V字回復の経営 増補改訂版 の商品レビュー
ものすごくリアリティを感じた本。楠木建氏の本に近いが、学者の描く客観的な内容はそれでものすごく論理的で分かりやすいが、経営者視点になるとこうなるのか、と感じさせる。極めて具体的。心情がありありと感じられ、まるでその場にいるみたいな臨場感。一気に読んだ。山崎豊子的な危機迫る感じもあ...
ものすごくリアリティを感じた本。楠木建氏の本に近いが、学者の描く客観的な内容はそれでものすごく論理的で分かりやすいが、経営者視点になるとこうなるのか、と感じさせる。極めて具体的。心情がありありと感じられ、まるでその場にいるみたいな臨場感。一気に読んだ。山崎豊子的な危機迫る感じもあり、ストーリー仕立ては空気感が半端ない。とはいうものの、論理的な本も捨てがたく、どちらも好き。ストーリー仕立ての経営本ははじめてで、著者のシリーズ一気読みしたい。
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前作から約20年後の企業変革を舞台にしたノンフィクションストーリー。あのカリスマ若手プロフェッショナル経営者、黒岩莞太が老練になって帰ってきた。大企業病に陥ったコマツが黒岩のもとV字回復果たしていく臨場感たっぷりのドラマ。今回も貪るように読み切った。会社の問題を個人の問題につなげ...
前作から約20年後の企業変革を舞台にしたノンフィクションストーリー。あのカリスマ若手プロフェッショナル経営者、黒岩莞太が老練になって帰ってきた。大企業病に陥ったコマツが黒岩のもとV字回復果たしていく臨場感たっぷりのドラマ。今回も貪るように読み切った。会社の問題を個人の問題につなげる赤い糸という考え方、抵抗勢力への向き合い、「正しいか正しくないか」の価値観のもと「成果」を追い求める実行フェーズにおけるアクション。今回も素晴らしい経営の疑似体験をさせてもらった。
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不振事業・経営の立て直し、黒字化にさせる為のプロセスが小説的に描かれたビジネス書だ。会社・経営は「人」であり「人」で決まる。改革する人材の抜擢と強力なトップダウンの援護、支援は欠かせないが、一番の大敵は「組織内部の政治性勢力」である。基本的な判断は「企業内の強さと弱さ」を知り、綿...
不振事業・経営の立て直し、黒字化にさせる為のプロセスが小説的に描かれたビジネス書だ。会社・経営は「人」であり「人」で決まる。改革する人材の抜擢と強力なトップダウンの援護、支援は欠かせないが、一番の大敵は「組織内部の政治性勢力」である。基本的な判断は「企業内の強さと弱さ」を知り、綿密な分析評価からまず「思い切って捨てる」行動をしない限り会社の存続は成り立たない、また「見直す」行動も必須となる。特に困難な行動は「人事」であり選別は革新ある改革者(経営者・株主)が自ら行うことが必須だ。それは往々にして最悪な事態を作り出したのは「何もしない・のさばっていた経営・役員・上司陣」であるからだ。
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事業再生の専門家である著者がコマツでの事例をもとに赤字に陥っている大企業の組織をどのように立て直したのか小説として書かれている本 まず最初に強烈な反省論、組織内の人間が今の悪くなっている原因が自分事として自分が悪かったと感じられる分析が重要である。
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事業再生の進め方について、ストーリー仕立てで述べた本。著者は複数社の事業再生経験があり、本書はそのうちの1社であるコマツで実際に起きたことをベースに描かれている。慢性的な収益力低下に陥った状態からいかにして収益力を取り戻すか、現状把握~プランニング~実行とステップごとの要諦と合...
