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木挽町のあだ討ち
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木挽町のあだ討ち

永井紗耶子(著者)

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木挽町のあだ討ち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/01/17
JAN 9784103520238

木挽町のあだ討ち

¥715

商品レビュー

4.4

596件のお客様レビュー

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2024/11/11

仇討に隠された真相をミステリー仕立てで紡ぎ出す人情時代小説

江戸木挽町にある芝居小屋の裏手で起こった、武士の特権であり宿命とも言える仇討に焦点をあてながら、仇討の端緒となった父親の死やその子息による仇討に隠された真相をミステリー仕立てで紡ぎ出す人情時代小説である。仇討の場所にあやかってか、物語の章立てが芝居の幕場立てになっているのにまず目...

江戸木挽町にある芝居小屋の裏手で起こった、武士の特権であり宿命とも言える仇討に焦点をあてながら、仇討の端緒となった父親の死やその子息による仇討に隠された真相をミステリー仕立てで紡ぎ出す人情時代小説である。仇討の場所にあやかってか、物語の章立てが芝居の幕場立てになっているのにまず目が留まるが、正体不明の若侍が仇討の現場を目撃した芝居者たちにそのありさまを訪ね歩き、その言問いに彼らが一人語りで答えていく形式で物語は進んでいく。ただ、そこで見られるのは、仇討の実相よりも、当時の社会の底辺を生きる芝居者たちそれぞれの数奇な人生の来し方と気負いのないしなやかな生き様への矜持であった。それらが見事につながり極まってドラマチックで感動的な終幕を迎えることになるが、人間や世の中捨てたものではないという気にさせられると同時に、通常の芝居では脇役や裏方と目される者たちが本作では主役であり、著者による物語の構成と展開の妙に唸らされる。

fugyogyo

2026/03/03

映画になったということで、再度オーディブルで聴きました。やはりしみじみ面白かった。 主役ではない人たちの物語が深い。もはや脇役ではなく、スピンオフ作品として成立するだろうというほど、人に歴史あり。 そんな人たちが、それぞれつらい過去を乗り越えて、木挽町に辿り着いて、仲間に出会...

映画になったということで、再度オーディブルで聴きました。やはりしみじみ面白かった。 主役ではない人たちの物語が深い。もはや脇役ではなく、スピンオフ作品として成立するだろうというほど、人に歴史あり。 そんな人たちが、それぞれつらい過去を乗り越えて、木挽町に辿り着いて、仲間に出会えて良かった。菊之助も皆に可愛がられる性格と容姿を持っていて良かった。 プロフェッショナルな彼らの仇討ちを映像で観てみたい。渡辺謙はちと出過ぎじゃないのとは思うけれど、観ちゃうだろう。

Posted by ブクログ

2026/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読,Audibleで聞了。 最初は「吉原手引草」と構成がそっくりだと感じた。 でも,こちらは関係者みんなが幸せな形で終わって,後味が良かった。

Posted by ブクログ