ビジョナリーカンパニー(2) の商品レビュー
あまり強く心に響かなかったけれど、評判の高さを考えると私の理解が未熟なのだろう。急いで読んだのも良くなかったのかもしれない。 また、落ち着いた気持ちで読み直してみよう。
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ビジョナリー・カンパニーを読んだ後、続編というイメージで読みましたが、大きく違う切り口から書かれており、個人的には、こちら2の方が感動しました。特に、第四水準の有能な経営者を超える第五水準の経営者は、ややもすると、企業によっては経営者に適していないと判断される可能性がある資質であ...
ビジョナリー・カンパニーを読んだ後、続編というイメージで読みましたが、大きく違う切り口から書かれており、個人的には、こちら2の方が感動しました。特に、第四水準の有能な経営者を超える第五水準の経営者は、ややもすると、企業によっては経営者に適していないと判断される可能性がある資質であったことです。私自身、好きなタイプの資質であり、企業の経営者ではないにしても、組織マネージメント等でその規模の大小にかかわらず、参考になることが多く含まれている。
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普通の企業が偉大な企業へと変貌を遂げるとき、その転換点で どのようなことが為されていたのか、共通してみられる特徴を、 著者らのプロジェクトグループが膨大なデータを基に導き出した本。 おもしろかった。久々に読んでて止まらなくなる本だった。 「第五水準のリーダー」、「最初に人を選び...
普通の企業が偉大な企業へと変貌を遂げるとき、その転換点で どのようなことが為されていたのか、共通してみられる特徴を、 著者らのプロジェクトグループが膨大なデータを基に導き出した本。 おもしろかった。久々に読んでて止まらなくなる本だった。 「第五水準のリーダー」、「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」、 「三つの円」、「弾み車の効果」など、偉大な企業間に見られる 重要な要素が、単純な自論展開ではなく、データを基にした 分析結果としてあぶりだされている。 膨大なデータから導いたことであるので、言っていることには 説得力がある。偉大な企業には共通点が存在し、 また偉大な企業とそうでない企業では相違点が はっきりと存在するということには驚きを隠し得ない。 また、カリスマ的な経営者が企業の経営成績をよくさせる ことがしばしばあるが、長期的な視点で見ると、それは決して 企業にとってよい方向には働かず、一時的な成長であること。 そして、本書で取り上げられている偉大な企業には、そのような カリスマ的な経営者が過去を見ても、ほとんどいない ということも意外なことであった。 基本的には経営者や起業を志している人が読む本なのかもしれないが、 そうじゃない人にとっても非常に有益。 話の内容は主に、企業の中にいる人について述べられているので、 どの役職にいようとも活かせるものである。 本書に挙げられているキーワードは忘れないようにしたい。
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会社のひとから教えてもらって読んでるけど読んでいて気持ちいいし、テクストとして使えそう。前作は10年前に読んで、凄く背伸びをした読書みたいに感じて全く入ってこなかったけど。自分の関心の向きようにもよると思うのでこの後再読してみる。 しかしタバコ臭い。古本をネットで買うときには注...
会社のひとから教えてもらって読んでるけど読んでいて気持ちいいし、テクストとして使えそう。前作は10年前に読んで、凄く背伸びをした読書みたいに感じて全く入ってこなかったけど。自分の関心の向きようにもよると思うのでこの後再読してみる。 しかしタバコ臭い。古本をネットで買うときには注意。 実践しないと意味がないテクストだ。
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【ダイヤモンド社 10年後にあなたの本棚に残るビジネス書100 神田正典+勝間和代」(2008年) 掲載図書】 【朝日新聞社 5分で見につく!超売れ筋ビジネス書101冊(2007年) 神足祐司監修 掲載図書】
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・偉大な実績に飛躍した企業はすべて、決定的な転換の時期に第五水準の指導者に率いられていた。 ・「第五水準」とは、企業幹部の能力に見られる5つの水準の最高位を意味し、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという矛盾した性格を併せ持っている。野心的であるのは確かだが、野心は何よ...
