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それでも世界は回っている(2)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2022/09/29 |
JAN | 9784198654924 |
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それでも世界は回っている(2)
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商品レビュー
4
20件のお客様レビュー
引き続き14歳のオリオと叔父さんとオリオにだけ声が聞こえるココノツとの旅が、描かれていました。個性的な人達と出会いながら、〈六番目のブルー〉のインクの手がかりが、つかめてきました。〈五番目のブルー〉こそが1番だと思うハルカ、もしくはカナタの時計で不思議な力が働き···という感じで...
引き続き14歳のオリオと叔父さんとオリオにだけ声が聞こえるココノツとの旅が、描かれていました。個性的な人達と出会いながら、〈六番目のブルー〉のインクの手がかりが、つかめてきました。〈五番目のブルー〉こそが1番だと思うハルカ、もしくはカナタの時計で不思議な力が働き···という感じで終わってしまいました。 21番まである唄が手がかりとなり、世界で1番美しいブルーを作ることができるのか? 〈いつのまにか〉が、果たして味方なってくれるのか? これからどうなるんだろうと、またワクワクしてきました。 今回もたくさんの個性的な登場人物が楽しませてくれました。そして、「それでも世界は回っている」ことの意味が少しわかったような気がしました。おいしそうなオイスターシチューにも魅せられ、自分の両親が食したものに想いを馳せたりしました。 また物語の続きが楽しみになりました。
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第2巻のスピンはグレー。 淡く渋めの藤色の表紙との相性がぴったり。 あっちに寄り道、こっちに寄り道…と1巻のレビューでも伝えたけれど。 ああ、言わんこっちゃない。 2巻始まって早々、インクを探すエクストラへの旅の前に、唄を探す旅が始まってしまった。 も~う、ジャン叔父さぁぁん...
第2巻のスピンはグレー。 淡く渋めの藤色の表紙との相性がぴったり。 あっちに寄り道、こっちに寄り道…と1巻のレビューでも伝えたけれど。 ああ、言わんこっちゃない。 2巻始まって早々、インクを探すエクストラへの旅の前に、唄を探す旅が始まってしまった。 も~う、ジャン叔父さぁぁん!(笑) 勿論、最終目的地はエクストラだけど。 けれどこの唄、不思議なもので。 その歌詞を耳にした者は皆、魅せられてしまう。 私達読者も含めて、第1巻の図書館でミランダさんから唄を聞くことになったのだけれど、 それはとてもとても長い唄だったから、何故かメロディーが思い出せない。 ココノツの力を借りて、なんとか一部の歌詞を思い出し、旅すがら皆にギターで歌い聞かせるのはジャン叔父さんだ。(テキトーなメロディーで 笑) けれどジャン叔父さんは、この唄を完璧に歌えるようになりたい。 青いインクを目指してエクストラへ直行するのではなく、旅をしながら唄を探したい叔父さんなのだ。 ♪ 「むかしむかし。 それはもう、誰も思い出せないくらいむかしのこと。 ひとりの男が青い石を見つけた。 深い深い森の奥で、 森の奥のそのまた奥で。 いちばん美しい青い空が、 割れて砕けて空から落ちてきたみたいな、 この世のものとは思えない小さな青い石」 ♪ ね? 〈六番目のブルー〉にも繋がりそうな、不思議な歌詞でしょう? だから読者もイライラすることなく、ジャン叔父さんの唄探しにお付き合いすることができるのだ。 第2巻は、なんだか不思議なストーリーだった。 なんと〈五番目のブルー〉が登場(!) その〈五番目のブルー〉登場によって、〈六番目のブルー〉の秘密が少し明かされる。 そして時間を巻き戻してしまう、不思議なミス・ハルカまたはミスター・カナタの存在。 二人は一人であって、二人でもある。 意味が分からないでしょう? 気になる方は、さぁ、『それでも世界は回っている』へ! 「みんな一人なのだ。僕だけじゃなく。」 「「いいかい、私の魂はひとまず、そのインク壜の中に宿らせよう」」 「俺らが目指していたのは、雨に打たれるんじゃなく、俺らが雨になることだった」 「万物は流転する。 万物は移り変わっていく。」 「伯母さんは、この世がこんなふうにうまいこと回りつづけているのは、わたしたちの力だけじゃなくて、死んじゃった人に助けてもらってるからだって、そう云ってた。」 「だから、わたしたちって、死んじゃった人と力を合わせて生きてるの。」 「人生には何度も『いつのまにか』があらわれる。」 「気を確かに持って、こつこつと積み重ねていけば、ある日、『いつのまにか』が、こちらの味方になってくれる。」
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だんだんとインクの謎に近づいてきながら、どんどん枝葉が分かれていってるような感じ。 旅する先で実に様々な人と出会っていくのが道標になっているが、余りにも多くて少々混乱する。
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