1,800円以上の注文で送料無料

伝わる・揺さぶる!文章を書く の商品レビュー

4.2

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    83

  2. 4つ

    68

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/02/16

人に考えを伝えるとはどのようなことなのか、長い間丁寧に考え続けている人が書いた本。 この本を読んで、文章という「自分」と「相手」を繋ぐ道具の使い方が少しだけクリアに理解できたように思う。

Posted byブクログ

2024/02/05

文章の書き方の本でこんなに薄く為になった本は初めてでした。 高校生の小論文の添削に関わってきたとのこと。なるほど、わかりやすく次から使えそうな方法がたくさん載っていました。

Posted byブクログ

2022/06/11

論点→論拠→意見(論点の結論)が文章の基本!! アウトラインを作るときは気を付けなきゃいけないと思いました。

Posted byブクログ

2022/05/10

『その文章を書く目的は何なのか』という問いかけが大切なのだと筆者は言う。 小論文なら相手は何故この文章を書かせるのか、何を伝えてほしいと願っているのか。 メールならそれを送ることで何を得たいのか、どうなれば自分は満足なのか。 論点・論拠・意見を伝える。例えば子供が微熱があるという...

『その文章を書く目的は何なのか』という問いかけが大切なのだと筆者は言う。 小論文なら相手は何故この文章を書かせるのか、何を伝えてほしいと願っているのか。 メールならそれを送ることで何を得たいのか、どうなれば自分は満足なのか。 論点・論拠・意見を伝える。例えば子供が微熱があるという学校への連絡にしても、その事実だけでは受け取った側が困ってしまう。「だから何をしてほしいのか」それをしっかりと伝える。 などなど、割と当たり前なこと、けれど忘れがちなことを一から丁寧に伝えてくれる本。 多くの人がひっかかるであろう「志望動機」「お詫びの文章」あたりは多くの人が参考になるのではないか。

Posted byブクログ

2022/03/23

言葉、文字で自分の考えを伝える難しさを日常的に感じていた。 その中で、「人に伝える文章とは?」を考えさせてくれる、この本は、人に薦められる本となった。 相手のことをどれだけ考え、自分よがりでなく、本当に伝えたい時にどうすればいいのか。 この感覚に少しでも近づくものだった。

Posted byブクログ

2022/03/05

17年前に買った本を今読み終える。 今だから納得できることばかり。 これからも自己研鑽していこうと思った。

Posted byブクログ

2021/05/30

「書くためには考えることが必要だが、書くのが苦手な人はそれがうまく出来ていない」という問題意識の下、「考えるための方法論」を伝えることを目的とした一冊。 タイトルから予想されるような「文章の書き方」に留まらず、文章を書く目的は?それを達成するために必要な視点は?自らの根本思想とは...

「書くためには考えることが必要だが、書くのが苦手な人はそれがうまく出来ていない」という問題意識の下、「考えるための方法論」を伝えることを目的とした一冊。 タイトルから予想されるような「文章の書き方」に留まらず、文章を書く目的は?それを達成するために必要な視点は?自らの根本思想とはどう向き合うべきか?といったことについて書かれた良書である。 個人的には、最後のエピローグに書かれた、以下の話が印象に残った。 ・自分のあげたいものをあげるのではなく、相手が欲しいものをあげた方が好感度は上がる ・ただ、相手のことを調べて欲しがっているものを与えるだけでは、自分が関わる意義が薄くなる ・だから、相手のこれまでの趣味に無い、新しい引き出しを開けるようなものを上げると、かけがえの無い意味を持たせることができる。

Posted byブクログ

2021/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 自分の言いたいことをきちんと伝えるにはどうすればよいのか?    ブログ等のSNSで物事を伝える、海外で日本語以外の言語を使う、あるいは物分かりの良くない上司や社内関係者を説得したい等々、思いを理解してもらえないフラストレーションは、日本語でも外国語で多く存在すると思います。  ましてやこのコロナ禍の下、対面的な接触が減り、メッセンジャーやメールなど、文字での伝達が非常に増えたと感じています。  メール返信に費やす時間の膨大な増加、終わらないチェーンメールを見るにつけ、文章力を鍛えるべきだとの判断から手にしたのが本作です。  さて、本作ですが、めちゃくちゃ為になりました。非常に参考になったし面白かった。  文章を上手に書くというと、表面づらをととのえるテクニック的なものを想定していました。しかし、本作はそこにとどまらず、書く人の胸にズーンと突き刺さるものを持っていたと思います。筆者は「あなたはどうなのか」というあなたの意見を徹底的に問いただす方向へと論を持っていくのです。  さらにこの自分の意見だが、実はこの意見は何らかの問いに対する答えであるという。この示唆は目からうろこが落ちかの気分でした。我々が常に感じそして表現している言明は大概はQ&Aの体をなしており、そのQが何かを自覚することで自分の言明について構造的にとらえることができる。この問いは自分が常日頃から抱いている問題意識と言い換えることも出来ると思います。その問いを自覚的に理解することは、恥ずかしながら私にはこれまであまりありませんでした。  更にはこうしたQ&Aの言明構造に対し、「他人ならどう思うか」「他人にとって意味はあるのか」という視点は、文章を洗練させ人に伝わるためには非常に役に立つと思います。  上記以外にも多くのノウハウが語られます。例えば、最後に実践編として、上司の説得、依頼文、議事録、志望理由、お詫び文、メールについて例と解説を自身の経験をふんだんに取り入れて説明しています。どの修正ポイントも指摘点もなるほどと思わせるものばかりでした。  私が感じたところだと、筆者が書き手に要求したいのは、自分の立ち位置の明確化、相手の立ち位置の想定、そしてお互いが見ている方向の想定、だと考えています。これらのことを線でつないだものこそが伝わる文章なのだと感じました。  (これだけ素晴らしい教えを授かったのに、その書籍を紹介する文章が全く上手でなくて申し訳ないです笑) ・・・  実は本作を知ったのは、東大の先生の哲学関連の一般本の中ででした(梶谷真司『考えるということはどういうことか』)。<リンク>  その繋がりからも思いましたが、書くこととは畢竟、自分を見つめることであると思いました。良く書けている文は、そこに必ず良く省察的な筆者がいるのだと思います。さもなくば、よく伝わる文章は生まれえない、そう感じました。  良い文章を書きたいと願い方は、是非一度読んでみて頂きたいと思います。私も時間をおいて再読したいと思います。

Posted byブクログ

2021/05/01

色々な人に読んでもらいたい。 途中色々と唸るようなこともあるし、最後の方のメッセージもとても心に刺さった。また頃合いを見て読み直したい。

Posted byブクログ

2020/12/09

至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。 メールでも議事録でも志望動機書でも、 ・伝えたいことは何か? ・メッセージを書く目的は何か? (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?) ・読み手はどのような人なのか? ・自分が書...

至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。 メールでも議事録でも志望動機書でも、 ・伝えたいことは何か? ・メッセージを書く目的は何か? (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?) ・読み手はどのような人なのか? ・自分が書いた文章で相手は納得してくれるか? を意識して文章構成を構築した後に表現を整えれば良いことがわかった。 要は、「論点」の大切さを何度も繰り返し丁寧に説明してくれている。 一度読んで、終わりではなく、文章を書く際には慣れるまで常に横に置いておきたい本だと思う。

Posted byブクログ