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伝わる・揺さぶる!文章を書く の商品レビュー

4.2

205件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2015/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実践編、心を伝える文章術。 置きかえれば、コミュニケーション術とも言える。 実用以上、芸術未満の領域であり、生きていくための必需品のような「生活機能文」の書き方を扱っている。 「書く」も「話す」も同じ、どう人に伝えるかだ。論点のない噛み合わない会話を私はどれだけしてきたことか。 井戸端会議でなく、きちんと気持ちを伝えたい人への指南書。

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2015/11/28

大きい問いを小さな問いに分解するとやりやすい。 ・ぼーっとしているときについつい考えてしまうのは? ・夜寝るときに、考え出したら眠れなくったようなことが ・最近腹をたてたことは ・これまでの人生で、自分が一番生き生きしていたのは ・一番苦しかったことは ・進路はどう考えているか ...

大きい問いを小さな問いに分解するとやりやすい。 ・ぼーっとしているときについつい考えてしまうのは? ・夜寝るときに、考え出したら眠れなくったようなことが ・最近腹をたてたことは ・これまでの人生で、自分が一番生き生きしていたのは ・一番苦しかったことは ・進路はどう考えているか ・あなたがとりあえずで済ませられないことは 戦争反対といった正論より、その具体的解決策を。 志望動機を書く際は: 志望分野を取り巻く社会認識、志望分野との関係における自己認識、先方を選んだ理由 相手に読む動機を起こさせることだが、「役立つ」はいいんだけど、それよりは「ちょっと面白そう」と思わせる方が素早い。

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2015/10/03

ベネッセで小論文通信教育に携わったズーニーさんの本。オススメです! 説得力のある文章、相手にわかってもらえる文章ってどんな文章だろう。これらが明確にわかる人はなかなかいない。僕も当然わからないうちの一人でした。 小学校の頃の作文は嫌いな方ではなかったし、本もときどき読んでいるか...

ベネッセで小論文通信教育に携わったズーニーさんの本。オススメです! 説得力のある文章、相手にわかってもらえる文章ってどんな文章だろう。これらが明確にわかる人はなかなかいない。僕も当然わからないうちの一人でした。 小学校の頃の作文は嫌いな方ではなかったし、本もときどき読んでいるから、なんとなく書けば伝わるだろう、という感じ。これには説得力は生まれない。 人に伝わる文章には客観性、様々な方向からの視点がある。ある物事に対して、現在、過去、未来からの視点や自分、家族、友人、社会など各々の視点で考えることから物事がはっきりとしてくる。 独りよがりの文章にならないように、常に自分に向けて「なぜ?」と問いかける。 本書からは文章に対してだけでなく、物事を考えるときに必要な考え方を学ぶことができる。 読んで損なし!

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2015/07/29

相手に伝わる文章を書くためには、自分がしっかり考えることが必要。 自分は何を伝えたいのか、相手にどうなってほしいのか。それを考えるポイントや手順が、とても丁寧に示されている。 全体を通して、「問い」の大切さを痛感した。 「自分は何がしたいのか?」といった大きな問いは答えるのが難...

相手に伝わる文章を書くためには、自分がしっかり考えることが必要。 自分は何を伝えたいのか、相手にどうなってほしいのか。それを考えるポイントや手順が、とても丁寧に示されている。 全体を通して、「問い」の大切さを痛感した。 「自分は何がしたいのか?」といった大きな問いは答えるのが難しい。それを過去~現在~未来、自分~グループ~社会へと視点を移動して問いを小さくしていくという手順を踏むこと。 一見問いがないように見えるところにも隠れている問いを明らかにしていくこと。 タイトルにあるように「伝わる」そして「揺さぶる」文章が書けるようになるには、まだまだ道のりは遠そうだ。 でも、文章力はセンスとか生まれ持った才能じゃなく、訓練で何とかなりそうなものだということもわかった。 論点・論拠・意見を明確にすること、問いを大切にすることから始めてみようと思う。

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2015/07/23

とても便利だがとても不便でもある「文字や言葉」。なぜ自分の言葉が伝わらないのか。またどのように伝えれば理解してもらえるのか。非常にわかりやすく説得力のある内容でとても良かったです。勧めです。

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2015/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

随分前の話になってしまったが、大学院の先生から、改めて日本語・文章の書き方を勉強しなければならないと言われて、良さそうな本をチョイス。 なかなか全てを実行するのは難しいので、備忘録がてら心がけたいことをば。 ・その文章は誰に読まれ、どうなることを目指すのかを意識する ・文章の基本となるのは「論点」「論拠」「意見」 ・「論点」を制する者は文章を制する、「論点」とは自分の意見の裏にどんな問題意識を持ったか ・他者を説得する文章を書くときには、自分の「意見」へ反論してみて推敲 ・あえて素人の目線を持つ 最後に、著者は「自分という存在が関わる意味を出せ」という。つまり、誰にも嫌われない無味乾燥な文章を書いても意味がない、ときに相手に歓迎されなくとも、相手に心の揺らぎを起こすことに意義があるという主張には考えさせられた。

