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はたらく細胞(06)
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はたらく細胞(06)
¥660
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商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
コロナウイルスがどう怖いのかや、IPS細胞の凄さだったり、色々な病気、細胞について一つ一つ詳しく知ることができた!
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色んな提供企業の情報を描きたくもないのに、描かされたのだろうか。 これまで面白いマンガだったのに、やっつけ仕事のようであった。 極め付けは、全く怖い病気でない新型コロナウイルスを煽らせられて、失意のマンガ打ち切り、かな。 残念な終わり方だった。
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ある日、赤血球ちゃんが、網膜の桿体(かんたい)細胞(眼球の網膜に存在し、光を認識する細胞)さんのところへ酸素を届けにいくと、そこには体調が悪そうでボロボロの桿体細胞さんが一人。聞くと、網膜色素変性症という病気で、仲間の桿体細胞は皆な死に(退行変性し)、視野狭窄が起こっているとのこ...
ある日、赤血球ちゃんが、網膜の桿体(かんたい)細胞(眼球の網膜に存在し、光を認識する細胞)さんのところへ酸素を届けにいくと、そこには体調が悪そうでボロボロの桿体細胞さんが一人。聞くと、網膜色素変性症という病気で、仲間の桿体細胞は皆な死に(退行変性し)、視野狭窄が起こっているとのこと。そして、その残った桿体細胞さんが死ぬとそのカラダは失明するとのこと。 桿体細胞さんが荒れている原因はもう一つある。それは「視野が確保できないから無理な活動は控えてくれ」というメッセージを脳細胞さんに送ってもちっとも聞き入れてもらえないことだ。 「兄ちゃん(桿体細胞さん)と脳細胞さんは一度話し合わなきゃだめだよ」どこからともなく現れた少年が言う。「坊や、言いたいこと言ったんなら自分の持ち場へ帰んな」「それが分からないんだよ。しばらく桿体細胞さんの仕事手伝わせてよ」。 そして、もう、これで失明してしまうというとき、桿体細胞さんは脳細胞さんに手紙を送る。脳細胞さんはその手紙を見て、顔色を変えたが、「まもなく、このカラダは失明します。けれど、死ぬわけではありません。」とクールに放送する。 と、その時、死んだはずの桿体細胞が再び働き始めた。いや、違う。桿体細胞さんに代わって、何処からともなく現れたあの少年が働いていたのだった。彼は思い出した。彼は桿体細胞の仕事を代わるために、このカラダとは別の場所で訓練されてきたのだということを。そう、彼の名はIPS細胞。 新しいウィルスが入ってきた。B細胞さん(抗体産生細胞)が記憶細胞さんの免疫記憶を頼りに、色々抗体を試すが、どの抗体も全く効かない。そのウィルスは初めは大きな問題を起こさないのだが、気がつけば、あっちにもこっちにも。そのうち奴らの仕業で味覚神経と嗅覚神経がやられた。 マクロファージからサイトカインL6(ウィルスに感染した際にカラダの免疫反応を制御するために放出する物質)が放出され、免疫細胞たちは活性化され、やる気を出すが、ウィルスの数が多くて、キラーT細胞は正常な細胞まで傷つけてしまう。サイトカインストーム(サイトカインが大量に放出され、免疫反応が過剰に起こることで、病原体が攻撃していない正常な細胞まで破壊してしまうことがある)が起こったのだ。 各地で暴動が起こり、あちこちで血栓症が起きたり、肺胞組織が破壊されかけたりしている。このままでは呼吸困難により、酸素不足に陥って、多臓器不全を起こしてしまう。このサイトカインストームを止める手立てはないのか…! そんなとき、ひたすらひたすら健気に赤血球ちゃんは自分の仕事を頑張った。「私が酸素と一緒にカラダ中を何周でも駆け巡ります。だから、大丈夫ですよ、皆さん。多臓器不全なんて起こさせません。」その笑顔と姿に、みんなのトゲトゲだった心がホロリとなり、やがて抑制性サイトカインが放出され、各地で争いは治まり、元々個々の力は強くなかった新型コロナウィルスは消えてゆき、免疫細胞たちは自分たちが暴れて荒れ果てたカラダを見て茫然とするのだった。再建には時間がかかりそうだ。 ひとまず完。
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