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襷がけの二人

嶋津輝(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/09/25
JAN 9784163917511

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商品レビュー

4

47件のお客様レビュー

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2024/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大正末期から敗戦後の昭和25年まで、父親同士の友人関係で山田家に嫁に来た千代とそこで女中頭をしていたお初さんとの絆の物語。 あけすけに性の話をするお初さんだからこそ、千代の左側にあるビラビラの正体を教えるところは感無量でした。本当の思いやりってこういうことですね。 また美味しそうな料理の数々、大正末期にタンシチューとは、驚きました。

Posted by ブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023下半期 第170回直木賞候補作品 時代は大正末期から戦中戦後。 裕福な家に嫁いだ千代と その家の女中頭、お初の物語。 千代は実母への複雑な想いや 夫と心も体も深まらないことが寂しくもあるが お初ともう一人の女中さんと3人での 仲良くのんびりした丁寧な暮らしが描かれます。 文章も大変読みやすく、スルスル読めていたが 途中で左のピラピラの話で ビックリ仰天。 あわわ、そんなことって、、とページを捲る手が更に止まらず、、、、 私ったらなんて下世話なんでしょう。 しかしこのエピソードいるのかな。 ただ相性が悪かったて話じゃダメだったのかな。 空襲で離れ離れになってしまう二人。 のんびりぼーっとお初さんに守られながら 平和に暮らしていた千代は戦後初めて 自分で職を見つけ、一人生きていく。 そして初めて恋をする。 何の問題もなく お相手と愛し合えた千代さん。 本当に良かった。 結局ピラピラではなく、愛情の問題だったのだね。 そしてお初さんとの再会。 戦中戦後の苦労を超えて 仲睦まじく暮らしていく。 幸せな料理がたくさん出てきてほんわか幸せな終わり方でした。

Posted by ブクログ

2024/05/05

 昭和24年鈴木千代は、盲目で二回り年上の三味線の師匠三村初衣の家で住む込みの女中として働き始める。実は戦争前まで、初衣が千代の嫁ぎ先で女中をしていたのだった。    大正15年、千代は親の決めた許嫁である製罐会社社長の息子と結婚した。その家の二人の女中がいて、年嵩のほうが初衣で...

 昭和24年鈴木千代は、盲目で二回り年上の三味線の師匠三村初衣の家で住む込みの女中として働き始める。実は戦争前まで、初衣が千代の嫁ぎ先で女中をしていたのだった。    大正15年、千代は親の決めた許嫁である製罐会社社長の息子と結婚した。その家の二人の女中がいて、年嵩のほうが初衣であった。初衣は芸者上がりで、舅の妾であった(姑はすでに死亡)。  千代は女中二人とは仲が良かったが、夫とは精神的にも「肉体的」にも疎遠であり、離れて暮らすようになった。そのうち夫に愛人ができ、子供も生まれた。そして舅も亡くなり、夫も病気で亡くなったが、以前のまま初衣と一緒に暮らしていた。しかし東京大空襲の中、逃げまどう千代と初衣は離れ離れになってしまう。  その後、再び二人は出会うことになる、以前とは逆の立場で。女二人の関係が、親子のようであり姉妹のようでもあり、親友の関係でもあったりする。その関係がとても良い。  ドラマか映画で見てみたい。映像的に難しい描写もあるが、そこは何とかボカシて。やはり千代役は黒木華さんか蒼井優さんかな。初衣役は背が高い人じゃないとだめなので、松下奈緒さんか小雪さんで。杏さんはイメージ違うかな。

Posted by ブクログ

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