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ビジョナリーカンパニー(2) の商品レビュー

4.3

295件のお客様レビュー

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2021/08/29

内容がいずれも実際に結果を上げている会社の分析から成り立っており説得力がある。また、独自の内容が多く、筆者自身もそう考えていなかったことが、結果として導かれる点は面白かった。第5水準のリーダーの特徴、最適な人をバスに乗せると言った点は特に印象的。

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2021/08/21

15年前に上司から面白いと譲り受けて読んだが、内容はすっかり忘れていた。そもそも自分の視座が企業のGOOD TO GREATを想像できなかったので、頭に残らなかったのだろう。 今回読んでみて、第五水準のリーダーたる事の重要性が腹落ちする。また、具体事例に自社を照らしていちいち色ん...

15年前に上司から面白いと譲り受けて読んだが、内容はすっかり忘れていた。そもそも自分の視座が企業のGOOD TO GREATを想像できなかったので、頭に残らなかったのだろう。 今回読んでみて、第五水準のリーダーたる事の重要性が腹落ちする。また、具体事例に自社を照らしていちいち色んな事を考えながら読了した。 あとがきの野中郁次郎氏の分析で「規律の文化とは型である」「型には不断のフィードバックを通じて革新し続ける修・破・離という自己超越プロセスが組み込まれている」という箇所が、本書をどのように活用すべきかを凝縮していると受け止めた。

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2021/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカの良好な企業から偉大な企業に飛躍したのは、なぜか、その理由を探る書籍。偉大な企業となるためのセオリーがあるものなら、知りたい。偉大になるために、やってはいけないことがあるのなら、知っておきたい。経営者なら、誰もがそう考えると思う。私も、そんなことを期待して、本を読み進めました。 以下は興味深かった。初めから、最後まで終始、以下の言葉に尽きると思った。 ・偉大な企業への飛躍を指導したリーダーは、まずはじめに新しいビジョンと戦略を設定したのだろうと予想していたがそうではなかった。 最初に最適な人をバスに乗せて、不適切な人をバスから降ろし、適切な人がそれぞれに相応しい席に座ってから、どこに向かうべきかを決めている。「人材こそが最も重要な資産だ」という格言は間違っていた。最適な人材こそが、最も重要な資産なのだ。

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2021/05/10

ドラッカーの本と同様に読みやすく感動する本である。企業のことを書いているが、人生の指針にしやすい。 しかし、紹介されている企業は、倒産している企業や、サププライムショック時に、倒れかけた企業もある。 カーネマンが、批判しているように、成功の因果関係に、多分にバイアスがかかっている...

ドラッカーの本と同様に読みやすく感動する本である。企業のことを書いているが、人生の指針にしやすい。 しかし、紹介されている企業は、倒産している企業や、サププライムショック時に、倒れかけた企業もある。 カーネマンが、批判しているように、成功の因果関係に、多分にバイアスがかかっているのであろう。 だが、確かに勇気づけられたし、こういうふうに生きたいな、と多くの人が思ったのではないだろうか。私はそうだった。だからこの本が好きである。

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2021/04/25

永続的に飛躍し続ける企業とそうでない企業の差がどこにあるのか?について、膨大な研究成果をシンプルにまとめていて、とても分かりやすく読みやすい本でした。 ・適切な人材を集め ・領域を絞り込み ・共通の方向性を定め ・焦らず愚直に行動する 当たり前のことのようですが、豊富な事例に基づ...

永続的に飛躍し続ける企業とそうでない企業の差がどこにあるのか?について、膨大な研究成果をシンプルにまとめていて、とても分かりやすく読みやすい本でした。 ・適切な人材を集め ・領域を絞り込み ・共通の方向性を定め ・焦らず愚直に行動する 当たり前のことのようですが、豊富な事例に基づき根拠を示しているため説得力がありました。 全てアメリカの伝統企業が対象となっているため、少々イメージが湧かないところが少し残念でした。 日本版も欲しいです。

Posted byブクログ

2021/02/28

シンプルで読みやすい。 章ごと一つだけテーマを扱っていてその具体例を上げているので分かりやすい構成。 本書は偉大な会社に共通する性質から、成功の法則を導くことを目指している。 会社を題材にしているが、個人の生き方に当てはめることが出来るため、経営者で無くとも読む価値のある一冊だ...

