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わたしの美しい庭
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2019/12/03 |
JAN | 9784591164853 |
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商品レビュー
4.3
463件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幼くして両親を事故で亡くした百音(もね)。百音の母親の元夫で、5階建てのマンションの屋上にある縁切り神社の神主と翻訳の仕事をしながら百音を引き取り育てている統理(とうり)。バンで移動式のバーを営みながら百音と統理の隣の部屋に住んでいるゲイの路有(ろう)。同じマンションに住んでいる看護師で、昔事故で亡くした恋人(坂口くん)のことを忘れられない独身アラフォー桃子。その坂口くんの弟で、大手ゼネコンに就職し東京でバリバリ働いていたが鬱を患い実家に帰っていた基(もとい)。 主な登場人物は初めの3人だが、一番気になる統理と百音の話は大して掘り下げることはなかった。この2人のエピソードがもっと見たかった。 近所の人たちが統理と百音の関係をコソコソ噂話しているのが嫌な感じ。コブつきとかなさぬ仲とか、言い方悪いなー。 『あの稲妻』での桃子と坂口くんのエピソードは20年ぐらい前に擦りに擦られた携帯小説みたいだった。同じマンションに住んでいた昔の同級生と高校で偶然再会して付き合い、夏祭りの直前に事故で亡くなり、その恋人の面影をずっと忘れられないままでいる…って、何番煎じよ?ちょっと安っぽすぎる気がしてしまった。 『ロンダリング』の路有とその元彼の話は面白かった。元彼はゲイだが路有を捨てて女と結婚し子供まで作っていたにも関わらず、路有に思わせぶりなハガキを寄越し、その上いまの生活が不安だから一緒に逃げてくれと言う。サイテーーー!!! その不安はただのマタニティーブルーだと路有に突きつけられ元の生活に戻った元彼は、最後に子どもの写真つきのハガキを送ってくる。なんちゅうやつだ!でもこういう図太くて自分のことしか考えられないヤツが世の中強かに生きていくよね。路有もこんなヤツ相手にしてやってお人よしだよまったく。 『兄の恋人』の基の酔っぱらい土下座謝罪は身に覚えがありすぎて読んでてしんどかった…。自分の黒歴史を思い出して消えたくなった。ダメージを受けすぎてここから先の話が頭に入らなかったし他の記憶も飛んでいった。 私の美しい庭とはマンションの屋上にある、統理が管理をしている神社とその周りのことを指しているようだが、それについても深く掘り下げるターンは特になかった。読者側に余白を残してくれているのかもしれないが、なんだか宙ぶらりんな気がしてもやもやした。あと登場人物たちの名前が変わっていてスッと入ってこなかったのももやもや。この作者との相性はあまり良くなかったのかもな…。
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流れる空気感がすごくいい。 自分は自分というのを貫くのはとても難しいなと感じる。欠落を抱えた人たちが、それでもありのままで生きてゆく話。 わたしは路有くんがすきです。
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さらりと読める本でした。 出てくる登場人物が素敵な関係性でした。 みんな悩みがあるけれど、自分は自分と認められるからよいのかな。 思いやりとはなにかな。
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