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伝わる・揺さぶる!文章を書く の商品レビュー

4.2

205件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    36

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2017/07/05

もっと読み手に分かりやすい、まっとうな文章を書きたい!~という思いを込めて読んでみた。+( ̄ω ̄〃) まず、新書で横書なの!?ってとこに驚き…まぁそれはいいとして。笑 とにかく説明が丁寧で分かりやすく、例文も豊富で読みやすかった。 だが、しかし!! 私の拙い文章力では、本書の...

もっと読み手に分かりやすい、まっとうな文章を書きたい!~という思いを込めて読んでみた。+( ̄ω ̄〃) まず、新書で横書なの!?ってとこに驚き…まぁそれはいいとして。笑 とにかく説明が丁寧で分かりやすく、例文も豊富で読みやすかった。 だが、しかし!! 私の拙い文章力では、本書の良さは語りきれない。←お前はこの本を読んで一体何を学んどったんじゃ!ヽ(`Д´#)ノ 「とても素晴らしかった」「マジ最高でーす!」「役立ちそうだと思った」…あぁ、なぜこんな感想文しか書けないんだい?? 思うに、文章を書くにあたって大切なのは、本書で教えてもらった文章構成の技術はもちろんのこと、それ以前に語彙力がないといけないんだなと…反省。 どの章も、文章を書くということについて、さまざまな“気づき”を与えてくれたけれど、個人的には、終章の言葉が一番胸に響いた。 書き手と読み手の個性がぶつかったとき、そのメッセージは必ずしも相手に受け入れてもらえるわけではなくて、ときには違和感を与えたり嫌厭されたりするかもしれない。だけど── 〝それでも違和感という形で、ときに反発という形で、相手の潜在力を揺り動かすことができれば、相手を生かし、自分を相手の中に生かしたことに他ならない。〟(236頁) 〝自分にしか書けないもので、互いの潜在力が生かされるとき、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。〟(〃頁) 自分で考え、自分の言葉で書く。 誰かに何かを伝えるための文章には、そのことにも意味がある。 だからこそ、「書くこと」に責任を持たなければならない~と、改めて強く感じた。

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2017/05/05

文章の構成を例を用いて、非常に分かりやすく説明してあり、会社のレポートを書く時の参考にさせて頂きます。 でも一番参考になったのは「一言」に要約する方法でした。 言っていることをまとめるのではなくて、本質を別の言葉で表現することです。 この技は理想です。今の自分に一番不足している...

文章の構成を例を用いて、非常に分かりやすく説明してあり、会社のレポートを書く時の参考にさせて頂きます。 でも一番参考になったのは「一言」に要約する方法でした。 言っていることをまとめるのではなくて、本質を別の言葉で表現することです。 この技は理想です。今の自分に一番不足している能力です。

Posted byブクログ

2017/04/21

文章の書き方を見直すために、久しぶりに読み直しました。 文章の書き方だけでなく、人との関わり方、自分の意見を持つという事全般に関する考え方が書かれています。 エピローグに書かれていた 「相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手...

文章の書き方を見直すために、久しぶりに読み直しました。 文章の書き方だけでなく、人との関わり方、自分の意見を持つという事全般に関する考え方が書かれています。 エピローグに書かれていた 「相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。」 コンサルティングやプロデュースする場面で、どこまで「自分」を出すかと言う事をこの数カ月考え続けてきたので、このメッセージに背中を押してもらいました。 何回読んでも、読むたびに新しい発見がある本です。

Posted byブクログ

2017/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この著者の本大好きなのだか 多分、私の中では一番良かった。 文章の書き方から自分の存在のあり方、表現、これをどう伝えるか クリティカル・シンキングという言葉を聞いたことがあるかもしれないが、これを勉強した一人として、この本の内容の素晴らしさを感じる一冊だった。 受験を控える若者はもちろん 会社で自分の立ち位置に不安を抱えていたり 自分をどう表現したらいいかわからない人 本も全く読まないし、文章も書きたくないって人 文章書くのが得意であっても、読書が好きでも 文章を書くことに抵抗がない人にも 読んでよかったと思えるような仕上がりだと思える。 目からウロコが落ちた気がするけど でも、実践しなければ!  もう数回は読んでメモして が必要だ

Posted byブクログ

2016/12/30

【概要】 本書は良い文章の書き方及び書くための思考方法についての指南書である。 著者の山田ズーニー氏はベネッセにおいて小論文の教育誌を担当した経歴を持ち、豊富な実例と経験から来る説得力のある文章が読者の本書の理解を深める手助けとなっている。 【内容紹介】 本書が目指すのは、読者...

