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ビジョナリーカンパニー(2) の商品レビュー

4.3

295件のお客様レビュー

  1. 5つ

    125

  2. 4つ

    92

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2011/09/25

当たり前のことが一番大事なのかもしれない と、読み終わって一番最初に思った。 やるべきこととやらないことを分け、 選択と集中をし、 行動を起こす。 分厚い本だが結局はそれが言いたいだけなのかもと感じてしまった。

Posted byブクログ

2011/08/28

・一言でまとめると? 良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる、ビジョナリーカンパニー(偉大な実績を上げている企業を、偉大さが永続する卓越した企業にする方法)の前編的位置づけ。 ・印象に残ったフレーズ(3つ程度) ⇒良好(good)は偉大(great)の敵である。[p2...

・一言でまとめると? 良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる、ビジョナリーカンパニー(偉大な実績を上げている企業を、偉大さが永続する卓越した企業にする方法)の前編的位置づけ。 ・印象に残ったフレーズ(3つ程度) ⇒良好(good)は偉大(great)の敵である。[p2] ⇒第5水準の指導者は成功を収めたときは窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つけ出す(具体的な人物や出来事が見つからない場合には、幸運をもちだす)。結果が悪かったときは鏡を見て、自分に責任があると考える(運が悪かったからだとは考えない)。[p56] ⇒時を告げるのではなく、時計をつくる[p312]」 ・自分語り(本の内容に通じる経験・反省などの共有) ⇒仕事に自分の存在意義を求めてしまいがち。第5水準のリーダーシップを持ち合わせるビジネスパーソンは、謙虚で野心は個人でなく企業に向け、自分の次の世代に企業がより一層の成功を収められる後継者選びをするというのに、感銘を受けた。 ⇒「止めるべきやるべきこと」のリストは、「やるべきこと」のリストよりも重要である。[p229]は、日々の仕事の上で気づかなかったが、生産性・効率を上げるために常に持ち合わせていたい考え方。やるべきことに追われて、やらなくていいことをしているのに気付かず仕事してしまっていると、反省。 ・つっこみどころ(あれば) ⇒ビジョナリーカンパニーなので経営者視点が強い。 ⇒調査期間があるため、飛躍した企業が、1970年代から1990年代と、やや古い感じが否めない。 ・本から学んだことをどう活かすか? 第5水準のリーダーシップ、最初に人を選び、その後に目標を選ぶ、厳しい現実を直視する、針鼠の概念は、企業に限らず、人生・生き方についても通ずる。働く義務のある私たちが、労働にあたる時間をより充実させること、偉大さを追求することは、常に自分自身の人生とリンクしてくると考えられる。生み出す結果から喜ばれる存在になりたい。

Posted byブクログ

2011/08/08

だいぶ前に読んだ本。グレートな会社になるための条件について記載。 いまは3でここで紹介した会社が衰退した原因を書いている。

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2011/08/03

全三部作のうちの二冊目。 どうやったら会社はひやくするのか。 三作目でここであげた企業がなぜ衰退するのかを取り上げているけれど、 二冊目の方法がまもれていなかったというのが全てかも。 一冊目はただの紹介。 なので二冊目がお勧め。

Posted byブクログ

2011/08/01

「偉大な企業は職場として厳しいところだ。しかしこれらの企業の文化は冷酷ではなく、厳格である。」 「ほとんどの企業はバスに紛れこんだ少数の不適切な人々を管理するために、官僚的な規則を作る。すると適切な人たちがバスを降りるようになる。」 今回も筆者は「アツい会社」を採り上げる。リ...

