商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/07/14 |
JAN | 9784065318089 |
- 書籍
- 文庫
海神の娘
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海神の娘
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Tさんのおすすめ。 美しい話だ。 海神たる蛇神の抜け殻でできたと言われている島々は、 海神の島々だった。 巫女王は巫女たちと共に小島に住み、 ただひとり海神の声を聞くことができた。 海神は島々の領主を決め、巫女の中からその妻を選んだ。 巫女たち、海神の娘は大きな力は持っていない。 人から見えなくなる霧を使えたり、 あたったりはずれたりする夢を見たり、 亡霊を祓えたりとわずかな力を海神から分けられている。 だが、海神の娘たちも人の子、それぞれの生い立ちと気持ちを抱えて島へ渡る。 陰謀で処刑された家の娘だったり、奴隷だったり、 炭鉱に住み着いた盗賊にさらわれた娘だったり。 海神の娘たちがそれぞれの領主である夫と、 気持ちを寄せ合って幸せになる話。 美しかった。
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島が連なるその地域では、海神とその託宣を伝える巫女王への信仰が篤い。島々の次の領主は、託宣により選ばれる。その妻は、他の世界から隔絶されて巫女王の下で養育された「海神の娘」の中から、やはり託宣により選ばれる。しかし、彼女たちは、元はどこかの島で普通に暮らしていた少女であって、海神...
島が連なるその地域では、海神とその託宣を伝える巫女王への信仰が篤い。島々の次の領主は、託宣により選ばれる。その妻は、他の世界から隔絶されて巫女王の下で養育された「海神の娘」の中から、やはり託宣により選ばれる。しかし、彼女たちは、元はどこかの島で普通に暮らしていた少女であって、海神の娘となるのも、また託宣によるもの。貧しい家の者、悲惨な環境にあった者、愛情に包まれて暮らしてきた者、その出自も様々だ。 三男でありながら領主となった男に、先代が罪に落とし粛清した名家の直系の娘が、「海神の娘」として嫁ぐ。
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なるほど、短篇集でした。 黒烏と同じ世界観ということで読み始めましたが、同じ舞台ですが登場人物は重ならず。 懐かしのあの地図。 銀髪の一族についての描写がちらっとだけあった。 話はまったく続きものではないのですが楽しめました。 ただ烏から読んでないひとにはもしかしたらものた...
なるほど、短篇集でした。 黒烏と同じ世界観ということで読み始めましたが、同じ舞台ですが登場人物は重ならず。 懐かしのあの地図。 銀髪の一族についての描写がちらっとだけあった。 話はまったく続きものではないのですが楽しめました。 ただ烏から読んでないひとにはもしかしたらものたりないのでは。 他の方も書いてましたがそれぞれ違う出版社から同じ世界観の違うシリーズがでたのはすごいですね。 帯でそれぞれが宣伝してるのもすごい。 次巻が出るようなので楽しみに読みます。
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