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海のうた
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 左右社 |
| 発売年月日 | 2024/07/05 |
| JAN | 9784865284195 |
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海のうた
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
100人の歌人それぞれがうたった、海の短歌100首のアンソロジー 表紙の深い青色の美しさに惚れ惚れする。手にとって、開いた中身が全部海についての短歌で、本の手触りを感じながら波音や潮の香りを記憶が追いかけていく時間の尊いこと。 気になった著者の情報と出典もみやすく掲載されていて良い。 1首だけ選ぶとしたら 『蟹缶を自分のために開けてゐる海がこぼれぬやうにそおつと』
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『月のうた』に次いで読了。こちらもタイトルを具現化したような、海を感じる装丁で思わず手に取りたくなる一冊。同時代の歌人100人がうたった100首の海にまつわる短歌アンソロジー。 特に好きだなと思ったのは下記3首。 もう一度波に差し出すまだきみがわたしの前にいた頃の靴（岡崎裕美子...
『月のうた』に次いで読了。こちらもタイトルを具現化したような、海を感じる装丁で思わず手に取りたくなる一冊。同時代の歌人100人がうたった100首の海にまつわる短歌アンソロジー。 特に好きだなと思ったのは下記3首。 もう一度波に差し出すまだきみがわたしの前にいた頃の靴（岡崎裕美子） いつ死ぬかわからないのにどうやって海へ行く日を決めるのだろう（pha） シーグラス 波にすべては洗われていつか許せる日が来るのかな（岡本真帆）
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装丁も良い。好きなうたは数が多いのでその中でひとつ。 もう一度波に差し出すまだきみがわたしの前にいた頃の靴 (岡崎裕美子) 別れた恋人と来た時のことを思い出しながら波打ち際をゆっくり歩く人は何を考えているか思いを馳せました。
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