それでも世界は回っている(2) の商品レビュー
面白かった。先が気になり止まらずに読んだ。 「それでも世界は回っている2」なので、スタートが16章からだった。 章が短く区切られていて寝る前にも読みやすい。けど続きが気になってしまい、また直ぐに読みたくなる。 オリオ、ベルダさん、ジャン叔父さん、ココノツ、博士、ハルカとカナ...
面白かった。先が気になり止まらずに読んだ。 「それでも世界は回っている2」なので、スタートが16章からだった。 章が短く区切られていて寝る前にも読みやすい。けど続きが気になってしまい、また直ぐに読みたくなる。 オリオ、ベルダさん、ジャン叔父さん、ココノツ、博士、ハルカとカナタ、パティさん。 続きの「それでも世界は回っている3」を読むのが楽しみ。
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叔父さんの人間らしさが好き。 自分の中に、目を背けたいものがあるときマシンガンのように喋っちゃうとことかとても共感した。 ラストが一気に謎すぎて、これは3巻読まないとと思った。ハルカとカナタさんと目覚まし時計。 大人になっていくってことは、子供の頃大事にしていたものがひとつひと...
叔父さんの人間らしさが好き。 自分の中に、目を背けたいものがあるときマシンガンのように喋っちゃうとことかとても共感した。 ラストが一気に謎すぎて、これは3巻読まないとと思った。ハルカとカナタさんと目覚まし時計。 大人になっていくってことは、子供の頃大事にしていたものがひとつひとつなくなっていくということ
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引き続き14歳のオリオと叔父さんとオリオにだけ声が聞こえるココノツとの旅が、描かれていました。個性的な人達と出会いながら、〈六番目のブルー〉のインクの手がかりが、つかめてきました。〈五番目のブルー〉こそが1番だと思うハルカ、もしくはカナタの時計で不思議な力が働き···という感じで...
引き続き14歳のオリオと叔父さんとオリオにだけ声が聞こえるココノツとの旅が、描かれていました。個性的な人達と出会いながら、〈六番目のブルー〉のインクの手がかりが、つかめてきました。〈五番目のブルー〉こそが1番だと思うハルカ、もしくはカナタの時計で不思議な力が働き···という感じで終わってしまいました。 21番まである唄が手がかりとなり、世界で1番美しいブルーを作ることができるのか? 〈いつのまにか〉が、果たして味方なってくれるのか? これからどうなるんだろうと、またワクワクしてきました。 今回もたくさんの個性的な登場人物が楽しませてくれました。そして、「それでも世界は回っている」ことの意味が少しわかったような気がしました。おいしそうなオイスターシチューにも魅せられ、自分の両親が食したものに想いを馳せたりしました。 また物語の続きが楽しみになりました。
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第2巻のスピンはグレー。 淡く渋めの藤色の表紙との相性がぴったり。 あっちに寄り道、こっちに寄り道…と1巻のレビューでも伝えたけれど。 ああ、言わんこっちゃない。 2巻始まって早々、インクを探すエクストラへの旅の前に、唄を探す旅が始まってしまった。 も~う、ジャン叔父さぁぁん...
第2巻のスピンはグレー。 淡く渋めの藤色の表紙との相性がぴったり。 あっちに寄り道、こっちに寄り道…と1巻のレビューでも伝えたけれど。 ああ、言わんこっちゃない。 2巻始まって早々、インクを探すエクストラへの旅の前に、唄を探す旅が始まってしまった。 も~う、ジャン叔父さぁぁん!(笑) 勿論、最終目的地はエクストラだけど。 けれどこの唄、不思議なもので。 その歌詞を耳にした者は皆、魅せられてしまう。 私達読者も含めて、第1巻の図書館でミランダさんから唄を聞くことになったのだけれど、 それはとてもとても長い唄だったから、何故かメロディーが思い出せない。 ココノツの力を借りて、なんとか一部の歌詞を思い出し、旅すがら皆にギターで歌い聞かせるのはジャン叔父さんだ。(テキトーなメロディーで 笑) けれどジャン叔父さんは、この唄を完璧に歌えるようになりたい。 青いインクを目指してエクストラへ直行するのではなく、旅をしながら唄を探したい叔父さんなのだ。 ♪ 「むかしむかし。 それはもう、誰も思い出せないくらいむかしのこと。 ひとりの男が青い石を見つけた。 深い深い森の奥で、 森の奥のそのまた奥で。 いちばん美しい青い空が、 割れて砕けて空から落ちてきたみたいな、 この世のものとは思えない小さな青い石」 ♪ ね? 〈六番目のブルー〉にも繋がりそうな、不思議な歌詞でしょう? だから読者もイライラすることなく、ジャン叔父さんの唄探しにお付き合いすることができるのだ。 第2巻は、なんだか不思議なストーリーだった。 