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2015/02/13

ほぼ日の連載を読んで、著作が読みたくなって、読みました。 文章を書く時に、その文章を書く目的、ゴールをしっかりと見定めること。 文章の7つの要件を押さえること。 1、意見 2、望む結果 3、論点 4、読み手 5、自分の立場 6、論拠 7、根本思想 自分の意見を考える時に、「問い...

ほぼ日の連載を読んで、著作が読みたくなって、読みました。 文章を書く時に、その文章を書く目的、ゴールをしっかりと見定めること。 文章の7つの要件を押さえること。 1、意見 2、望む結果 3、論点 4、読み手 5、自分の立場 6、論拠 7、根本思想 自分の意見を考える時に、「問い」を立てること。 なぜ?を常に意識する、そして情報を収集すること。 最後に、自分の思考停止ポイントは何か? ・今、自分が信頼を寄せている存在は?その人の言うことを咀嚼しないで人に広めていないか。 ・自分が優れていて、他人が劣ると思うのはどんな時か? ・最近、人に何かを強く勧めたか? ・会議や会話で自分が連発する言葉はあるか? ・自分の発言の中で「絶対」をつけるものは何か? ・自分のモットーは何か? 確かに、この人が言っているから、とそのまま人に話してしまうことがあるなと思った。 それは自分のものではなくて、人のものでしかない。 「文章を書く」ことを今まで殊更意識してやったことがなかった。 自分が文章を書くことの意味をもう少し考えてみたいと思った。

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2015/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

書くことは考えることだ。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考える方法がわかれば、文章力は格段に進歩する。文章の「ゴール」、つまり、その文章は、最終的にだれに読まれ、どうなることを目指すのか、に着目すると、驚くほど、いろいろなことが見えてくる。 自分の頭で考えるための視点は、以下の7つである。 1.意見 ~ 自分が一番言いたいことを発見する 2.望む結果 ~ 何のために書くか? 3.論点 ~ 何を書くか?集め方・絞り方・決め方 4.読み手と5.自分の立場 ~ 自分の立場を発見する 6.論拠 ~ 説得のためにいかに視野を広げるか? 7.根本思想 ~ 自分の根っ子の思いに忠実か? 後半では、実践編、上級編として、これらの視点で具体例を示しながら解説している。

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2014/11/27

ーーーーー↓一杉 2014/11/27↓ーーーーー 【概要】  文章の書き方が様々なシチュエーションに分けてかかれている。文章を書くコツ、心構え、意識することなどが書かれている。 【評価】  80 かなりよいものだと思う。 【共有したい内容】  ・文章を書く際には相手を意識して、...

ーーーーー↓一杉 2014/11/27↓ーーーーー 【概要】  文章の書き方が様々なシチュエーションに分けてかかれている。文章を書くコツ、心構え、意識することなどが書かれている。 【評価】  80 かなりよいものだと思う。 【共有したい内容】  ・文章を書く際には相手を意識して、何を理解させたいか、どういう印象を与えたいかというビジョンを持ちながら書くようにする。  ・相手が反論してくることを予想し、その内容をカバーできるように文章構成を考える 【悪いところ】  ・よくも悪くもまとまりすぎている 【どういう時に役に立つか】  相手に効果的に伝わる文章を書きたいとき 【自由記述】  かなり良い本だという印象を受けました。文章を書くことがある人は一度読んでおいて損はないと思います。書きなれている人にとっては当たり前のことが多いかもしれませんが、再度文章を書く際に考えるべきことを意識するよいきっかけになるのではないでしょうか。文章を書く力が上がったように思えます。

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2014/10/29

タイトルはキャッチーだが、中身は文章を使用した思考法、そして生き方について書かれていた。 文章を書いて書いて、自分とコミュニケーションする。考える。読む相手のことを思いながら、適切な文章を組み立てる。考える。 長年ベストセラーであり続ける理由がわかった気がする。プロローグだけで...

タイトルはキャッチーだが、中身は文章を使用した思考法、そして生き方について書かれていた。 文章を書いて書いて、自分とコミュニケーションする。考える。読む相手のことを思いながら、適切な文章を組み立てる。考える。 長年ベストセラーであり続ける理由がわかった気がする。プロローグだけでも読む価値あり。

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