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あの夏が教えてくれた 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2024/03/29 |
| JAN | 9784488136116 |
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あの夏が教えてくれた
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商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
ミズーリ州の静かな田舎に暮らす15歳の少年ボーディ 彼は父を亡くし母親と暮らしている 新しい高校に馴染めず、友だちもいない… ただ、隣家に暮らす年配の男、ホークとの会話からはさまざまなことを学んでいた しかし、ボーディはいつかこの町から出ていくことを夢みていた そんな時、町最大の...
ミズーリ州の静かな田舎に暮らす15歳の少年ボーディ 彼は父を亡くし母親と暮らしている 新しい高校に馴染めず、友だちもいない… ただ、隣家に暮らす年配の男、ホークとの会話からはさまざまなことを学んでいた しかし、ボーディはいつかこの町から出ていくことを夢みていた そんな時、町最大の工場に勤める黒人女性が失踪… さらに思いがけない事件がボーディの日常に不穏な影を落とす… おもしろかった! 何より語り手がボーディで、彼が少年時代を回想するかたちで物語が進むため、大変読みやすかった 黒人女性が失踪し、工場から多額のお金が無くなったというミステリーを主軸に 向かいの家に引っ越してきた、黒人の少年トーマスとの青春友情物語… 黒人差別や閉鎖的な社会での偏見などに向き合う成長物語 などが丁寧に描かれ、物語にどんどん引き込まれていく さらにボーディの周辺の人物たちのサイドストーリーが胸に響く ラストは涙なしには読めなかった
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この人の作品は、ずっと面白くて読みやすかったのですが、なぜか序盤から読みにくくて、苦戦。かつ中盤まで事件らしい事件が起こらず、一体どういう話なのか、なかなか見えてこず、肩透かしを喰らいました。高校生が経験したある夏の物語を、黒人差別の問題などを取り上げながらのストーリーというだけ...
この人の作品は、ずっと面白くて読みやすかったのですが、なぜか序盤から読みにくくて、苦戦。かつ中盤まで事件らしい事件が起こらず、一体どういう話なのか、なかなか見えてこず、肩透かしを喰らいました。高校生が経験したある夏の物語を、黒人差別の問題などを取り上げながらのストーリーというだけで、少し残念でしたが、ラストの読後感自体は良かったです。
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アレン・エスケンスの「償いの雪が降る」シリーズが面白かったので、こちらも期待。この人の作品は、映像的でノスタルジック。今回は「償いの雪が降る」にも登場したボーディ・サンデンが主人公。って誰?覚えてなかったです。 15歳のボーディの、ひと夏を描いた小説。1970年代、今よりももっと...
アレン・エスケンスの「償いの雪が降る」シリーズが面白かったので、こちらも期待。この人の作品は、映像的でノスタルジック。今回は「償いの雪が降る」にも登場したボーディ・サンデンが主人公。って誰?覚えてなかったです。 15歳のボーディの、ひと夏を描いた小説。1970年代、今よりももっと深い差別主義がはびこるアメリカの町。そこへ工場長として黒人一家が、ボーディの向かいの家に引っ越してくる。ボーディは、工場長の息子トーマスと知り合いになるが・・・。 ボーディでさえ知らず知らず無意識にしてしまう差別、大声では立ち向かわず、でも決して屈しない黒人たち、町の有力者が集う白人至上主義のグループ。閉鎖的な町は、黒人女性の横領と行方不明事件から端を発し、息が詰まる緊張感に包まれる。 その事件を軸に話が進んでいくのだけれど、夏休みのボーディとトーマスのキャンプ生活、アルバイト、ちょっとした冒険の数々が生き生きと描かれ、友情を育む様子が本当に良かった。頭で分かっていても理解できず、心の底にある差別を拭うには、相手を良く知ることなんだと改めて感じた。 隣に住む、まるで保護者のようなホークが、ボーディを正しく導くよう会話を重ね、でも決して威圧的ではなく、少年2人を守り続けたことが心に沁みた。 最後はちょっと涙なしでは語れない終わり方でした。
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