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襷がけの二人
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/09/25 |
| JAN | 9784163917511 |
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襷がけの二人
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商品レビュー
3.9
94件のお客様レビュー
淡々と進んでいく人情物語かと思いきや、予想外な理由での夫婦不仲話や芸者の花電車の話など、オモシロ?エピソードが多々出てくる。 もしこれが男性作家の作品だったらちょっと嫌だなと感じそうだが、女性作家だからさっぱりと面白おかしく笑えるのかもしれない。
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知ることの大切さを思う。 情報収集の手段が限られる時代、普通のことですら簡単には知ることができないのに、プライベートなことは尚更。 家族しか教えてくれる人はいない、家族が知らなきゃ、教えてくれなきゃそこまで。 今の世の中情報溢れすぎと言われるけど、知ることができるというのはやはり...
知ることの大切さを思う。 情報収集の手段が限られる時代、普通のことですら簡単には知ることができないのに、プライベートなことは尚更。 家族しか教えてくれる人はいない、家族が知らなきゃ、教えてくれなきゃそこまで。 今の世の中情報溢れすぎと言われるけど、知ることができるというのはやはりすごいことなんだな。 でも、知るのが遅かったとしても、そこからの人生を作っていくのは自分自身。 最後に笑って終われたら勝ちか。 何も知らなかった千代さんが…それは本人の責任とは言えない…遅くても様々なことを知って、成長していく物語。 千代さんには吸収する力があったのよね。 酸いも甘いも乗り越えて、自分の足でしっかりと歩いていく。 ものを知らなすぎなのはむしろ茂一郎さんの方だと思ったな…。
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山田家に嫁いだ千代とその家の女中頭お初。戦禍で離れ離れになった二人は、千代は喉を潰し、お初は視力を失うも時を経て再会を果たす。 戦争ということを抜きにしてもこの時代の女性たちは想像するよりずっと生きにくかったに違いない。 それでも読み心地に息苦しさを覚えないのは、柔らかな文体だけ...
山田家に嫁いだ千代とその家の女中頭お初。戦禍で離れ離れになった二人は、千代は喉を潰し、お初は視力を失うも時を経て再会を果たす。 戦争ということを抜きにしてもこの時代の女性たちは想像するよりずっと生きにくかったに違いない。 それでも読み心地に息苦しさを覚えないのは、柔らかな文体だけが理由ではない。 どの道を選ぶかより、どのように歩むか。 これは女性の生き方を描いた心温まる物語だ。
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