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人間 角川文庫
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人間 角川文庫

又吉直樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/04/21
JAN 9784048974202

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商品レビュー

3.6

79件のお客様レビュー

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2026/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとつの文章がとても長いのが特徴で、その傾向のある作品はいつもギブアップしてしまう。 時には考えすぎずさらっと流してなんとか読み切った今作。 太宰治の吾輩は猫であるは何度かチャレンジしてはギブアップを繰り返してきた、そんな気配を感じた。 いつも映画や本から古い記憶を引き出される。 今回思い出したのは永山が保育所の卒園式で将来の夢を言った際に牧師か大工さんになりたいです、と二つ言ったんだというところから、、 小学生の頃の学校のテストで、国語の物語に対する正解ってひとつなのがまずおかしくて、絶対に複数解あるべきだと思ってた。 そしてそれを先生に主張して、なんとか丸を貰うことが何度かあると、それをいいことに答えの欄にしょっちゅうカッコ書きでもうひとつの考えられる答えを書いていた。 しばらくはどちらか合ってたらOkだったんだけど確かある日答えはひとつだけ書きなさいとお達しを受けた。誰からなんと言われたかハッキリとは覚えていない。でも納得できない気持ちとついに言われたかーの気持ちが混ざり合っていたのは覚えている。

Posted by ブクログ

2026/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2026/3/24読了。 第一章が一番しんどいかも。過去に起きたハウスでの出来事を、永山は記憶として振り返るが、読み手は事実として受け取るしかない。 しかしその事実だと思っていた出来事が、必ずしも全てが事実ではなかったということが第二章でわかり、それはそれで哀しいと思う。 人間は自分の都合の良いように捉えて記憶しまうのは身に覚えがありすぎる。 第三章では、影島の文章に引き込まれた。 しかし会見はつらすぎた。彼みたいに他人に良く思われたいと思っていない人は強いようで憧れるけど、社会的には弱い。 また彼の誹謗中傷についての言葉は胸に響いた。これに何も思わない人なんているのか?と思いつつも、この影島悪しの空気の只中に自分がいた場合、同意できるかの確証はないと思った。 第四章では、劇的な何かが起こるわけでもないが、家族の話、幼少期の永山など、笑えるようで切ないようでなんとも言えない感じになった。でもとても好き。 ただ、幼児期の永山が先生から虚言癖があると言われたことがわかり、ここで人の記憶は完璧ではないとか以前に、永山の言ってることの何を信じたらいいのかわからなくなるが、本人には虚言という意識はなく、具象と抽象を分けられないということ。どんな感覚…?しかしこれでカスミにまつわる不思議な話は納得がいった。 また最後に出した本で、絵で真実を暴く、とかいう内容だったが、自分の思っていたことと事実は違うということがわかっている、もしくはわかったということなのだろうか。 その他 第一章のタイトルが「星月夜」なのは、永山はハウスでゴッホの「星月夜」を置いていった人のように狂っちゃったからなのかなと最初は思っていたけど、第三章あたりからこれはあくまで永山というフィルターを通して見た出来事を指しているのかなと思った。 あと映画やドラマで安易に性的シーンを描くことに否定的な永山に、実際にそれを見せる田村(いや、著者?)が憎かった。 でもこれは安易にではないし、本当に動揺するしかない。 それから沖縄では永山は下の名前(の一部?)で「ミチ」って呼ばれてるけど、影島道生と名前近くない?沖縄ルーツというのも大阪に住んでたことも同じだし、そりゃ似るわということなのかな?これが何を意味するのかは自分にはよくわからなかった。 一昨日おしゃれクリップで又吉さんが出てしゃべってたことがこの小説にも出てきて、やはり主人公に著者本人の要素もたくさんあるんだなと嬉しかった。

Posted by ブクログ

2026/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきにて又吉さんが生きるために書いたと記した物語。第一章のハウスでの出来事の描写は衝撃的。人間失格を読みたいと思った。

Posted by ブクログ

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