「偉大な企業は職場として厳しいところだ。しかしこれらの企業の文化は冷酷ではなく、厳格である。」 「ほとんどの企業はバスに紛れこんだ少数の不適切な人々を管理するために、官僚的な規則を作る。すると適切な人たちがバスを降りるようになる。」 今回も筆者は「アツい会社」を採り上げる。リージョナルバンキングに徹して一流銀行にのし上がったウェルズファーゴ、業務用紙からクリネックスへと大胆に転換したキンバリー・クラーク・・・戦略の見事さだけに着目するならバーバードビジネスレビューでも読めばよいだろう。そうではなくて、背後にあるリーダーのシビアさとか社員たちの熱い思いとかミッションに傾ける情熱とか、そういうベタなところから説いていくところに、本書の面白さがあるのだと思う。 「情報が不足したために衰退した企業はほとんどない。カギは情報から得られた厳しい現実を直視するかどうか。」 「比較対象企業では中核事業が苦境に陥っている時に大型買収に取り組むことが少なくない。」 70年代に米国経済の成長が止まり、企業は「経営多角化」へ走り出した。本書はその頃を時代背景にしているので、中核ミッションを大事に育てた企業と、一貫性の無い多角化で安心感を得ようとした企業の違いを鮮明に描き出すことができる。今日では世界はもう少し複雑化して、グループ企業群でエコシステムを構築できた企業が強みを発揮している。トヨタのような系列企業網や、グーグルや楽天のようなプラットフォーム化が新たな教科書になりつつある。

Posted byブクログ

2011/07/28

• 良好(グッド)は偉大(グレート)の敵である。偉大だといえるまでになるものが滅多にないのは、そのためである。p2 • 本書の問いは、「飛躍した企業に共通している点は何か」ではない。「飛躍した企業に共通していて、しかも、比較対象企業との違いをもたらしている点は何か」である。p11...

• 良好(グッド)は偉大(グレート)の敵である。偉大だといえるまでになるものが滅多にないのは、そのためである。p2 • 本書の問いは、「飛躍した企業に共通している点は何か」ではない。「飛躍した企業に共通していて、しかも、比較対象企業との違いをもたらしている点は何か」である。p11 • 飛躍した企業は「してはならないこと」と「止めるべきこと」を重視している。p15 • 「全ての答えはリーダーシップにある」との見方は、中世に自然界の科学的な理解を妨げていた「全ての答えは神にある」の現代版だといえる。p34 • 飛躍した企業が層の厚い強力な経営陣を築き上げているのに対して、比較対象企業では「一人の天才を千人で支える」方式をとっている場合が多い。p73 • 1.第五水準のリーダーシップ (1)要点 ・偉大な実績に飛躍した企業は全て、決定的な転換の時期に第五水準の指導者に率いられていた。 ・第五水準の指導者は個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格を併せ持っている。野心的であるのは確かだが、野心は何よりも会社に向けられていて、自分個人には向けられていない。 ・第五水準の指導者は次の世代でさらに偉大な成功を収めるように後継者を選ぶが、第四水準の経営者は後継者が失敗する状況を作り出すことが少なくない。 ・第五水準の指導者は、見栄えのいい馬というより、農耕馬に近い。 ・第五水準の指導者は、成功を収めたときは窓の外を見て、自分以外に成功をもたらした要因を見つけ出す。結果が悪かったときは鏡を見て、自分に責任があると考える。比較対象企業の経営者は、その逆の態度をとることが多い。成功を収めたときは鏡を見て自分の功績だと考えるが、結果が悪かったときは窓の外を見て責任を押し付ける。 ・最近の傾向の中で特に害が大きいものとして、派手で有名な経営者を選び、第五水準の指導者になりうる人材を排除する傾向がある。 ・第五水準の指導者になりうる人材は、どの点に注目して探せばいいのかが分かれば、周囲にたくさんいることに気づく。 (2)予想外の調査結果 ・非凡で有名な改革指導者の招聘は、偉大な企業への飛躍とその持続と逆相関の関係にある ・第五水準の指導者は、成功をもたらした要因として、個人の偉大さではなく、幸運を挙げている。 • 2.誰をバスに乗せるか (1)要点 ・偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まず始めに、適切な人をバスに乗せる。不適切な人をバスから降ろし、次にどこに向かうかを決めている。 ・「誰を選ぶか」をまず決めて、その後に「何をすべきか」を決める。ビジョンも、戦略も、戦術も、組織構造も、技術も、「誰を選ぶか」を決めた後に考える。 ・比較対象企業は、「一人の天才を千人で支える」方式をとっている。この方式は、天才が退けば崩れる。 ・人事決定の3パターン ①疑問があれば採用せず、人材を探し続ける(企業の成長の最大のボトルネックは、適切な人材を採用し維持する能力である)。 ②人を入れ替える必要があることが分かれば、行動する(座っている席が悪いだけなのかを確認する)。 ③最高の人材は最高の機会の追求にあて、最大の問題の解決にはあてない(問題のある部門を売却するとき、優秀な人たちを一緒に売り渡してはいけない)。 (2)意外な調査結果 ・報酬制度の目的は、不適切な人材から正しい行動を引き出すことではなく、適切な人材をバスに乗せ、その後も乗り続けてもらうことにある。 ・「人材こそが最も重要な資産だ」という格言は間違っている。適切な人材こそが最も重要な資産である。 ・どういう人が「適切な人材」なのかは、専門知識・学歴・業務経験より、正確と基礎的能力によって決まる。 • 3.厳しい現実を直視する。 (1)要点 ・偉大な実績に飛躍した企業は全て、第一歩として自分が置かれている現実の中で最も厳しい事実を直視している。そうすることで、正しい決定が自明になることが少なくない。 ・まず行うべき点は、上司が意見を聞く機会、究極的には、真実に耳を傾ける企業文化を作り上げることにある。 ・このような社風を作る基本的方法 ①答えではなく、質問によって指導する。 ②対話と議論を行い、強制はしない。 ③解剖を行い、非難はしない。 ④入手した情報を無視できない情報に変える「赤旗」の仕組みを作る。 ・最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。自分が置かれている真実の中で最も厳しい事実を直視しなければならない。 (2)

