日本人の英語 の商品レビュー
著者が日本人の使う英語の間違った点や気をつける点などを述べている本です。 例えば「a」と「the」をどのように使い分けるか、あるいはどちらも使う必要がないのかといった、意外と理解できていないことも色々書かれてあって面白い本です。
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名著再読。読んで目から鱗が何枚か落ちたので、前回読んだ内容が頭に入っていないことが判明した。日本語の特性を熟知したネイティブが明快かつ端的に英語について説く。英文を書く人は必読。日本人の多用する"Especially,"、これはありえんらしい。
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日本人には理解が難しい、冠詞、単複、前置詞などについての解説書。 中学生の時に読んでいたら、これほどまでに英語に対して苦手意識を持たなかったかも。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【112冊目】英語学習者には結構有名な本らしいんだけど、お恥ずかしいことに最近知りました。確かに名著だなと思います。 著者のマーク・ピーターセンは、アメリカ出身の日本文学研究者で、来日して明治大学で教鞭をとっていた方のようです。 この本の最大の特徴は、日本語に堪能なネイティヴ・スピーカーが、日本人の英語論文を添削していて気付いた点を中心に記載されているということ。したがって、非常に理解しやすい。英語のネイティヴに英語を教えてもらうのは非常に貴重な体験ですが、日本人にとっては、言葉の背景にある文化・慣習を知らなかったり、英語話者独特の抽象概念を理解するのが困難だったりと、英語話者特有の「感覚」みたいなものが障害となることが多いように思います。 例えば、 I ate a chicken last night. と I ate chicken last night. の違いなんか、日本人にはなかなか理解しがたいところがあると思います。 本書は、豊富な例文と、機知に富んだ日本語による地の文があいまって、大変読みやすく、理解もかなり容易でな文章です。 なによりも、日本人には理解困難(であるが故に、英語学習において難所となりやすい)aとtheの使い分けや、関係代名詞の制限的用法と非制限的用法等、かなり重要な論点を扱ってくれています。これは、私のように、会話やエッセイで英語を使用しなければならない人間にとってはかなり重要なことです。本書を読む前と読んだ後では、私の英語はだいぶ違うものになったような気がします。 もちろん、本書は英語の正確な使用法を説明したものですので、一朝一夕に私の英語が改善されたものではありませんが、例えば、過去形や完了形の使用には注意を払うようになりましたし、日本人の名前を話すときに苗字と名前を入れ替えることはしなくなりましたし、文章を書くときに「therefore」を使う頻度は格段に少なくなりました。 何度も読み返して、血肉にしたい1冊です。
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英語と日本語の両方に精通している著者だからこその内容でした。日本語にはない数量詞の概念など、思わずなるほど〜と納得してしまいます。ユーモアのある例文で、笑えて頭に残る名著です。
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"I ate a chicken"と"I ate chiken"の違いは何か、Especially とin particularの違い、「それゆえに」を表す際の"therefore"はネイティブにとってはどんなニュアンス...
"I ate a chicken"と"I ate chiken"の違いは何か、Especially とin particularの違い、「それゆえに」を表す際の"therefore"はネイティブにとってはどんなニュアンスか、東京大学は"the University of Tokyo"と訳せるのになぜ明治大学は"Meiji University"と訳さなければならないのか、こういった事例をもとに英語の論理を非常にわかりやすく教えてくれる本。日常の仕事で英語を使う身としては非常に勉強になった。
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日本人がおちいる間違った(変な)英語。 するどい指摘連発。 通じれば少々の間違いはいいじゃない。 それもそうだが、やはりネイティブに近づく努力も必要だろう。
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本多勝一の『日本語の作文技術』を読んだときと同じくらい勉強になった。意識のレベルで英語がどのように成り立っているかを理解できた。日本人の英語が伝わらない理由も分かった。発音の問題だけでなく、意味がそもそも成り立ってないことが多いのだな。英語理解の助けとなる良書だと思う。
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英語の感覚を理解するのに適した本。 日本語の感覚と対比していたりと日本人に理解しやすいよう記載されている。 冠詞、前置詞、時制、関係代名詞、受動態、論理関係を表す言葉。 ・ate a chickenかate chickenか。一羽の鶏を食べたのか鶏肉を食べたのか ・obser...
英語の感覚を理解するのに適した本。 日本語の感覚と対比していたりと日本人に理解しやすいよう記載されている。 冠詞、前置詞、時制、関係代名詞、受動態、論理関係を表す言葉。 ・ate a chickenかate chickenか。一羽の鶏を食べたのか鶏肉を食べたのか ・observed by binocularsかobserved with binocularsか。双眼鏡に観察されたのか双眼鏡で観察されたのか
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九重君からのプレゼント 内容(「BOOK」データベースより) 「冷凍庫に入れる」はput it in the freezerなのに「電子レンジに入れる」だとput it in my microwave ovenとなる。どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか。著者が出...
九重君からのプレゼント 内容(「BOOK」データベースより) 「冷凍庫に入れる」はput it in the freezerなのに「電子レンジに入れる」だとput it in my microwave ovenとなる。どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか。著者が出会ってきた日本人の英語の問題点を糸口に、従来の文法理解から脱落しがちなポイントをユーモア溢れる例文で示しつつ、英語的発想の世界へ読者を誘う。
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