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チ。 ―地球の運動について―(第4集) ビッグC
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チ。 ―地球の運動について―(第4集) ビッグC

魚豊(著者)

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チ。 ―地球の運動について―(第4集) ビッグC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2021/06/30
JAN 9784098610716

チ。 ―地球の運動について―(第4集)

¥550

商品レビュー

4.3

31件のお客様レビュー

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2024/12/18

なんというか 夢っていうのがあると、 とりあえず一週間くらいは悲劇に耐えられる気がします 『自らが間違ってる可能性』を背定する姿勢が、 学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。 第三者による反論が許されないなら それは ーーーーー 信仰だ。 信仰の尊さは理論や理屈を超え...

なんというか 夢っていうのがあると、 とりあえず一週間くらいは悲劇に耐えられる気がします 『自らが間違ってる可能性』を背定する姿勢が、 学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。 第三者による反論が許されないなら それは ーーーーー 信仰だ。 信仰の尊さは理論や理屈を超えたところにあると思いますが、 それは研究とは棲み分けられるべきでは? そういう他者が引き起こす捩れが、 現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。 「その姿勢を研究に採用してしまうと、我々は目指すべき絶対真理を放棄することになる。 そして学者は永久に未完成の海を漂い続ける。 その悲劇を、我々に受け入れろと?」 「そうです。それでも、間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシでは?」 以上はネタバレでは無いですが、 第4集に出てくる、深い名言の数々です。 本書のシリーズは全8冊ですが とても内容の濃い、現代人向けの実践的な哲学書 だと私は感じました。 個々の登場人物が、出自も考えかたも価値観も違うのに、 それぞれ相互の関係性を通して自問自答しながら 生きかたを模索し続けていく。 その姿に感銘を受けました。 まだ読んだことのないかた、 漫画でもアニメでも構いません(どちらも、それぞれのよさがあり素晴らしいです)、是非ご一読ください、、、!

Posted by ブクログ

2024/10/19

オクジーのバデーニに向けた別れ際の言葉が響いた。 「『自らが間違ってる可能性』を肯定する姿勢が、学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。」「反論してもらうには他人が重要…」「他者が引き起こす捩れが、現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。」

Posted by ブクログ

2024/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 この作品のテーマである地動説を象徴する「地。」 地動説を解明するために必要なものである「知。」 異端を許さないため、今の形を守るための「血。」 この三つの要素から「チ。」は形作られている。 自らが間違っている可能性を肯定することは自分の人生を否定すること。だから人々は異端といい、その可能性を抹消してきた。けどそれは意味が無い。自分を肯定したいならその意見を抹消するのではなく、その意見を破綻させ、間違っていると示すべき。

Posted by ブクログ