なんと〈五番目のブルー〉が登場(!) その〈五番目のブルー〉登場によって、〈六番目のブルー〉の秘密が少し明かされる。 そして時間を巻き戻してしまう、不思議なミス・ハルカまたはミスター・カナタの存在。 二人は一人であって、二人でもある。 意味が分からないでしょう? 気になる方は、さぁ、『それでも世界は回っている』へ! 「みんな一人なのだ。僕だけじゃなく。」 「「いいかい、私の魂はひとまず、そのインク壜の中に宿らせよう」」 「俺らが目指していたのは、雨に打たれるんじゃなく、俺らが雨になることだった」 「万物は流転する。 万物は移り変わっていく。」 「伯母さんは、この世がこんなふうにうまいこと回りつづけているのは、わたしたちの力だけじゃなくて、死んじゃった人に助けてもらってるからだって、そう云ってた。」 「だから、わたしたちって、死んじゃった人と力を合わせて生きてるの。」 「人生には何度も『いつのまにか』があらわれる。」 「気を確かに持って、こつこつと積み重ねていけば、ある日、『いつのまにか』が、こちらの味方になってくれる。」
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だんだんとインクの謎に近づいてきながら、どんどん枝葉が分かれていってるような感じ。 旅する先で実に様々な人と出会っていくのが道標になっているが、余りにも多くて少々混乱する。
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章ごとに出てくる人物のイラストにわくわく。 装丁の終列車がかわいい。 この続きの3はすでに読んだはずなのに、続きが思い出せない(笑)。 そう、おとぎ話は何度読んでもいいもの。 また、3を読み返そうっと。
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ネバーエンディングストーリーみたいな 不思議の国のアリスみたいな かなり懐かしい例え笑 ちょっと風変わりなキャラクターが出てきて、 主人公のオリオと ギターミュージシャンのおじさんを6番目の青いインクへ導いていくお話。 ずっと、すごく小さい音で静かな音楽が流れているのを感じる...
ネバーエンディングストーリーみたいな 不思議の国のアリスみたいな かなり懐かしい例え笑 ちょっと風変わりなキャラクターが出てきて、 主人公のオリオと ギターミュージシャンのおじさんを6番目の青いインクへ導いていくお話。 ずっと、すごく小さい音で静かな音楽が流れているのを感じる物語。 出てくるキャラクター達が、一言二言、心に残るセリフを言ってくれます 相変わらず、優しい時間を過ごせる物語です 吉田篤弘さんの小説は、やっぱりやっぱり喫茶店に合う本だなぁと思わせられる作品です。 お前を中心に世界は回ってるんじゃない よくあるセリフ その後に だけど、その世界ってものを理解した上で、それでも世界は俺を中心に回ってるって思う。 俺が回ってるんじゃないぜ?世界が回りやがるんだよ。切っても切れないんだ。他人ごとじゃない。誰にとってもな。俺に云わせれば、世界は世界中の誰もを中心にして回ってるんだ。 おじさんのセリフ 130ページ 偶然の素晴らしさ… 今の時代は情報に溢れていて、なんでも先回りして調べられる。 おいしいお店、景色のいい場所、楽しい場所…etc 予定調和にならない、偶然の発見は、やっぱり人生のスパイスだもんなぁ… でも、人生は長くもあり、短くもあり… むだな遠回り、つまらない時間や会話、ハズレの外食…やだもんなぁ 人生にむだはないとは言うけれど 辛い事も含めて、全てを楽しめるってことは大切だよなぁ って感じました。 風変わりな旅に出たくなります 読了 1を読んだ時、中途半端な感じがしたけど、3まであるんだから当たり前だよな。 早めに3を読もうっと。
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オリオと叔父さんと(ココノツ)の旅は続く。 人が物に入る。 人の中に人がいる。 人が3段階の大きさに変わる。 不思議で魅力的な世界にいつまでも浸りたくなる。 オイスター・シチューが頭から離れない。 「いつのまにか」の解釈が印象的。
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オリオとジャン叔父さんの旅は続きます。〈六番目のブルー〉の秘密は迷走します。オイスター・シチューが美味しそうです。駅の町リリボイから、次は何処へ行くのでしょう。続きが楽しみです。
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ジャン伯父さんが良かった! 不思議な登場人物たちがおもしろかった。 ココノツの心の声との会話も良かった。 まだまだ続きが気になる。
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