1,800円以上の注文で送料無料

V字回復の経営 増補改訂版 日経ビジネス人文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

V字回復の経営 増補改訂版 日経ビジネス人文庫

三枝匡(著者)

追加する に追加する

V字回復の経営 増補改訂版 日経ビジネス人文庫

定価 ¥990

935 定価より55円(5%)おトク

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BPM
発売年月日 2021/04/05
JAN 9784532240035

V字回復の経営 増補改訂版

¥935

商品レビュー

4.9

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/02/28

事業再生の専門家である著者がコマツでの事例をもとに赤字に陥っている大企業の組織をどのように立て直したのか小説として書かれている本 まず最初に強烈な反省論、組織内の人間が今の悪くなっている原因が自分事として自分が悪かったと感じられる分析が重要である。

Posted by ブクログ

2022/05/04

 事業再生の進め方について、ストーリー仕立てで述べた本。著者は複数社の事業再生経験があり、本書はそのうちの1社であるコマツで実際に起きたことをベースに描かれている。慢性的な収益力低下に陥った状態からいかにして収益力を取り戻すか、現状把握~プランニング~実行とステップごとの要諦と合...

 事業再生の進め方について、ストーリー仕立てで述べた本。著者は複数社の事業再生経験があり、本書はそのうちの1社であるコマツで実際に起きたことをベースに描かれている。慢性的な収益力低下に陥った状態からいかにして収益力を取り戻すか、現状把握~プランニング~実行とステップごとの要諦と合わせて具体的なアプローチが示されている。  特に日系企業の再生にフォーカスしており、既存の従業員にどのようにアプローチしていくかが詳細に描かれている。欧米と違って日系企業では社員を簡単に解雇できないことから、戦略の理論に基づく事業の良し悪しの見極めといった視点よりも、従業員一人ひとりのマインドセットを変えて経営的なモノの見方をいかに浸透させていくかが主眼となる。  会社内に漂う停滞感・閉塞感の描写が見事。危機感・責任感の欠如と被害者意識・他責思考の蔓延、内向き志向による顧客視点の欠如、社内での競争意識の欠如などなど。既視感が非常に強く、一気に引き込まれた。  アプローチの大枠は以下の通りオーソドックスな内容。 ・適切な商品群ごとに事業の将来性を見極め、撤退or継続の判断 ・適切な規模感でスピーディな事業運営ができるビジネスユニットの構築 ・ビジネスユニットごとの戦略策定と開製販で連携したスピード経営の実践  このアプローチを、従業員のレイヤー・マインドセット・スキルセットを踏まえて、巻き込みor排除しながら実行していくことが難しいところであり、本書の一番価値があるところ。本書に倣って表面的な内容だけなぞっても、おそらく失敗することになるだろうと思う。短期間で事業の収益性・将来性を見極めることも難しいが、従業員のマインドセットの分布や今後の事業の中核を担う人材の見極めが特に難しいと想像する。  時間軸についても各ステップでの具体的な所要期間が示されており、従業員のマインドセットの変化と連動しているので、合わせて参考とする必要がある。また、時代背景は昭和なところがあるので、ここは当世風の働き方に合わせて少しアレンジが必要になると想定する。  伝統的な日系大手企業の従業員は必見。

Posted by ブクログ

2022/02/12

 図書館で借りて読んだ後、今後も何度も読み直したいと思えたので即メルカリでポチった本。  小説のようにサクサク読み進められる。コマツ産機をモデルとした、実話に基づいた話。企業実態を把握するための考え方や、戦略の立て方についての解説は何度も読み返して理解したい。また、ボトムアップ...

 図書館で借りて読んだ後、今後も何度も読み直したいと思えたので即メルカリでポチった本。  小説のようにサクサク読み進められる。コマツ産機をモデルとした、実話に基づいた話。企業実態を把握するための考え方や、戦略の立て方についての解説は何度も読み返して理解したい。また、ボトムアップで問題点を挙げ部署や役職関係なく発言する場を設ける、改革チームの人選の仕方、改革に多くの社員に熱を持って取り組ませる一方、抵抗勢力にいかに対応するかという社内政治部分にも触れられており、とても現実的だと感じた。  事業再生のような会社の体制を変えるなど、会社に限らずではあると思うが大きな変革をする際には、抵抗勢力があってそれとの付き合い方に悩まされる。マーケティングや生産管理的なモノの見方は勿論大切であるが、高い志のもと、どう振る舞い味方につけていくかという視点も欠かせないと感じた。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品