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伝わる・揺さぶる!文章を書く の商品レビュー

4.2

204件のお客様レビュー

  1. 5つ

    82

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2021/05/01

色々な人に読んでもらいたい。 途中色々と唸るようなこともあるし、最後の方のメッセージもとても心に刺さった。また頃合いを見て読み直したい。

Posted byブクログ

2020/12/09

至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。 メールでも議事録でも志望動機書でも、 ・伝えたいことは何か? ・メッセージを書く目的は何か? (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?) ・読み手はどのような人なのか? ・自分が書...

至極当然なことが書かれているのだが、意外と意識できていなかったことに気付かされた。 メールでも議事録でも志望動機書でも、 ・伝えたいことは何か? ・メッセージを書く目的は何か? (誰に、何を伝え、どのような結果を生むことが目的なのか?) ・読み手はどのような人なのか? ・自分が書いた文章で相手は納得してくれるか? を意識して文章構成を構築した後に表現を整えれば良いことがわかった。 要は、「論点」の大切さを何度も繰り返し丁寧に説明してくれている。 一度読んで、終わりではなく、文章を書く際には慣れるまで常に横に置いておきたい本だと思う。

Posted byブクログ

2020/11/23

この本で著者は、読み手を動かすことが小論文の目的であり、そのためにより多く、多角的な問いを立てることが重要だと伝えています。 そしてケース別に問いの立て方を説明することで、自分の意見をつくるための方法を教えてくれます。 与えられた課題を解決することから、課題そのものを見つける...

この本で著者は、読み手を動かすことが小論文の目的であり、そのためにより多く、多角的な問いを立てることが重要だと伝えています。 そしてケース別に問いの立て方を説明することで、自分の意見をつくるための方法を教えてくれます。 与えられた課題を解決することから、課題そのものを見つけることに需要が変化している現在、そうしたことに悩む人にとって、とても役に立つ指南書だと思います。

Posted byブクログ

2021/09/08

小論文の添削によって自分の文章をズタズタにした経験のある方やブクログの評価と感想欄に手間どっている方におすすめ。

Posted byブクログ

2020/08/16

何のために書くのか? あらゆる視点から考え 自分ならではの文章を書かなければならない。 素人目線も必要になってくる。 論点とテーマは違う、相手に応じて書き分ける。 いろいろな場面で、使うことができる書き方を学べる一冊である。

Posted byブクログ

2020/07/19

文章は自分が書きたいことを書いても伝わらない。 読み手との関係性を考慮して、書く。 伝わりやすい構成は基本として持っておく。 自分だから書ける、相手に対してだから書ける文章こそ価値がある

Posted byブクログ

2020/05/31

ー 常に読み手にとって心地よいことを書いていけば、相手に嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味も失せてしまう。相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私...

ー 常に読み手にとって心地よいことを書いていけば、相手に嫌われないが、それでは書く意味を見失い、読む側の興味も失せてしまう。相手という個性に、自分として向き合ったとき、自分の中に湧き起こってくるものがある。その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと。そういうものに、私たちはもっと忠実になっていいと思う。 多くの場合、それは自分と相手のギャップによって 生じるメッセージだから、ときに相手に歓迎されず違和感やざらつきを与えるかもしれない。それでも違和感という形で、ときに反発という形で相手の潜在力を揺り動かすことができれば、相手を生かし、自分を相手の中に生かしたことに他ならない。 自分にしか書けないもので、互いの潜在力が生かされるとき、相手とあなたが出会ったことは意味を持つ。あなたが書くものは、相手にとってかけがえのない意味を持つのである。 あなたには書く力がある。 本気でそれを伝えるために私はこの1冊を書いた。読んでくれてありがとう。 ー 「正直という戦略をとる。つまり、自分に忠実でありつつ、かつ人と関わることを目指すそのためには、厳しい文章術の鍛錬が必要だ。なぜなら、自分の正直な姿を表すところは、自分の中ではないからだ。自分の中ではない。紙の上でも、パソコン上でもない。「相手の中」だ。 ここに大きな壁が立ちはだかってくる。」 という文章にもぐっと来る。 実用的で、非常に面白い内容だった。 自分の頭で考えること、相手にも考えてもらうこと、こんな一番大事なことが一番難しいから、人間力を身に付けると同時にテクニカルな鍛錬も必要なんだな。 喧嘩腰のメールを、もう少し大人な文章にしようと思った。

Posted byブクログ

2020/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【感想】 ・論点だけでなく「論拠」を意識することによって、自分がなぜそのことについて述べたいのかをを意識することができそう。人と話す時にブログを書くときなど、自分でも何の為に話したり書いたりしているのかわからなくなる、というようなことがなくなり、目的を持った会話ができたり、文章が書けそう。  ・大人になると、自分の感情や意識を押し殺すような場面が多いけれど、自分に正直に、自分の考えで人と関わっていくためにも、表現力を磨いていこう。 言葉でしか人と考えを共有できない以上、この不自由な道具の中で、自分にあった言葉を探し、関わる人と考えや感情を共有したいという思いは、非常に共感できる内容だった。 【その他メモ】 ・何かをメモるとき  なぜ自分がそのことに対して興味を持ったのか、結論は何なのか。  このあたりを意識してメモしていきたい。 ・文章の7つの要件  意見、望む結果、論点、読み手、自分の立場、論拠、根本思想 ・読み手からどんな反応をもらいたいのか、相手を意識して文章を書こう。 ・意見を出すには良い問が必要。  思考停止ポイントが自分にはあるはず。そこから抜け出すためにも以下を参考に考えを深める。  問いの広げ方参考  →時間軸 過去、今、未来   空間軸 自分、自分の身の回り、会社、社会、世界 ・問題を多角的に見る  自分の体験、基礎知識、具体事例、別の立場から見る、海外と比較、歴史を抑える、専門家の視点を知る。 ・文章には根本思想が出る!思いに忠実に、自分の生き方にあった言葉を探す! ・人に思いを伝える。 相手と自分が関わる中、自分にしか言えないこと、その相手だからこそ言いたいこと、というのにもっと忠実になっていい。