事業再生の進め方について、ストーリー仕立てで述べた本。著者は複数社の事業再生経験があり、本書はそのうちの1社であるコマツで実際に起きたことをベースに描かれている。慢性的な収益力低下に陥った状態からいかにして収益力を取り戻すか、現状把握~プランニング~実行とステップごとの要諦と合わせて具体的なアプローチが示されている。 特に日系企業の再生にフォーカスしており、既存の従業員にどのようにアプローチしていくかが詳細に描かれている。欧米と違って日系企業では社員を簡単に解雇できないことから、戦略の理論に基づく事業の良し悪しの見極めといった視点よりも、従業員一人ひとりのマインドセットを変えて経営的なモノの見方をいかに浸透させていくかが主眼となる。 会社内に漂う停滞感・閉塞感の描写が見事。危機感・責任感の欠如と被害者意識・他責思考の蔓延、内向き志向による顧客視点の欠如、社内での競争意識の欠如などなど。既視感が非常に強く、一気に引き込まれた。 アプローチの大枠は以下の通りオーソドックスな内容。 ・適切な商品群ごとに事業の将来性を見極め、撤退or継続の判断 ・適切な規模感でスピーディな事業運営ができるビジネスユニットの構築 ・ビジネスユニットごとの戦略策定と開製販で連携したスピード経営の実践 このアプローチを、従業員のレイヤー・マインドセット・スキルセットを踏まえて、巻き込みor排除しながら実行していくことが難しいところであり、本書の一番価値があるところ。本書に倣って表面的な内容だけなぞっても、おそらく失敗することになるだろうと思う。短期間で事業の収益性・将来性を見極めることも難しいが、従業員のマインドセットの分布や今後の事業の中核を担う人材の見極めが特に難しいと想像する。 時間軸についても各ステップでの具体的な所要期間が示されており、従業員のマインドセットの変化と連動しているので、合わせて参考とする必要がある。また、時代背景は昭和なところがあるので、ここは当世風の働き方に合わせて少しアレンジが必要になると想定する。 伝統的な日系大手企業の従業員は必見。
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図書館で借りて読んだ後、今後も何度も読み直したいと思えたので即メルカリでポチった本。 小説のようにサクサク読み進められる。コマツ産機をモデルとした、実話に基づいた話。企業実態を把握するための考え方や、戦略の立て方についての解説は何度も読み返して理解したい。また、ボトムアップ...
図書館で借りて読んだ後、今後も何度も読み直したいと思えたので即メルカリでポチった本。 小説のようにサクサク読み進められる。コマツ産機をモデルとした、実話に基づいた話。企業実態を把握するための考え方や、戦略の立て方についての解説は何度も読み返して理解したい。また、ボトムアップで問題点を挙げ部署や役職関係なく発言する場を設ける、改革チームの人選の仕方、改革に多くの社員に熱を持って取り組ませる一方、抵抗勢力にいかに対応するかという社内政治部分にも触れられており、とても現実的だと感じた。 事業再生のような会社の体制を変えるなど、会社に限らずではあると思うが大きな変革をする際には、抵抗勢力があってそれとの付き合い方に悩まされる。マーケティングや生産管理的なモノの見方は勿論大切であるが、高い志のもと、どう振る舞い味方につけていくかという視点も欠かせないと感じた。
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部長おすすめの一冊。私もこんな会社で、こんな人の下で働きたい。仕事に熱を感じない、開発が営業から遠退いてる、会議が長い、頻繁に働きかける人が大事etc思い当たることしか無かった……弊社も改革始まらないかなぁ
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読んでみると小説のような内容で、どんどん読み進めることができた。 企業を支えていくのはやはり【人】。育成をセンターピンに持ってきて、真剣に立て直しをはかろうとする様に感動した。 自分の会社と重ねて読み、比較しながら読めた。 後半は少し経過報告的な要素も増え、ワクワクは減っていっ...
読んでみると小説のような内容で、どんどん読み進めることができた。 企業を支えていくのはやはり【人】。育成をセンターピンに持ってきて、真剣に立て直しをはかろうとする様に感動した。 自分の会社と重ねて読み、比較しながら読めた。 後半は少し経過報告的な要素も増え、ワクワクは減っていった。ノンフィクションじゃないので、終わり方はどうしてもさっぱりしてしまうか、と思う。
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当たり前のことを愚直に実行しているだけのことだと思うが、膠着した組織ではこれが一番難しいのではないかと思う。 色々な会社がボトムアップを望んでいるが、劇的に会社を変えるにはトップダウンしかないと考えた。
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経営に携わる人にとってはバイブルになるような作品。多くの組織に当てはまるような、危機感を煽られるかつ気持ちが熱くなる一冊。経営陣全員読め!!
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