- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
おいしいごはんが食べられますように
定価 ¥1,540
935円 定価より605円(39%)おトク
獲得ポイント8P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/3(月)~2/8(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/03/24 |
JAN | 9784065274095 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/3(月)~2/8(土)
- 書籍
- 書籍
おいしいごはんが食べられますように
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
おいしいごはんが食べられますように
¥935
在庫あり
商品レビュー
3.5
1388件のお客様レビュー
************************************************ 食の価値観に嫌悪感を持ちつつ職場でうまく立ち回る二谷 献身的で料理上手、丁寧な食事こそ豊かな生活とする芦川 病弱で仕事の出来ない芦川を慈しみ守る職場に苛つく押尾 とある会社の職場内で...
************************************************ 食の価値観に嫌悪感を持ちつつ職場でうまく立ち回る二谷 献身的で料理上手、丁寧な食事こそ豊かな生活とする芦川 病弱で仕事の出来ない芦川を慈しみ守る職場に苛つく押尾 とある会社の職場内での、歪な人間(恋愛)関係の物語 ************************************************ それこそ若林正恭おすすめ本だったので読んでみました 『ごはん』というキーワードをあたたかいものとして描く、 そんな作品が多いことへずっと違和感を抱いていた作者 食欲と人格は別物なのに、食を大事にする人はいい人で、 その逆で食を粗末に扱う人は好まれない傾向にある現代 そんなフィルターがあることに反感がある、と語る作者 まんまその通りだ!!騙された!!と思いました。笑 このほっこりしたタイトル、装丁からは想像の出来ない 胸糞悪くて嫌悪感たっぷりの、ザワザワ人間小説でした 食への欲求は果てしなく、おいしいごはんこそ幸せの極み、 美味しさを分かち合いながら食べるの大好きー!な私とは 二谷が違い過ぎて共感は全く出来ない、が、理解は出来た これは食に限らず、「◯◯しないと損」「◯◯こそが幸せ」 というような、同調圧力を描いている作品とのことで。 多様性の時代とはいえ、根強い概念は消えないと思った。 それに嫌気が差しながらも芦川と交際を続けていく二谷が、 腹の黒さというか、本能的な部分もあるのだろうか、怖い。 芦川がダントツで嫌われるのは分かる、本当嫌だこいつ。 献身さをアピるくせに、仕事に関しては弱さで逃げ姿勢。 そこを慈しみ大切に扱われる存在。オタサーの姫かよ!?怒 でも、かといって二谷も押尾も全然好きになれない、嫌い。 芦川の行動や価値観の押し付けに嫌気が差しながらも、 その甲斐甲斐しさの中のふてぶてしさを可愛く思う二谷、 かなり歪んでんな!?そんな二人が一緒にいる未来が恐怖。 芦川の手料理を食べた後にこっそりカップ麺を食べる二谷、 そんな隠れた自己犠牲と自己確立、浮気不倫と同罪では?笑 読後感は思ったより悪くないけど、厭な話、て感じ。 この人間模様を理解出来ない人の方が幸せだと思う。笑 -----------✂︎-----------✂︎-----------✂︎-------- 今自分の職場にもまさに芦川さんに似たような奴がいて、 (別に献身的でも家庭的でも守りたい存在でもないけど) 腫れ物扱いと姫様扱いが混ざって結局特別扱いされてて、 まあイラつく
Posted by
芥川賞らしい小説。出てくる登場人物がアルアルながらも、全員嫌い。ケーキがただベタベタした塊にしか思えなくなったのは、文章力の凄さなのだろう。最後も、思わずマジかっ!とツッコミたくなるくらいイライラした終わり方。最初から最後まで不穏な様子にモヤモヤしたまま、結局一気読みしてしまった...
芥川賞らしい小説。出てくる登場人物がアルアルながらも、全員嫌い。ケーキがただベタベタした塊にしか思えなくなったのは、文章力の凄さなのだろう。最後も、思わずマジかっ!とツッコミたくなるくらいイライラした終わり方。最初から最後まで不穏な様子にモヤモヤしたまま、結局一気読みしてしまった。
Posted by
狭い職場の人間関係のドロドロした内容を、ほんわかと軽めに書かれています。 167回芥川賞を受賞した時からずっと読んでみたいと思っててようやく読めました! 押尾の感情には共感する場面もあるし、二谷はクズだなぁ…と思ったり 社会主義的な会社では、仕事を頑張れば頑張る人ほど損するよ...
狭い職場の人間関係のドロドロした内容を、ほんわかと軽めに書かれています。 167回芥川賞を受賞した時からずっと読んでみたいと思っててようやく読めました! 押尾の感情には共感する場面もあるし、二谷はクズだなぁ…と思ったり 社会主義的な会社では、仕事を頑張れば頑張る人ほど損するよなぁと読んでて感じました ふわっとして読めるけど、なんだかリアルな内容であっという間に読み終わりました!
Posted by