1,800円以上の注文で送料無料

プロトコル・オブ・ヒューマニティ
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-06

プロトコル・オブ・ヒューマニティ

長谷敏司(著者)

追加する に追加する

プロトコル・オブ・ヒューマニティ

定価 ¥2,090

990 定価より1,100円(52%)おトク

獲得ポイント9P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/6(火)~1/11(日)

店舗到着予定:1/6(火)~1/11(日)

店舗受取目安:1/6(火)~1/11(日)

店舗到着予定

1/6(火)~1/11

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/6(火)~1/11(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/10/18
JAN 9784152101785

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/6(火)~1/11(日)

プロトコル・オブ・ヒューマニティ

¥990

商品レビュー

3.6

29件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/10/28

足の切断からAI義足をつけることになったダンサー、という導入部から急に父親の介護が始まるという展開は意外で良かった。小説としてはかなり唐突な展開かもしれないが、たぶん実際の介護というのも唐突に起こるものだろうから、そこまで違和感はない。 この小説のあらすじと、プロトコル オブ ...

足の切断からAI義足をつけることになったダンサー、という導入部から急に父親の介護が始まるという展開は意外で良かった。小説としてはかなり唐突な展開かもしれないが、たぶん実際の介護というのも唐突に起こるものだろうから、そこまで違和感はない。 この小説のあらすじと、プロトコル オブ ヒューマニティ=人間性の手続き、というタイトルから推察されるのはAI義足をいかに人間的なダンスに近づけるか、というテーマだろう。実際、序盤はそのような展開を匂わせて話が進む。しかし、父親の認知症が進むにつれてプロトコル オブ ヒューマニティというタイトルの意味合いが変わってくる。 ダンスと介護をうまく結びつけているが、読後感としてはすこしバランスが悪いようにも思えた。どう読んでも介護部分のほうがおもしろい。 あとがきで作者が実際に介護をしていたことを明らかにしているが、おそらくそれを読まなくても実体験に基づいて書いていることは気づくひとが多いと思う。あまりにディティールが具体的すぎるからだ。たとえば、認知症の父親が冷蔵庫に入っているものはなんでも食べてしまうが冷凍庫に入れていたら食べない、というエピソードは経験者でないと思い付かないように見える。ふつうといえばふつうだからだ。想像上の認知症なら、冷凍庫で凍らせたものも食べてしまう、と書いてしまうだろう。 そして残念ながら、このような小説の本筋から逸れたリアリティのほうがおもしろい。そしてそれ以外がいまいち。展開もベタな部分が多い。 介護が極限まで進み疲れ切った主人公を手助けしてくれる恋人というのも、現実には非常に心の支えとなるのだろうが、小説としては安易な展開が過ぎるように思える。そもそもこの恋人というのは前半でかなり存在感が薄い。そのわりには重要な役回りとなるので、そのあたりのアンバランスさも気になる。

Posted by ブクログ

2025/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事故で足を失ったダンサーの主人公が、ロボットやAIと共生したステージを作る中で人間性のプロトコルを模索していく…という物語。ただステージやダンスを作るだけじゃなくて、認知症の親の中から人間性が失われていくのを目の当たりにしたり、恋人との「速度」と「距離」を測ったりと、主人公の人生の様々な側面、様々な過程がラストシーンのステージを作り上げていく。 テーマ上、AIの技術・人間性を模索する哲学的な話と、ダンスの身体表現の話、それから介護含む親や恋人との関係性の話なんかが多いんだけど、自分は特にダンスの話の部分が合わないというか、うまく入り込めなくて手が止まりがちだった。共感しにくいのに観念的というか、難しいテーマなんだなぁって感じた。逆に恋人と心理的距離が近づいていく様子や、尊敬していた父が認知症によって変わっていく苦しみ、疲労、悲しみのような心情描写はあっさりしつつも密に描かれてて、ぐいぐい読める。 うーん、初めての作家さんだけどあんまり合わなかったな。 ●あらすじ 身体表現の最前線を志向するコンテンポラリーダンサーの護堂恒明は、事故で右足を失いAI制御の義足を身につける。彼は、人のダンスとロボットのダンスを分ける人間性の手続き(プロトコル)を表現しようとするが、待ち受けていたのは新たな地獄だった――。 (早川書房HPより引用)

Posted by ブクログ

2025/07/07

 人間性とは何か、芸術とは何か、AIと共生していく社会において、それらはどう捉えられるのか、技術は何を可能にするのか、――そういったテーマをガンガン差し出してくるこの小説、はじめのうちは、理屈っぽく受け止めていちいち思考しながら読んでいた。  が、恒明の人生が丁寧に繊細に描かれて...

 人間性とは何か、芸術とは何か、AIと共生していく社会において、それらはどう捉えられるのか、技術は何を可能にするのか、――そういったテーマをガンガン差し出してくるこの小説、はじめのうちは、理屈っぽく受け止めていちいち思考しながら読んでいた。  が、恒明の人生が丁寧に繊細に描かれていくうちに、「問い」や「テーマ」たちがもはや論理の形ではなく、重みや痛みやぬくもりや熱として迫ってきて、考えていたはずのことがいつの間にか感じることにすり替わっていて、揺さぶられ、胸いっぱいになる。そんな読書体験だった。  エンタメ的とは言えない、読み時を選ぶ作品だとは思うが、私は今読んで良かった。  以下、自分用備忘メモ。 ・日常の所作から、身体メッセージを受け取る ・認知症となる父、介護、ダンス ・永遠子の求める距離と、兄の求める距離 ・ダンサーはひとり、他は技術者というダンスカンパニーの活動がだんだんと充実していく様子、そして公演 ・スポーツジムでの、ハンデキャッパーのためのダンスクラスのインストラクターとしての仕事 ・技術者とは…

Posted by ブクログ