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心淋し川
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心淋し川

西條奈加(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/09/04
JAN 9784087717273

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商品レビュー

3.8

275件のお客様レビュー

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2026/03/14

東京の街歩き名所として名高い谷根千。 谷根千とは「谷中」「根津」「千駄木」一帯のことで、東京の中心にありながら今も下町情緒を残す街として知られている。 本書の舞台も、この根津・千駄木界隈である。 しかし、ここに描かれる町の姿は、現代人がどこか懐かしさを込めて語る下町情緒とはまる...

東京の街歩き名所として名高い谷根千。 谷根千とは「谷中」「根津」「千駄木」一帯のことで、東京の中心にありながら今も下町情緒を残す街として知られている。 本書の舞台も、この根津・千駄木界隈である。 しかし、ここに描かれる町の姿は、現代人がどこか懐かしさを込めて語る下町情緒とはまるで違う。むしろ貧しさが色濃く漂う、いわば掃き溜めのような場所として描かれているのだ。 だが、本書の肝はそこではない。 そんな土地で暮らす人々の心のありよう、つまり人間の内面にこそ焦点が当てられている。 「心淋しい」と書いて、うらさびしいと読む。 心の奥底に、ひそかに寂しさを抱えているという意味である。目に見える肉体が「おもて(表)」なら、目に見えない心は「うら(裏)」である。 本書は、その“うら”の感情を静かにすくい上げる物語である。貧しさや不遇の中で生きる人々の心の機微を描きながら、読者の胸にもまた、ほのかな寂しさを残すのである。

Posted by ブクログ

2026/02/12

今まで、自分で選んで手に取ることのなかった時代小説。直木賞受賞作ということで、思いきって読んでみた。 江戸時代の貧しい長屋を舞台に、当時はこういう暮らしが普通にあったんだろうなと思わせる日常を描いている。短編連作で、最初から登場していた茂十の過去に、これまでのお話も辛いのに、さら...

今まで、自分で選んで手に取ることのなかった時代小説。直木賞受賞作ということで、思いきって読んでみた。 江戸時代の貧しい長屋を舞台に、当時はこういう暮らしが普通にあったんだろうなと思わせる日常を描いている。短編連作で、最初から登場していた茂十の過去に、これまでのお話も辛いのに、さらに辛くなった。でも、結局人はそうやって生きていくんだと思わされたし、誰しも辛いことを抱えながら、日々の少しの幸せを大切にしていってるのかな。読んで良かったし、読みきった自分をほめ、今日の私の進歩としよう。

Posted by ブクログ

2025/11/18

第164回直木三十五賞 江戸時代、貧しい長屋の住人たちの物語6篇。 器量にもお金にも恵まれず、それぞれが現状への不満や暗い過去を抱えて生きている。 タイトルのイメージ通り、心の淀みが漂っている作品だけど、彼らはその中でも折り合いをつけて前向きに進み、ささやかに心が温まった。 「...

第164回直木三十五賞 江戸時代、貧しい長屋の住人たちの物語6篇。 器量にもお金にも恵まれず、それぞれが現状への不満や暗い過去を抱えて生きている。 タイトルのイメージ通り、心の淀みが漂っている作品だけど、彼らはその中でも折り合いをつけて前向きに進み、ささやかに心が温まった。 「はじめましょ」が明るく、続きが気になる話で一番良い。 それぞれ印象は弱めだけどそれなりにおもしろかった。

Posted by ブクログ