シンプルで読みやすい。 章ごと一つだけテーマを扱っていてその具体例を上げているので分かりやすい構成。 本書は偉大な会社に共通する性質から、成功の法則を導くことを目指している。 会社を題材にしているが、個人の生き方に当てはめることが出来るため、経営者で無くとも読む価値のある一冊だと思った。 自分のことで言えば、明確でシンプルなビジョンがないまま、流行や勧められたことに手を出すから、自分の行動には持続性が無いんだなぁと実感した。 言葉にすると恥ずかしいが実際そうだったので仕方ない。 流行や勧められたものでも、ビジョンに合っているかどうかなど考えていなかった。 自分の人生で何を達成するのか、それをどう導き出すのか、考え方もわかりやすく紹介されている。

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2021/01/31

石田さんからお借りしました。 Good to Great -凡庸な企業が(途中から)偉大な企業にどうやって飛躍したのか?、第五人格

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2021/01/24

「ビジョナリーカンパニー2」では,良い企業が偉大な企業になるための必要条件を論じられている。「第五水準のリーダーシップ」「人を選び,その後に目標を決める」など,「何をやるか」ではなく「どんな人がやるか」がポイントであるという指摘に,少し驚いた。 「利益とキャッシュフローは健全な身...

「ビジョナリーカンパニー2」では,良い企業が偉大な企業になるための必要条件を論じられている。「第五水準のリーダーシップ」「人を選び,その後に目標を決める」など,「何をやるか」ではなく「どんな人がやるか」がポイントであるという指摘に,少し驚いた。 「利益とキャッシュフローは健全な身体にとっての血と水のようなものである。生きていくには必要不可欠なものだが,生きていく目的ではない。」という表現は,私も以前に似たような表現を見たことがあり,そのことが説得力をもって論じられていたのが良かった。 「ライバル企業が…」「市場が…」と考え始めるのではなく,まず企業を構成する「人」が適切か? が重要である。そこがイマイチのまま,偉大な企業にはなれないのである。

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2021/01/03

【要点】 本書は、世界の偉大な11社を徹底分析し、 良い(Good)企業 から 偉大な(Great)企業 へ飛躍するための7つの法則(①~⑦)につい て説明されている。 ①第五水準のリーダーシップ(★が第五水準)  ・有能な個人   (スキルが高い人)  ・組織に寄与する個人 ...

【要点】 本書は、世界の偉大な11社を徹底分析し、 良い(Good)企業 から 偉大な(Great)企業 へ飛躍するための7つの法則(①~⑦)につい て説明されている。 ①第五水準のリーダーシップ(★が第五水準)  ・有能な個人   (スキルが高い人)  ・組織に寄与する個人   (他の人と協力できる人)  ・有能な管理者   (ヒト・モノ・カネを組織化して    効率的・効果的に成果を出す人)  ・有能な経営者   (ビジョンへの支持し、組織を刺    激し動かす人)  ★偉大な経営者   (謙虚さ・意思の強さの2面性を    持ち合わせている人) ②適切な人を選抜→行先(目標)を決める  ×行先(目標)を決める→適切な人を選抜 ③ストックデールの逆説  (困難にぶつかったとしても必ずやり遂げ   ること) ④ハリネズミの概念  次の3つの円の中の重なりあった部分を  攻める。  ・世界一になれる部分  ・経済的原動力  ・情熱をもって取り組めるもの ⑤規律の文化  規律ある人材に恵まれていれば、過剰な  管理は不要。 ⑥新技術に振り回されないこと  技術の流行に乗らなず、慎重に選んだ技  術の利用で先駆者になる。 ⑦弾み車と悪循環(転換はゆっくりと進む)  →1.針鼠の概念に基づき前進する  →2.成果があらわれる  →3.成果を見て人が集まる(1.に戻る)  の循環で偉大な企業はゆっくりと走り  出す。 【感想】 経営者だけでなく、ビジネスパーソンにお いても、より偉大(Great)になるための 内容が網羅されている。 必要となるビジネススキルが記されており 且つ、特に上記7つの法則の①~④は、 一個人でも意識し実践できるものであり、 全てのビジネスパーソンに一読してほしい 内容となっている。

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2020/12/26

ビジョナリー・カンパニーをよんだ後にずっと読もうと思っていた著書を2020年内によめて本当に良かった。稲盛和夫さんや日本を代表する経営者の自伝や考え方を知ることが好きだが、ビジョナリー・カンパニー2を読むことで、エビデンスをもらえたような実感。Greatな企業ほど、原理原則で動い...

ビジョナリー・カンパニーをよんだ後にずっと読もうと思っていた著書を2020年内によめて本当に良かった。稲盛和夫さんや日本を代表する経営者の自伝や考え方を知ることが好きだが、ビジョナリー・カンパニー2を読むことで、エビデンスをもらえたような実感。Greatな企業ほど、原理原則で動いていると再認識

Posted byブクログ