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宙ごはん
定価 ¥1,760
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2022/05/27 |
| JAN | 9784093866453 |
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宙ごはん
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商品レビュー
4.4
924件のお客様レビュー
一日の終わり…悪いことばかりの一日であっても、夕食の時のごはんが美味しいと本当に幸が満たされます。 家族、友人など、沢山の方が関わり、トラブルがありながらも、食シーンの一口目の描写は喜怒哀楽を忘れてしまう一瞬の間(ま)が素敵に表現されていました。
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生みの母と育ての母──二人の母を持つ主人公の宙(そら)が、料理人のやっちゃんや周囲に支えられ、成長していく物語。家族とは何か、やさしさとは何かを問いかけ、あたたかいごはんが人々に寄り添う。痛みを抱えながらも前に進む登場人物たちの姿に勇気をもらえる一冊だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何をテーマにしたらこんなに愛やら絆やら、それでもって厭世的な面もありありと深くえがけるのだろう… 物語で人が亡くなった時悲劇でしかないと思っていたが、亡くなった人、残された人、それぞれの歩んできた過去や捉え方によってこんなにも前向きになるんだね。 今の自分には乗り越えるべき壁が分からないが、いずれ立ち塞がった時にはこの物語を思い出したい。 生きなきゃいけないのでは無く、生きてさえいればいい。 ひとつの励みとして、逃げ道のひとつとして記憶にしまっておこう。 無論、生きるという動詞に疲れたら別の逃げ道も必要だとは思うが。
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