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伝わる・揺さぶる!文章を書く PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | 文章の書き方に特化した内容で、単なる文章のテクニックを超え、自分の頭で考え他者と関わることの痛みと歓びを問いかける! |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2001/11/17 |
JAN | 9784569617367 |
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伝わる・揺さぶる!文章を書く
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商品レビュー
4.2
206件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
社会人に成り立ての頃、ほぼ日イトイ新聞のコーナーでこの方の文章を読み心を掻き立てられたもの。 最近ブクログでレビューを見て、そう言えば昔読んだなぁと懐かしく思い、実家に帰った際に棚からお持ち帰り。 タイトルにあるようなそんな大仰な文章を書く役目もあるわけでもなく、自分の書く文章と言えばこのブクログのレビューや会社の業務メールくらい。 なので、こんな文章術の機能的なレベルアップを目指しているわけではないのだけどなぁ、と読み始めはちょっと目的ずれしてしまっているような気がしていた。 甘かった。 ひとりよがりな自分の意識に気付かされた。 ほんとうにどうでもいい雑文はともかくとして、文章には意見があり、それに呼応する問いがあってしかり。そして何のための文章なのかを明確に。 自分は自分、ひとはひと。 別に人の目なんてさほど気にしない、自分の思ったことを思ったように自分ごととして綴るんだと思っていたブクログレビューですら、対象の本は面白かったか?という問いがあり、賛否の意見があり、そのときの自分の心理状態の記録という目的がある。 それを意識せず、ただ思うがままに書き綴るだけでは未来の自分にだって伝わらない。 ましてや、少なからず人へ影響を及ぼそうとする文章、何らかの情報伝達をするための文章とあれば尚更。 自分は自分、ひとはひと。 実はズーニーさんも本書の中でこれでもかと目的を達成するための文章術を繰り広げておきながら、行き着く先は上記の心境。 でも、そこに行き着くまでに問いと自分の関係性を考えたり、相手からの目線を考えたり、論拠を正当なものに整えたりと一旦視野を広げた上での原点回帰。 自分だけの視野で、自分は自分、ひとはひとなのはひとりよがり。 周囲を慮って辿り着いたそれが個性というものと思い至った。 肝に銘じたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
中学や高校時代に、 授業中に思わず前のめりになるような、 おもしろい話しをする先生に出会った経験は、 誰にでもあると思う。 ズーニーさんの本を読んでると、 その感覚に近いものを呼び覚まされる。 久しぶりの感覚。 なんかの「心の奥のボタン」が押され、 新しい感覚が芽生えるというか…。 「なぜ」が小論文の核心。 小論文とか何か?の問いの答えの最大公約数。 「なぜ」は小論文のはじまり。 「なぜ」を考え、「なぜ」を書く。 小論文と書くから固く聞こえるが、 結局は、 文章を書くことは、発信すること。 意見を。考えを。 自分の根本思想。 「根本思想」を深く掘り下げ、 分け入って分け入って「自分の核」を見いだす。 これだ。 104ページの根本思想の章は、心に響く。 引用 想いに忠実であること 文章で大切なのは、自分の根っこにある気持ちや生き方にうそをつかないことだ。 嘘をつけばバレる。言い切れないから。 文章は、この点で甘くない。自分の生き方にうそのない文章を書くことは、実は最も有利な戦略なのだ。 * 「考える」 自分の頭で、本気で「考える」 これをやっていない人が多く、そう言う人の文章は、何も伝わって来ない。との事。 確かに。 この「考える」を、本気でやり切っているか? 出し切っているか? 迫ってくる。 多角的に考える、問題を多角的に見る方法 これも参考になったので、ここに書き留める。 1.自分の体験、見聞を洗い出す 2.必要な基礎知識を調べる 3.具体的事例を見る 4.別の立場から見る 5.海外と比較して見る 6.歴史を押さえる(背景) 7.スペシャリストの視点を知る 本書は、 生きる戦略の本でもある。ビジネス社会で、上司を説得するとか。部下を導くとか。 にしても、 ズーニーさんにすっかり魅了されてしまった。 小説も書いてみて欲しいなぁ。とも思った。 ちょっと探してみても見当たらない…。 あるのかなぁ? 僕らの人生は、常にリハーサルであり、本番だ。 本番ばかりを意識すると緊張したり、臆したりで前に進めない。 逆にリハーサル気分で、本気にならないと勝負にならない。 リハーサルの気持ちで、 バンバン練習のような挑戦をし、本番の生きる。 僕らは、どこまで行っても途中。 一瞬、「できた」完成、達成感を味わうこともある。でも、ほんの束の間。 やっぱり、基本、途中を生きている。 読んでいて、 そんなことを感じさせてもらいました。 その他、上司への説得文、お願い文、議事録、ビジネスメール、お詫びのメールの書き方など、 実践的な内容もわかりやすく書いてある。 とてもわかりやすい。さすが小論文のプロ。 生きる上で、 文章を書く場面は、誰にでもある。 SNSもそう、ビジネスもそう。 だから、誰もが、読んだ方が良い。 伝えることを学べるから、 上手に話すことにも繋がると思う。
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文章術というと、木下是雄著『理科系の作文技術』や本多勝一著『日本語の作文技術』以来20年位ぶりに読んだ(いや、他にも読んだかもしれないけど記憶にない)。 本書は上記の書籍とは異なり、文書をいざ"書く"段階の前である"何をどう"書くかにフォー...
文章術というと、木下是雄著『理科系の作文技術』や本多勝一著『日本語の作文技術』以来20年位ぶりに読んだ(いや、他にも読んだかもしれないけど記憶にない)。 本書は上記の書籍とは異なり、文書をいざ"書く"段階の前である"何をどう"書くかにフォーカスを当てた書籍となっている。 私のような技術職でも提案や報告をしていると比較的基本的な内容とは思うけど、そうはいっても忘れがちになるのは否定できないので、定期的に読むことは悪くない。 "文章を書く"前の段階の内容なので、別にトーク・考え方としても通ずる話だと思う。
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