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あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」
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あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

飲茶(著者)

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あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2024/06/06
JAN 9784478114315

あした死ぬ幸福の王子

¥990

商品レビュー

4.3

59件のお客様レビュー

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2026/08/05

死を意識することは、時間の有限性を意識する事。時間の有限性を意識すると、今やってることが、本当にやりたいことがなんなのか考えることになる。人間いつ死ぬか分からないから、本当は死を意識する必要がある、メメントモリ。明日死ぬとしたら、来年死ぬとしたら、10年後死ぬなら、今日私は何をす...

死を意識することは、時間の有限性を意識する事。時間の有限性を意識すると、今やってることが、本当にやりたいことがなんなのか考えることになる。人間いつ死ぬか分からないから、本当は死を意識する必要がある、メメントモリ。明日死ぬとしたら、来年死ぬとしたら、10年後死ぬなら、今日私は何をするだろうか。世間体で生きてないか、周りの人がやってるから同じことをやってないか。色んな人たちがいる中で、唯一共通しているのは死ぬこと。周りと協調して上手くやっていくことももちろん大事だけど、自分が大事だなと思うこともしっかり意識して、自分のやりたいようにやる割合も増やしていくべし。エピローグがちょっと倫理学っぽい話になってしまって若干くどいけど、飲茶さん今回もありがとう。

Posted by ブクログ

2026/07/31

「日常の負い目を見逃さず、向かい合うことで『死の先駆的覚悟(本来的な生き方)』ができる。」という他者が救世主の世界

Posted by ブクログ

2026/07/26

飲茶先生の著作であることに加え、「あした死ぬ幸福の王子」というタイトルの「あした死ぬのに幸福……?」という疑問に興味を持ち、本書を手に取った。 本書は、『幸福の王子』の物語を通してハイデガー哲学を学ぶ入門書である。主人公のオスカー王子は、贅沢な生活を送りながらも人生に意味を見出...

飲茶先生の著作であることに加え、「あした死ぬ幸福の王子」というタイトルの「あした死ぬのに幸福……?」という疑問に興味を持ち、本書を手に取った。 本書は、『幸福の王子』の物語を通してハイデガー哲学を学ぶ入門書である。主人公のオスカー王子は、贅沢な生活を送りながらも人生に意味を見出せずにいた。しかし、死を意識する出来事をきっかけに、自分自身の生き方と向き合っていくことになる。 本書の中心的なテーマは、人は放っておくと世間や他人の価値観に流されて生きてしまうということだ。自分では自分の人生を選んでいるつもりでも、実際には周囲からの評価や「こうあるべき」という価値観に縛られていることは多い。 ハイデガーは、こうした生き方を「非本来的な生き方」と呼ぶ。そして、本来的に生きるためには死を意識することが重要だと説いている。 もし自分が1時間後に死ぬと分かった場合、その時間まで普段通り仕事を続けるだろうか。おそらく多くの人は「そんなことをしている場合ではない」と思うだろう。死を意識することで、普段は見過ごしている本当に大切なものや、自分がどう生きたいのかという問いに向き合うことができる。それを引き受けて生きることが、本来的な生き方なのだと思う。 正直、この考え方はかなり困難なことを言っているようにも感じた。常に自分自身と向き合い続けるというのは簡単ではない。 本書では、そのための手がかりとして「負い目」と向き合うことの重要性が描かれている。人間は、自分では選べない環境や条件の中に生まれ、限られた時間の中で生きていく存在である。そのため、「これでよかったのか」と自分の人生に対して負い目を感じることがある。 その負い目に対して向き合うための考え方が「良心の呼び声」である。それは具体的な答えを与えるものではなく、心の中から聞こえる「今のお前、それでええんか?」という問いかけのようなものだ。この声から逃げず、自分自身に向き合うことが大切なのだと感じた。 本書の中で特に印象に残った言葉は、「人生は終わるまで、終わらない」である。人は死ぬ瞬間まで可能性を持ち続けており、最後の瞬間まで人生は変化し続けるという意味だと受け取った。 また、オスカー王子とヒルダの関係の変化も印象的だった。物語の序盤では、オスカー王子はヒルダを自分の不幸をぶつける対象として見ていた。しかし、物語が進むにつれて、彼女を一人の人間として向き合うようになる。 オスカー王子が最後にどのような選択をするのかは、本書の大きな見どころであり、その過程こそが「幸福とは何か」を考えさせる部分だった。ここについても「人生は終わるまで、終わらない」をよく表したストーリーであったと思う。 一方で、本来的に生きることは現代社会ではより難しくなっているとも感じる。SNSなどによって他人からの評価が可視化され、周囲の目を意識する機会は増えた。そうした環境では、世間の価値観に流されず、自分自身の人生を考え続けることは簡単ではない。 だからこそ、自分自身の負い目や良心の呼び声に向き合うことが、現代ではより重要なのかもしれない。本書を読んで、自分自身も日々の生活の中で惰性や周囲の価値観に流されていないかを考えさせられた。常に完璧に本来的な生き方をすることは難しい。しかし、少なくとも負い目から逃げず、自分自身の人生に向き合う姿勢は持ち続けたい。 『あした死ぬ幸福の王子』は、日常が単調に感じられる人や、他人の評価や世間の基準に縛られて、自分の生き方を見失っている人に刺さる一冊だと思う。

Posted by ブクログ

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