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日本人の英語 の商品レビュー

4.1

196件のお客様レビュー

  1. 5つ

    69

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

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マーク・ピーターセン…

マーク・ピーターセンの本はいくつかあるが,これがやっぱり傑作だと思う.抜群におもしろいし,タメになる,中学生や高校生にもおすすめ.

文庫OFF

外国人とは思えないほ…

外国人とは思えないほどの日本語を用い、英語について記述された本。英語を単なる記号として捉えたり、文法ばかりの学習に飽きた人向け。言語を通した文化を学ぶことの面白さを教えてくれる一冊。

文庫OFF

2024/02/03

神田古本まつりで買った本。奥付見たら1988年初版、2011年第68刷らしい! 日本文学を専攻としたアメリカ人による日本人が間違えがちな文法事項について書いた本で、科学系の雑誌で連載してたらしく日本人が英語で書いた論文ではこういう言い方が見られるけど〜、という例を挙げたものが多く...

神田古本まつりで買った本。奥付見たら1988年初版、2011年第68刷らしい! 日本文学を専攻としたアメリカ人による日本人が間違えがちな文法事項について書いた本で、科学系の雑誌で連載してたらしく日本人が英語で書いた論文ではこういう言い方が見られるけど〜、という例を挙げたものが多くて面白かった! 名詞・助動詞・時制・副詞などなど広く書かれてたけど、個人的にはやっぱり冠詞が……難しいな〜、何回も色んな人の説明で理解していくしかないよな〜という感じ。 後半は関係詞とかも出てきてて、間違えてる例文をまず文法的に直すならこう、より洗練された言い方ならこう、って説明されてて面白かった! 特に面白かったのは、著者が「あの人は思いやりがなさすぎる」っていう日本語の表現に「ない」に程度があるのか? って理不尽に感じたところとか(日本語の「ない」はゼロじゃないって話、確かに「あまりない」は「ある」‥)、 前置詞(句動詞)のところでイメージの一致性が素晴らしいって言ってますけどスペルと発音の一貫性のなさにツッコミたくなったところとか。笑 ところどころ英語中心主義的な上から目線を感じなくもなかったけど(なので☆4)、そして面白かったって繰り返してる通り趣味で読んだ本だけど、しっかり勉強にもなりました。

Posted byブクログ

2024/01/02

2024初読み! 父から大学入学後にプレゼントされて、俺も読み終わったら読みたいって言ってたのでやっと貸せる なるほどなあと思う点多々 こういう知識を授業でちらっと話せたらかっこいいし、生徒の中には面白いって感じる子もいるんだろうな〜 大学生ラスト数ヶ月、、! 小説だけじゃ...

2024初読み! 父から大学入学後にプレゼントされて、俺も読み終わったら読みたいって言ってたのでやっと貸せる なるほどなあと思う点多々 こういう知識を授業でちらっと話せたらかっこいいし、生徒の中には面白いって感じる子もいるんだろうな〜 大学生ラスト数ヶ月、、! 小説だけじゃなくて新書や自己啓発本、ビジネス書?なんかも読むぞ^_^ 2024の目標は30冊!!

Posted byブクログ

2023/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本、すごく論理的に日本人の間違えやすい英語について説明していて、なぜ日本人が間違えるかというと、英語には日本語にない概念があるから、というのがその理由。 中学生英語で教えたほうがいいのかもしれませんが、中学生には少し難しいかもしれません。英語圏では数や量に対して厳密です。だから単数形か複数形かにはシビアです。また文脈を重視するからaとtheの違いにもシビアです。初めてのものであればa。既に文脈上、認識があればtheというような厳格な使い分けがあります。 これくらいのざっくりした理解でも日本人の、曖昧な間違いだらけの英文はだいぶ改善されるようです。 日本語でも文脈はあって、「昔あるところにおじいさん”が”いました。おじいさん”は”、、」というけど「昔あるところにおじいさん”は”いました。おじいさん”が”、、」とは言わないでしょうと。主語における「が」と「は」の違い。それと同じくらい英語においてaとtheは根本的に違いますよ、と。 自分は大学受験やそのあと社会人で英語を日常的に使ってきたので、日本人の中では英語の学習を多くやっている部類に入ると思いますが、この本で説明されているようなことについてはあまり気にしたことはなかったし、習う機会もなかったです。知らない単語に出くわしたとき、辞書でその第一義を調べると同じような意味の単語というのがたくさんあるわけですが、あまり細かく追究することはありませんでした。しかし、たくさんある理由というのは、細かいニュアンスが違うからであり、フォーマルな印象を与えたいもの、カジュアルな印象を狙ったもの、学術論文で使うのが適切なもの、日常的な会話で親密さを表すものなのなど、言語は生きものであるということを改めて認識しました。 例えば日本語でも上記の文章で「しかし」を使っていますが「でも」に置き換えてしまうと文章が人に与える印象は大きく変わってしまう、英語にも当然そういうことはある、ということですね。

Posted byブクログ

2022/09/09

英語ネイティブが英語を読み書きするとき、彼らの頭の中で自然に流れている考え方が分かりやすく説明してある。語学仲間に教えてあげたくなるような話が満載で面白かった。 ただ、細々と英語学習を続けている身としては、読めば読むほどある種の絶望感にうちのめされる。 “最後の問題として「英...

英語ネイティブが英語を読み書きするとき、彼らの頭の中で自然に流れている考え方が分かりやすく説明してある。語学仲間に教えてあげたくなるような話が満載で面白かった。 ただ、細々と英語学習を続けている身としては、読めば読むほどある種の絶望感にうちのめされる。 “最後の問題として「英語の流れ」に熟達しようとするなら、なるべく日本語を頭から追い払って、英語を英語として考えるしかないような気がする。”(p.193) それが一番難しいんですよね・・・。

Posted byブクログ

2022/05/21

25歳になって読むと、なんとなく分かる。 前置詞や冠詞のニュアンス、これは中学以来の英語勉強で積み重ねてきた学習の末にこの本を読むことで、「なんとなく分かる」レベルになっているのかもしれない。

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2022/03/30

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN02121941

Posted byブクログ

2022/03/02

22:11読了。日栄社『新・英文法ノート』から。日本人の英文に対して持った違和感を解説した本。正直難しかった。ネイティブの域に達するなら学校文法をしっかり身につけた上で、筆者の書くように"read.read.read.""write.write.wr...

22:11読了。日栄社『新・英文法ノート』から。日本人の英文に対して持った違和感を解説した本。正直難しかった。ネイティブの域に達するなら学校文法をしっかり身につけた上で、筆者の書くように"read.read.read.""write.write.write."を頭がおかしくなるほどやるしかないだろう。それはそうとして筆者のように言葉を専門とする職業ではないとはいえ、非ネイティブが使う母語の違和感を説明できないというのは少し悔しい。

Posted byブクログ

2022/01/28

英語は使えるけどなんとなく伝わらない、ニュアンスってどういうことだろう、英文って何?という疑問にドンピシャで答えてくれます。 実務で英語を使う人は必読といっても良い本と思います。文法誤りを指摘してくる人は大体ここに書いてあることが間違ってるケースが多いことにも気付かされます。。。

Posted byブクログ