Posted byブクログ

2011/07/17

・最初にバスに乗せる人を選び、次に目的地をきめる ・経済的原動力になるもの、世界一になれるもの、情熱を捧げれるもののスイートスポットを見つける

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2011/06/19

多くのビジネスの成功者が薦めるビジネス本です。 1は入社してすぐの時に読んだのでいまいちピンと来ない部分も多かったのですが、ビジネスマンとしての経験を積んだのもあるかもしれないが2の方が読みやすく、共感できる部分も多かったです。 経営者の人や起業したい人向けの様なタイトル...

多くのビジネスの成功者が薦めるビジネス本です。 1は入社してすぐの時に読んだのでいまいちピンと来ない部分も多かったのですが、ビジネスマンとしての経験を積んだのもあるかもしれないが2の方が読みやすく、共感できる部分も多かったです。 経営者の人や起業したい人向けの様なタイトルですが、小さなグループやチームに属する人は誰でもこの本に書いていることを知ると知らないのでは全然違うのではないかと思います。

Posted byブクログ

2011/06/01

偉大な企業は最初から偉大だったのではなく、ある転換点を経て急成長してきたとあります。。原題にある『GOOD to GREAT』の良好は偉大の敵である、との書き出しに興味をもって読み進めることでできました。定期的に読み返し、自身の仕事スキル、取り組み棚卸し、レベルアップさせたいです...

偉大な企業は最初から偉大だったのではなく、ある転換点を経て急成長してきたとあります。。原題にある『GOOD to GREAT』の良好は偉大の敵である、との書き出しに興味をもって読み進めることでできました。定期的に読み返し、自身の仕事スキル、取り組み棚卸し、レベルアップさせたいです。

Posted byブクログ

2011/05/31

読めば読むほど眼からウロコがぽろぽろ落ちていきました・・・。 これまでの、企業の飛躍や成長に対する自分のイメージが覆されました。 そのような「驚き度」の高いものを3点ピックアップしました。 ・第3章「だれをバスに乗せるか-最初に人を選び、その後に目標を選ぶ-」 偉大な企業...

読めば読むほど眼からウロコがぽろぽろ落ちていきました・・・。 これまでの、企業の飛躍や成長に対する自分のイメージが覆されました。 そのような「驚き度」の高いものを3点ピックアップしました。 ・第3章「だれをバスに乗せるか-最初に人を選び、その後に目標を選ぶ-」 偉大な企業への飛躍を導いた指導者は、まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこに向かうべきかを決めている。 ・P137 ストックデールの逆説 どれほどの困難にぶつかっても、最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。 そして同時に、それがどんなものであれ、自分が置かれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければならない。 ・第5章 針鼠の概念 情熱をもって取り組めること・経済的原動力になるもの・自社が世界一になれる部分

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