしての成功はない。どのGreat企業も、日の目を浴びるまで長い時間をかけ、企業を作り上げてきている。 優秀な人の配置以上に企業を大きくすることはできない。 「Great企業の経営者は仕事以外に自由は無いのか?」という最も気になる質問に答えてくれていた。 答えは、「ある」。 なぜなら優秀なメンバーと素晴らしい仕組みが、働く時間を短くしてくれる。とここには書いてあった。 もう一つ、「それなりの企業を作るのか、No.1の企業を作るのか、どちらが難しいのか?」 この答えは、No.1企業を作る方が簡単、なぜか?、自分達の勝てる業界を選び、弾みの法則に乗れば、一気に登れるから。 これは、将来何回も読み返さなくてはならない本
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