商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/03/05 |
| JAN | 9784087718799 |
- 書籍
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世界99(上)
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世界99(上)
¥2,420
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商品レビュー
4.1
763件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
コミュニティによってキャラを変え、世界を分けて生きる如月空子。世界①、②、③と自分を使い分けてきた。その世界全てを俯瞰して自分を世界99とした。洗脳されピョコルンになることを選んだ夫と別れた空子はどうなっていくのか下巻が楽しみ。気味悪い状態が続きながらも飽きずに読めた。
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主人公の感覚がわかってしまう時というか、凄く痛いところ、自分の気持ち悪いところを視認させてくる感覚が苦しいけど一種の快感でもあった。この著者の作品はそういう所が好き。ずっと新視点。
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『世界99 上』 「飲み込まれる」。 ありえない生物、ピョコルン。リアリティのある文章が簡単にピョコルンを具現化してくれた。 実際に現実に現れたとしたら。そして、それが現れてしまったあとに、ピョコルンの存在価値や意味が社会の中でつくられていったとしたら――。きっと最初は抵抗し...
『世界99 上』 「飲み込まれる」。 ありえない生物、ピョコルン。リアリティのある文章が簡単にピョコルンを具現化してくれた。 実際に現実に現れたとしたら。そして、それが現れてしまったあとに、ピョコルンの存在価値や意味が社会の中でつくられていったとしたら――。きっと最初は抵抗しながらも、いつの間にか受け入れてしまうんだろうなと思うと、ぞっとする。 そして印象に残ったのが、主人公のコミュニティごとの「キャラ変」。 多かれ少なかれ、私にもある。相手や場の空気を読み、その場に馴染むように自分を変えること。 主人公のような「トレース能力」、実はちょっと欲しいと思っていた。その場の雰囲気を読み、そこでの最適解に自分をバージョンアップする。そして、ただ馴染むだけではなく、その場で求められる以上の存在になれる。 すごい能力だと思う。 でも、主人公は幸せになれない。 特に、彼氏や結婚相手との関係では。 そこが妙にリアルだった。 読んでいる途中から、現実と本の世界がぼんやり重なってきて、現実のほうにも、すごく薄い不安な霧がかかっているような時間を過ごした。 怖いのに、物語としては面白い。 だから、上巻は一日で読了。 どう終わりを迎えるのか、とにかく早く知りたい。 このままの世界で終わってしまったら、なんかやりきれない。 一方で、「現実って、こんなものなのかもしれない」とも思う。 だからこそ、せめて物語の中では、もう少し良い世界に着地してほしい。 そんな期待を、下巻に託している。
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