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熟柿
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/03/27 |
| JAN | 9784041146590 |

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商品レビュー
4.2
1081件のお客様レビュー
良かった。真面目で好感の持てる、ごく一般的な女性。ごく普通に家庭を持ち、祝福される出産を迎えるはず、そして彼女に見合った人生を過ごしていくはずだった。が、ある事故を通じて絶望ともいえる程の転落、経験を重ね、それでも、淡々と生きていく。 支えていたのは息子への思い、会うことも、手紙...
良かった。真面目で好感の持てる、ごく一般的な女性。ごく普通に家庭を持ち、祝福される出産を迎えるはず、そして彼女に見合った人生を過ごしていくはずだった。が、ある事故を通じて絶望ともいえる程の転落、経験を重ね、それでも、淡々と生きていく。 支えていたのは息子への思い、会うことも、手紙を書くことすら許されない息子。彼にあてての毎日の語りかけ、彼のために準備した保険金の支払いのために働いてお金を稼ぐこと、を通じて、彼女はその精神を保っていたのだと思う。 息子の同級生母娘が良き理解者になってくれた幸運もあり、それが報われる一筋の光を見せて物語は終わる。 誰にでも起こるかもしれない思わぬ事故、過ち。 それでも人生は続いていく。 熟柿、と言う言葉が希望を持って腑に落ちる、読後感でした。
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ひき逃げ事件をきっかけに人生が大きく狂い、離れ離れになった息子を思いながら、絶望の日々を生き抜いていく物語。過酷な状況でも生きることを諦めない主人公の姿には胸を打たれたが、あまりにも重く暗い内容で、自分には少しつらく感じる一冊でした。
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27歳の時に轢き逃げ事故を起こしてしまった女性(妊婦)が、刑務所の中で子どもを産み、出所して44歳になるまでの人生を追った長編小説。 一度も息子の顔を見ることができず、それでも会いたいという想いを抱えながら、ひとりで生きてきた彼女の人生は、孤独である。 息子に会うために、時に衝...
27歳の時に轢き逃げ事故を起こしてしまった女性(妊婦)が、刑務所の中で子どもを産み、出所して44歳になるまでの人生を追った長編小説。 一度も息子の顔を見ることができず、それでも会いたいという想いを抱えながら、ひとりで生きてきた彼女の人生は、孤独である。 息子に会うために、時に衝動的に行動してしまう。 その度に自分の行動や判断が間違っていたと後悔し、また孤独の生活に戻る。 事件を起こしたと思ったら、一気に年月が飛び、事件から時間が経った頃の日常生活が描かれる、というスピード感に振り回されてしまった。 その間に何があったのか、早く説明して〜!と急いで読み進めたくなってしまう。 片時も目が離せず、気づけば彼女の人生の伴走をしている。 淡々と進むのに、時に思わぬ方向からの「誤算」が起こり、彼女と共に戸惑いの中に放り投げられる。 何とも不思議な読み心地の本だった。
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