あした死ぬ幸福の王子 の商品レビュー
不覚にも泣いてしまいました(涙) ハイデガーの「存在と時間」を物語りを使って分かりやすく紐解いてくれました。 最後は「幸福な王子」になぞらえてしめくくる、いい涙を流させていただき感謝です。
Posted by
物語仕立てにハイデガー哲学というものを少しかじれる。誰もが人はいつ死ぬか分からない、もしかしたら今かも…と意識して、無駄におしゃべりしてる時間はない、ってことかなあ? 一度読んだだけでは理解が浅いので、時期を空けてまた読んでみたい。でも、自分なりに何かが残ったと思う。
Posted by
人はいつか死ぬ、感想書いてる今死ぬかもしれないし、感想書き終わったあと、図書館行く途中に死ぬかもしれない。死はいつ来るかわからない。それに、死んだら、何も残らない…なんのために生まれてきたんやろ…?みたいに考えたことは皆さんにもあると思うんですよね(多分)。それを究極まで、かつ論...
人はいつか死ぬ、感想書いてる今死ぬかもしれないし、感想書き終わったあと、図書館行く途中に死ぬかもしれない。死はいつ来るかわからない。それに、死んだら、何も残らない…なんのために生まれてきたんやろ…?みたいに考えたことは皆さんにもあると思うんですよね(多分)。それを究極まで、かつ論理的に私たちの代わりに考えてくれた人がハイデガーさん。ハイデガーさんは昔から心臓の病で死にかけたことがあったとか…。だから、死に向き合う機会が多かったんだろうな。 そんなハイデガーの哲学の本ですね、最初は何言ってるのか分からなくて、大変だったけど、時が経つにつれ、なんとなく分かり始めました。やっぱり、飲茶さんの本、全部わかりやすぅ! 物語形式になってるのが新鮮で、読みやすかった。最後に、あの童話、「幸福の王子」と繋がっていて、少し泣けました。特に、王子の名前を「幸福の王子」の著者の名前にしてるところに感動…! 。゚(゚´ω`゚)゚。
Posted by
ハイデガーは難解である、ということすら知らずに読んだので、とても分かりやすく腑に落ちる内容で、ハイデガーに興味を持った。こんな生と死の捉え方をする人間が、どうしてナチスに加担することになったのかを含めて知りたいと思うきっかけになった。
Posted by
「死」が幼い頃からこわくて、大人になってからも常に考えています。ハイデガーは初耳だし本のタイトルも怖かったけど、なにかヒントがあるのではないかと、手に取りました。答えはないけど、流されて生きるのをやめて、本気で生きようと改めて思わせてくれる本でした。ストーリー仕立てはとても読みや...
「死」が幼い頃からこわくて、大人になってからも常に考えています。ハイデガーは初耳だし本のタイトルも怖かったけど、なにかヒントがあるのではないかと、手に取りました。答えはないけど、流されて生きるのをやめて、本気で生きようと改めて思わせてくれる本でした。ストーリー仕立てはとても読みやすくてスルスルとありがたかったです。
Posted by
ブログで紹介されてるのを見かけて読んでみました。 そのブログを書いている人がガンに冒されいて そういった方が紹介されているというのもあり 興味津々でした。 この本のタイトルがとても印象的でサブタイトル? の「ハイデガー哲学」というのを見ていなくて・笑 実はハイデガー哲学...
ブログで紹介されてるのを見かけて読んでみました。 そのブログを書いている人がガンに冒されいて そういった方が紹介されているというのもあり 興味津々でした。 この本のタイトルがとても印象的でサブタイトル? の「ハイデガー哲学」というのを見ていなくて・笑 実はハイデガー哲学を分かりやすく解説した本でした。 哲学自体には興味があったのですが 哲学は奥や底が深すぎて理解ができないと思ってました。 もちろん、この本もめちゃくちゃ分かりやすく書いてあるのですが理解はできてません。 だけど私自身は哲学って物事をどう捉えるか?という視点を研究するものだと感じていて、このハイデガーさんの場合は存在や死についてだったと思います。 最近、身近な人を亡くし 私自身が死について、生きるということを考えたくて 手に取った本でもありました。 余命宣告をされた王子がハイデガーの哲学理論を通して死に向き合っていくというストーリーなのですが、ハイデガーさんなりの死についての捉え方は参考になりました。でもこの本で印象に残っているのは最後かな。 ここがハイデガーさんが言いたいことがぎゅっと詰まってる物語なのかな、と。 そしてその部分を読んで泣きそうになりました。 「人生は終わるまで終わらない」 「人は最後まで自分らしくありたいと願う」 最後のツバメと王子の話は何度読んでも涙が出ちゃいます。
Posted by
1 どんな本? ハイデガーの哲学を物語を通じて教えてくれ る本。ハイデガーの難解な哲学書を平易の表現し ているのはこの本だけ。 2 なんで読んだの? (1) 好きな作家だから。 (2) 新たな哲学を学びたい。 (3) 学んだ哲学を説明でき...
1 どんな本? ハイデガーの哲学を物語を通じて教えてくれ る本。ハイデガーの難解な哲学書を平易の表現し ているのはこの本だけ。 2 なんで読んだの? (1) 好きな作家だから。 (2) 新たな哲学を学びたい。 (3) 学んだ哲学を説明できる状態になりたい。 3 構 成 280頁 死の宣告されるシーンから始まり、報われた死 で終わる。天国の天使と神のやり取りのおまけ付 き。存在、現存在、道具、死とハイデガーの哲学 を物語を通して説明する構成。 4 著者の問題提起 死を受け入れて初めて有意義な人生を送れると ハイデガーが言ってる。 5 命題に至った理由 ハイデガーの哲学 6 著者の解 死ぬ瞬間まで人生はわからないとハイデガーは 言ってる。 7 重要な語句・文 (1) 現存在 (2) 人類はあるを語れない。 (3) 自分以外は道具 (4) 死ぬ迄は人生の満足はわからない。 (5) 死は全ての関係を断ち切る。 8 感 想 物語が面白い。自身がが蹴り上げた貧民と心通 じ合う物語は素敵。 刺さったのは死ねば終わりと言う事。全ての関 係が無くなる。寂しい事もある。今を生きよう。 深く知りたいことは死ぬまで人生はわからない 事。9割ぐらい決まってそうな感じがするが? 人に勧めるなら自己以外は道具。冷静に考える と全てそうなるのか?我が子すらも?他者にも考 えてほしい。 絵や図は無し。 タイトルの通り幸福に死ぬ王子。他者貢献が充 実の鍵なのだろうか? 9 TODO 大事な人を大事にする計画を立てて実行する。 10 問 い 良いものの条件は? 11 答 え 限りある事
Posted by
「自分の死」から存在、現存在、道具、死の5つの性質、負い目=良心などをめぐって論が続く。 とにかく分かりやすい。ストーリーにもわざとらしさが少ない。 結末は感動的だが、こういうことでよいの?という一抹の不安は感じる。
Posted by
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10280584
Posted by
非常に読みやすく分かりやすい。 でもやっぱり哲学って難しい、というか今はまだ理解に苦しむ。 でもハマりそう。
Posted by