・偉大な実績に飛躍した企業はすべて、決定的な転換の時期に第五水準の指導者に率いられていた。 ・「第五水準」とは、企業幹部の能力に見られる5つの水準の最高位を意味し、個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという矛盾した性格を併せ持っている。野心的であるのは確かだが、野心は何よりも会社に向けられていて、自分個人には向けられていない。 ・「何をすべきか」ではなく、「だれを選ぶか」から始める。 ・「最初に人を選ぶ」という原則は、きわめて簡単に理解できるが、実行するのには極端に難しい。 ・「一人の天才を一千人で支える」方式はとらない。 ・いずれは降りてもらうしかないと分かっているとき、その相手に席を与え続けていては、相手の一生のうちそれだけの時間を盗むことになる。相手はその時間を、力を発揮できる場所を探すのに使えたはずなのだ。 ・「時間を十分かけて、はじめからAクラス上位の人を厳格に選ぼう。人選が正しければ、その人物が長く勤めてくれるように、出来る限りのことをしよう。人選が間違っていれば、間違いを認めて、われわれは自分達の仕事を続けられるようにし、相手も自分の人生を追求できるようにしよう。」 ・従業員や幹部の動機付けに努力するのは時間の無駄である。適正な人達がバスに乗っていれば、全員が意欲を持っている。そして、厳しい現実を無視するのは、やる気をなくさせる行動の中でも特に打撃が大きい。
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ビショナリーカンパニーは、1,2と読みましたが、2のほうが実践的で読みやすいと感じました。実際にコンサルティングでクライアントと話していた内容を、確認できた一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本では、良い企業と偉大になった企業との間にあるものとないものを検証した本です。良い企業とは、市場平均の株価の企業を推移する企業。偉大な企業とは市場平均の3倍を15年以上にわたり継続した企業のことです。 『ビジョナリーカンパニー2における偉大な企業の条件』 <規律ある人材> 1.第五水準のリーダーシップ 2.誰をバスに乗せるか(冷酷ではなく厳格な人事制度) <規律ある考え> 3.厳しい現実を直視する(そして成功を確信する) 4.針鼠の概念 <規律ある行動> 5.規律の文化 6.促進剤としての技術 7.弾み車 簡単にそれぞれの項目を見ていきましょう。 第五水準のリーダーシップとは、そのリーダーが持つ野心とは己の地位や名声を得ることに向けられたものではなく、会社が偉大な企業になることに向けられています。そのようなリーダーがいることがあってはじめて偉大な企業への第一条件が満たされたこととなります。己の利己を満たすためにリーダーに就任した人は、自分がいかに優れていたかを示すために後継者を育てません。もしくは後継者には不適切な人材を抜擢します。または、自分が会社にいて何かを成し遂げた足跡を残すために、針鼠の概念を無視した新規事業や買収を試みます。第五水準のリーダーの野心は会社が偉大な企業になることにだけ向けられているため、適切な人材を抜擢します。自らの足跡を会社に残すことを目的としていません。 適切な人材を確認する前に、「人材を大事にする企業は偉大」という考えは間違っているということから確認させて頂きます。「適切な人材を大事にする企業が偉大」だからです。適切な人材とは、 感想としては、ビジョナリーカンパニーを創りたいということが一番強いです。理由、偉大な組織は第五水準の適切な人材で構成される。そうでなければ、会議当も自分の権益を守るために行ったりしなくてはなりません。そういう人たちと働けたらステキですよね。2点目、永続的に社会に貢献できることのやりがい。偉大な企業を創ること=永続的に社会貢献。3点目、偉大な企業は単純な規律で動いています。仕事も単純な規律と針鼠の概念の理解に基づき動く。ストレスフリーな環境ですよね。単純な規律作りと針鼠の概念の理解を得ることこそ最も難しかったりしますので、楽ではないと思いますが。。でも、利権とか考えなくていい組織はステキですね。 <ひとまず休憩、また更新します>
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前作の続編…というか、本質的に前篇という位置づけ。 なかなか納得させられる内容です。 振り返れば、けっこう地味な指摘ばかりなんですが リサーチの裏付けがあるので、説得力が倍増ですな。 地道にコツコツ「継続は力」を繰り返し訴求な感じ。 千里の道も一歩から、といった感じですね。 結論...
前作の続編…というか、本質的に前篇という位置づけ。 なかなか納得させられる内容です。 振り返れば、けっこう地味な指摘ばかりなんですが リサーチの裏付けがあるので、説得力が倍増ですな。 地道にコツコツ「継続は力」を繰り返し訴求な感じ。 千里の道も一歩から、といった感じですね。 結論も僕好みw。
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・①第五水準のリーダーシップ、②最初に人を選び、その後に目標を選ぶ、③厳しい現実を直視する、④針鼠の概念、⑤規律の文化、⑥促進剤としての技術、⑦弾み車 ・第五水準のリーダーの2面性。①職業人としての意思の強さ。・素晴らしい実績を生みだし、偉大な企業への飛躍をもたらす。・どれほど困...
・①第五水準のリーダーシップ、②最初に人を選び、その後に目標を選ぶ、③厳しい現実を直視する、④針鼠の概念、⑤規律の文化、⑥促進剤としての技術、⑦弾み車 ・第五水準のリーダーの2面性。①職業人としての意思の強さ。・素晴らしい実績を生みだし、偉大な企業への飛躍をもたらす。・どれほど困難であっても、長期にわたって最高の実績を生みだすために必要なことを全て行う固い意志を示す、・偉大さが永続する企業を築くために基準を設定し、基準を満たさなければ決して満足しない、・結果が悪かった時、窓の外ではなく鏡をみて、責任は自分にあると考える。他人や外部要因や運の悪さのためだとは考えない。 ②個人としての謙虚さ。・おどろくほど謙虚で、世間の追従を避けようとし、決して自慢しない。・野心は自分個人にではなく、企業に向ける。次世代に一層の成功を収められるように後継者を選ぶ。・鏡ではなく窓をみて、他の人たち、外部要因、幸運が会社の成功をもたらした要因だと考える。・静かな決意を秘めて行動する。魅力的なカリスマ性によってではなく、主に高い基準によって組織を活気づかせる。 ・「誰を選ぶか」をまず決めて、それから「何をすべきか」を決定する ・針鼠の概念。①情熱、②経済的原動力となるもの(財務指標、経済的指標でどれを高めるのが最良か。その向上に努める。)。③自社が世界一になれる部分 ・ビジョナリーカンパニーの要約。①時を告げるのではなく、時計をつくる。②ANDの才能。③基本理念を維持し、進歩を促す。=その手段がBHAG(ビーハグ)。つまり、「社運を賭けた大胆な目標。それは極めて大きく、難しい目標である。未登頂の鉱山のようなもの、明確で魅力的なもの、従業員がただちに理解できるもの。全社の力を終結する目標になり、その目標に向けて全力を尽くす過程で、従業員が鍛えられ、連帯感が生まれる。 例」NASA月旅行計画。このBHAGを、針鼠の3つの円の重なる真ん中に置く。
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