【概要】 本書は良い文章の書き方及び書くための思考方法についての指南書である。 著者の山田ズーニー氏はベネッセにおいて小論文の教育誌を担当した経歴を持ち、豊富な実例と経験から来る説得力のある文章が読者の本書の理解を深める手助けとなっている。 【内容紹介】 本書が目指すのは、読者が「機能する文章」を書けるようになることである。では、「機能する文章」とは何か。それは、読み手の心を動かして自分の望む結果を出す文章である。 この「機能する文章」に必要な要素が7つ挙げられている。①意見、②望む結果、③論点、④読み手、⑤自分の立場、⑥論拠、⑦根本思想である。この7つを適切に組み込むことで、文章は機能するとしている。 また、文章がより効果的に機能する上級テクニックを紹介している。物事を引いた立場で考えること、読み手の動機を意識すること、やる気をわかせる指示の出し方、思考停止ポイントを発見する、の4つだ。 実践編の章では幾つかの状況における機能しない文章とその修正案を記載している。 さらに、文章に関してのみならずコミュニケーションの難しさとその要因についても述べている。 【感想】 私が本書を手に取ったのは、本のレビューを書く参考にするためだった。しかし、一読して抱いた感想は、なるほど、文章はこう書けば良いのだな、というものではなかった。家畜化する人類という未来への危機感だった。 突拍子も無い意見のように思えるが、私が問題視するのはAIだ。2016年、コンピュータの性能向上によってAIは飛躍的に進化した。2017年はAIを使ったサービスが本格的に普及するだろう。そして、将来、AIに喋りかけるだけで何でもこなせるようになるはずだ。その時、人は文章を書くのを辞める。それはすなわち、考えることを辞めるということだ。考えるのを辞めた人間は動物と変わらない。家畜である。 では、そんな未来の到来を防ぐために何が出来るだろうか。それは、この本を人に薦めることだ。そうして一人でも多く、文章を書く意義を知ってもらいたい。考える力を失いつつある今、この本はバイブルになるはずだ。AI時代に生きる若者、子供たちに強くお薦めしたい。

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2016/09/24

文章力の著しい欠如に嘆き、手に取った。章ごとに文章の構成方法を説明されており、非常に分かりやすかった。 このレビューで実践してみたが、昔の私と変わらない。何度もトレーニングが必要ということか…

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2016/07/22

★お詫び文章の書き方 シンプル①反省→謝罪→償い 丁寧②謝る→相手側から見るステージ→罪を積極的に認めるステージ→原因を究明するステージ→将来に向けた修正を示す→どう償うか示す ★メール文章の書き方 ・主語をはっきり書く ・自分で決められるところまで考えて書く ・メールタイトルは...

★お詫び文章の書き方 シンプル①反省→謝罪→償い 丁寧②謝る→相手側から見るステージ→罪を積極的に認めるステージ→原因を究明するステージ→将来に向けた修正を示す→どう償うか示す ★メール文章の書き方 ・主語をはっきり書く ・自分で決められるところまで考えて書く ・メールタイトルは論点+相手にとっての意味(何のお願いなのか、何をしてもらいたいのか) ・一番言いたいことが何か決める ★機能する文章の7つの要件  1意見  ・問い→答えを自問自答する ・時間軸空間軸へと視野を広げる 2望む結果  ・読んだ人から聞きたい言葉は何? 3論点(問題意識) ・論点と意見は呼応する ・論点は問いの形にする 4読み手 ・相手の側から見る 5自分の立場 6論拠 ・自分の理由を挙げる ・相手の都合からみた理由を想定する ・相手側の反対理由を正しく押さえる ・多角的視点で見る↓ ①自分の体験洗い出し ②基礎知識を調べる ③具体事例をみる ④別の立場からみる ⑤海外と比較してみる ⑥歴史を押さえる ⑦スペシャリストの視点をしる ・論拠の配列をきめる ①優先順位低い→高い ②具体的根拠→抽象的根拠 ③問題の背景→現在→将来 ④ミクロ→マクロ ⑤賛成→反対の代表的意見の提示→両者の共通・差異点→そこから見える問題点 7根本思想 ★お願い文章 挨拶→自己紹介→志→依頼内容→依頼理由→条件→締めの言葉

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2016/01/22

入門書の印象。 具体例が多く、ポイントがぱっと見わかりにくい。文章系の本を何かで読んだ人は、読まなくていい。初めての人なら、具体例があって読みやすいのかな? ほぼ飛ばし読み。

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2015/12/29

とても読みやすく、ページ数も多くないので、一気に読めます。前半は文章を書くための思考法、後半は実践的な構成となっており、どのように考えて文章を書けば相手にわかりやすく伝わるのか、とてもコンパクトにまとまっています。「自分の考え、想いを正しく相手に伝えるには?」を深く考えさせられる...

とても読みやすく、ページ数も多くないので、一気に読めます。前半は文章を書くための思考法、後半は実践的な構成となっており、どのように考えて文章を書けば相手にわかりやすく伝わるのか、とてもコンパクトにまとまっています。「自分の考え、想いを正しく相手に伝えるには?」を深く考えさせられる、とてもいい本だと思います。

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2015/12/21

大切な文章を書くとき、この本を読み返す。この本にはそれほどに文章を書くという行為の本質が書かれていると思う。 論点を明確にする。「問い」を立てる。なるほど、それらも文章を書く上でとても大事な要素だ。でも人は往々にしてなんのために書いているのか?その文章を書いて読み手にどうしてほ...

大切な文章を書くとき、この本を読み返す。この本にはそれほどに文章を書くという行為の本質が書かれていると思う。 論点を明確にする。「問い」を立てる。なるほど、それらも文章を書く上でとても大事な要素だ。でも人は往々にしてなんのために書いているのか?その文章を書いて読み手にどうしてほしいのか?自己主張をするあまりにそうした考えを疎かにしがちになってはいないだろうか?文章を書く大半のときには何らかの目的があるはず。その目的を見失わないようにすることが大切だとこの本を読んで改めて気づかされた。 この本にもひとつの主張がある。それは、「あなたには書く力がある」ということ。この主張が芯になっているからこそ、この本全体に大きな流れができていて説得力も増している。まさにこの本自体がひとつの良い文章と言っていいだろう。

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