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タスキ彼方
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/12/08 |
JAN | 9784093867085 |
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商品レビュー
4.4
48件のお客様レビュー
戦時下ということもあり人が入れ替わる ところどころ主語が見えなくなることもあった(あえてなのかもしれない)が、勢いで読めば大丈夫、それだけの走り抜ける感がある 最後のページまで、脈々と受け継がれてる駅伝を表されていて登場人物が丁寧に扱われている
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦時下の箱根駅伝と令和の箱根駅伝が交錯する。 太平洋戦争真っ只中に陸上を愛した大学生たち。学徒出陣が始まり、それでも箱根を走りたい情熱。その思うがひしひしと伝わる。 一方の令和ではパリオリンピックを決めた現役の大学生アスリート。駅伝なんか、と歯牙にも掛けないのだが、コーチの祖父と箱根駅伝との関係が明らかになるにつれて気持ちが動く。 戦時下の駅伝、令和の駅伝ともになんとなく想像ができる擬名の大学が登場する。ご丁寧に最後に令和の箱根駅伝の記録が記載されているが、実在の大学ではない(名前は似ている)のであまり意味をなさない。 思い切って実在の大学名で書くことはできなかったのか?特に戦時中の部分についてはかなり詳細に調べられたと思うので、実在の大学と人物を使っても良かったのではないかと思う。令和に繋がるのは選手ではなかったわけだし。 一方で青学、駒沢と強い大学が偏っている現代では実在の大学名が使えない事情はわかる。特に今回の主役はピンクの「日東大学」。これは日大と想像できるのだけど実際太平洋戦争前から戦時中にかけてほぼ優勝常連チームだった。 中途半端に大学名が想像出来てしまうので、小説と割り切って思い切って実在の大学名で書いてしまっても良かったのではないかな、と自分は思った。 いずれにしても小説の内容は素晴らしく、戦時中に駅伝をなんとか継続したいという強い思い、戦後にGHQを説き伏せて復活させるという熱意。 出征のため、復路で走りたかった選手を往路で走らせ、そのまま戦地に向けて出発した選手が描かれている。戦時中に走った選手たちが戦争で命を落とした記載には涙が出る。箱根駅伝はそんな想いを背負いながら脈々と続いていると考えるともっと真剣に向き合ってあげたいと言う気持ちになる。
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タスキメシのシリーズがよかったので額賀澪さんの別の作品も読みたくて…。 人の命は何よりも尊いものであるはずなのに、命をかけて挑まなければならなかった学生たちの箱根駅伝への想いが溢れていて苦しくなった。 「もう走るのがしんどい。足が上がらない。そう思ったときに、あと一歩だけ足を前に...
タスキメシのシリーズがよかったので額賀澪さんの別の作品も読みたくて…。 人の命は何よりも尊いものであるはずなのに、命をかけて挑まなければならなかった学生たちの箱根駅伝への想いが溢れていて苦しくなった。 「もう走るのがしんどい。足が上がらない。そう思ったときに、あと一歩だけ足を前に出してみようと思わせる何かを、彼の背中はまとっている。」そんなふうに思える人との出会いはステキだと思うし、できることなら私も誰かの力になれる生き方をしたい、そう思わされた。
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