Posted byブクログ

2020/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・この本、単に「伝わる・揺さぶる!文章を書く」ことを目指しているにとどまらず。ズーニーさんご自身が羽化する過程をたどることによって、読者が眠りから目覚める効能効果を秘めた自己啓発書でもあります。2010/9/28に購入し、読み終えるまでに7年!かかってしまったのは、決して面白くなかったということではなく、私の準備ができていなかったからだと思います。  この本を読んで思ったことは、伝わる・揺さぶる!文章とは、相手を説得しようとする文章ではなく、相手が自ら納得する文章なのだということです。相手が自ら納得する文章を書くためには、書く者が、先ず自分自身に問いを投げ、次に問いに応える意見を持ち、更に意見を支える論拠を構築しなければならないということです。そうすることで、相手と自分との間に納得が拡がるのです。  私が初めて山田ズーニーさんの本に出逢ったのは、2010/10『おとなの小論文教室』でした。ズーニーさんは、ベネッセの小論文編集長として高校生の考える力・書く力の育成に尽力し、2000年独立後、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍されています。ズーニーさんの本には、ご自身が必死に考え、交わった人たちに真摯に接することによって確立された哲学があり、どの作品も多くの方々に安心してお薦めできる良書です。  小論文のゴールは説得とのことですが、私たちが仕事で文章を書かなければならない時のゴールは、理解と納得なのはないでしょうか?理解と納得を得るために、先ず事実を客観的に分析し、そこから問題(課題)を抽出する。次に、その問題(課題)を解決するための手段を提案し、更に論拠を示して、その手段の妥当性を裏付ける。この本は道筋だけではなく、心構えについても言及しています。  小論文のゴールは説得とのことですが、私たちが仕事で文章を書かなければならない時のゴールは、理解と納得なのはないでしょうか?理解と納得を得るために、先ず事実を客観的に分析し、そこから問題(課題)を抽出する。次に、その問題(課題)を解決するための手段を提案し、更に論拠を示して、その手段の妥当性を裏付ける。この本は道筋だけではなく、心構えについても言及しています。  伝わる・揺さぶる!文章を書くためには、先ず、その文章を伝える相手、揺さぶる相手のことを知らなければなりません。相手に分かる言葉で、相手にとって興味の持てる内容を、相手のメリットも考えて伝えなければなりません。自分の文章が伝われらないと思った時、自分の都合だけを相手に押し付けていないか?考えてみる必要がありそうです。  相手のことも大切なのですが、もちろん自分も大切です。そして、相手と自分が同じ部署や組織の所属しているのなら、その組織の方針も大切ですし、延いては社会との関係も大切です。伝わる・揺さぶる!文章を書くためには、個人から社会まで、背景の把握と共有が必要なのです。  山田ズーニーさんは、他の著書で「私たちは、会社(組織)を通じて(間接的に)社会と係わっている。」というような意味のことを書かれています。この本を読むと、その社会と上手く通じる手段が、『伝わる・揺さぶる!文章を書く』ことなのだということが良く分かります。  私は、品質保証という仕事がら、毎日、お得意先様やお客様にお読みいただく文章を書いているのですが、うっかりすると、自分で読んだ時に納得できないような文章を書いてしまっている時があります。ズーニーさんのように、自分から社会へ、過去から未来へと視野を広げ、視点を高めて、繋がりが分かるような文章を心掛けないとダメですね^^;  ズーニーさんは、「自分の根っこの想いに忠実か?根本思想は、短い文章にも、ごまかしようなく立ち表われてしまう。人に対して温かい思いを持っている人の文章は、さりげない書き方をしていても温かさが伝わってくる。また、生き方が後ろ向きな人は、何を書いても、どう書いても、やはり後ろ向きな印象が伝わってしまう。“根本思想”を変えないかぎり、話題を変えても、読み手への印象を変えることはできない。」と書いています。怖いですね^^;

Posted byブクログ

2020/04/13

文章を書くのは難しいと思っていたけど、日常生活、仕事の中で以外と沢山書いており、それぞれに読む人がいて、目指す結果がある。この本が目指す文章力のゴールは、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出す事。 この本を読んで、自分がいかに普段からものを考えていないかに気づき、反省...

文章を書くのは難しいと思っていたけど、日常生活、仕事の中で以外と沢山書いており、それぞれに読む人がいて、目指す結果がある。この本が目指す文章力のゴールは、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出す事。 この本を読んで、自分がいかに普段からものを考えていないかに気づき、反省した。 何度も読み直したくなりそうなので、メルカリには出さずに手元においておきます。

Posted byブクログ