商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/03/27 |
| JAN | 9784041146590 |
- 書籍
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熟柿
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熟柿
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商品レビュー
4.2
1256件のお客様レビュー
本のタイトル、なぜ『熟柿』なのか。最後腑に落ちました。 過去が烙印となり誠実に生きても忘れようとしても足枷のように苦しみ続けることになる反面、会えない息子を思い続ける「母」の顔を持つ主人公に読者の私も胸が締め付けられました。第三者からの影響で偏見持たず、その愛がゆくゆく息子にも伝...
本のタイトル、なぜ『熟柿』なのか。最後腑に落ちました。 過去が烙印となり誠実に生きても忘れようとしても足枷のように苦しみ続けることになる反面、会えない息子を思い続ける「母」の顔を持つ主人公に読者の私も胸が締め付けられました。第三者からの影響で偏見持たず、その愛がゆくゆく息子にも伝わってほしいと願うほどです。 全て諦めて人生を捨てて自暴自棄になってもおかしくないのに、分岐点になる場面で選択肢し続け、行動力がある主人公。強い人のようにみえるが、決して強い人だからではない。 おすすめ度MAX
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傑作と聞いていたけれど、とても考えさせられる長い物語だった。 主人公の女性は、一つの判断を誤った。それをきっかけに、大事な大事な息子との時間を失ってしまう。子どもがいる身として、読んでいてとても辛かった。 もちろん、ひき逃げは良くない。ただ、夫の対応や、一歩間違えばより酷い犯...
傑作と聞いていたけれど、とても考えさせられる長い物語だった。 主人公の女性は、一つの判断を誤った。それをきっかけに、大事な大事な息子との時間を失ってしまう。子どもがいる身として、読んでいてとても辛かった。 もちろん、ひき逃げは良くない。ただ、夫の対応や、一歩間違えばより酷い犯罪者になっていたかもしれない親友の行動、そして悪意のある同僚など、さまざまなことを考えると、主人公はあまりにも運が悪かったように思う。 一度の失敗で、すべてが変わってしまうことが怖かった。もちろん、人生はやり直すことができる。それでも、時には決して間違ってはいけない出来事というものがあるのだと知った。 一方で、主人公の女性が逞しく成長していく姿を見ることもできた。 すべてを失い、打ちひしがれていた彼女が、周りの人の力を借りながら、本当に一歩ずつ前に進んでいく。こんな経験をして成長したくはないけれど、やはり彼女はさまざまな経験を経て、とても強くなっていったのだと思う。 その姿には、少し希望も感じた。 主人公の目線で物語が語られているため、本当に一人の女性の内面を覗きながら、一緒に歳を重ねているような気持ちになり、彼女をとても身近に感じた。 全体的には、とても暗い物語だと思う。けれど、その中には小さな希望があった。 自分の足で立ち、自分の居場所を切り開いていったこと。安心できる存在を見つけ、そして自分も心を開いていこうと思えるようになったこと。 とても時間はかかるけれど、時薬は存在する。 最後には息子とも会うことができた。これから主人公が幸せに生きていくことを願いたい。
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この本は発売された時から気になっていた本でしたが、私自身の出産や育児、プライベートなことに追われてて半分購入を忘れかけてました。 先日、半日だけ1人の時間を確保できたので、久しぶりに本屋に行った所、欲しかった本だ!と思って速攻購入して読破しました。 本屋大賞2位にも選ばれた当...
この本は発売された時から気になっていた本でしたが、私自身の出産や育児、プライベートなことに追われてて半分購入を忘れかけてました。 先日、半日だけ1人の時間を確保できたので、久しぶりに本屋に行った所、欲しかった本だ!と思って速攻購入して読破しました。 本屋大賞2位にも選ばれた当作品。 初め、漢字が読めませんでしたが、なぜか気になってしまった1冊です。 主人公のかおりが踏み外してしまった罪は逃れることはできない。 読んでいて、もしかすると自分でも同じようなことが起こりうる出来事を心理的な描写も含めて感情移入して読みました。 私にも小さな息子がいます。 主人公のかおりは罪を犯したばかりに、産んですぐに息子と離れ離れになってしまう。 会いたいけど会えない切ない気持ちが文章から伝わってきて、もし私が主人公のかおりとおなじように息子と離れ離れになってしまったら、悲しいし、辛いし、いたたまれない。 そんなところから物語を読み進めていきました。 まさにタイトル通り、気長に時機が来るのを待つことと時の流れで見えてくる大切なものを見せてくれた気がしてます。 また人との出会いって良くも悪くも大事だし、何かどこかで繋がってる縁ってあるんだなとも思える作品でした。 かおりのこれからの未来がどうか穏やかでありますように…。
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