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三鬼 三島屋変調百物語四之続 角川文庫
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三鬼 三島屋変調百物語四之続 角川文庫

宮部みゆき(著者)

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三鬼 三島屋変調百物語四之続 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2019/06/14
JAN 9784041077610

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商品レビュー

4.3

87件のお客様レビュー

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2025/11/12

恐ろしい、切ない、微笑ましい、悲しい。 読む度にいろんな感情が引き出されて、結構な頻度で泣かされる三島屋シリーズ第四弾。 怪異の真相や各話の結末に驚かされる事も多い。 読み始めると先が気になって「今日はこのへんで止めておこう」がなかなかできない。 収録作全て面白いのが凄いよねえ。...

恐ろしい、切ない、微笑ましい、悲しい。 読む度にいろんな感情が引き出されて、結構な頻度で泣かされる三島屋シリーズ第四弾。 怪異の真相や各話の結末に驚かされる事も多い。 読み始めると先が気になって「今日はこのへんで止めておこう」がなかなかできない。 収録作全て面白いのが凄いよねえ。 表題作のような悲しくて恐ろしい話も良いし、笑って泣ける《ひだる神》の話も好き。 《おくらさま》の話は趣向が違って新鮮。 この話は怖い気持ちと切ない気持ちを抱えながら読んだ。 初期の塞ぎ込んでた頃のおちかを知っているせいか、年相応に振る舞う彼女を見れたのが切ないやら嬉しいやら。

Posted by ブクログ

2025/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三島屋百物語 その四 迷いの旅籠 鶴見川の北小森村の 13歳の女子おつぎが、名主さまに言われ語りにきた。 村の田畑を守る神あかり様のための行燈祭りを領主のお殿様の喪中のため禁じられた。田畑の凶作を恐れる小作人達と領主の怒りを恐れる名主、村長。間に入るふりをして自分の望みを叶えようとする絵描きが、あの世との道をあけてしまう。 食客ひだる神 三島屋の花見でとるお料理やの話。 秋から春の間だけ商いをするというだるま屋に興味を持ったおちかは、だるまやに話を聞く。 料理人を目指す房五郎は、旅の途中食い意地の張った「ひだる神」に憑かれてしまう。ひだる神を抱えて商売を広げる房五郎。 三鬼 取り潰しになった大名の江戸屋敷の家老を務めた村井清右衛門が語り手。 かつて藩主の栗山藩で小納戸役端という半端な役目を務めていた村井清右衛門は、妹を襲われてた恨みを晴らすための狼藉で、謎の山村洞ヶ森村の番役山番士として3年の役務につく。貧しい農村で訳ありの住人を須加利三郎とまとめる。 前任の番役の記録が一切なく、村長の欣吉からは何も聞き出せない。 そして前任の気のふれた番役の残したこの村には鬼がいると言う言葉。 3年目に鬼の姿を見て後をつけ、対峙する。 おくらさま 三島屋の時間富次郎が奉公先で怪我を負い三島屋に戻る。 久々の百物語を別室でお勝と聞くことに。 芝の香具屋の3人娘お藤、お菊、お梅は蔵座敷にて代々伝わるおくらさまの為に香をたく。おくらさまに店を守ってもらえると言う。 話し終えたところでおちかは目を回し気がつくと誰も居ない。幻だったのかを確かめる為に読んだ貸本屋の勘一の協力で香具屋の美仙屋を探す。 真違を確かめて落着したところで、おちかの思いを寄せる青野利一郎が藩もとの那須に戻ることになる。

Posted by ブクログ

2025/08/19

三島屋百物語第4段。 迷いの旅籠では、あの世とこの世を繋ぎハリボテの死人を甦らせ亡くなった大切な人を受け止められなく前に進めない人の心情が描かれ、ひだる神では、餓鬼に憑かれ食糧の代わりに商売繁盛のきっかけをつくる神との和やかな日々を見る。三鬼は山奥の村で植林を行う2つの地域で起こ...

三島屋百物語第4段。 迷いの旅籠では、あの世とこの世を繋ぎハリボテの死人を甦らせ亡くなった大切な人を受け止められなく前に進めない人の心情が描かれ、ひだる神では、餓鬼に憑かれ食糧の代わりに商売繁盛のきっかけをつくる神との和やかな日々を見る。三鬼は山奥の村で植林を行う2つの地域で起こる働けない物が死んでゆくその事実にゾッとし、殺しを行う人の業が鬼になることを感じる。おくらさまは香物を営む店で起こる災いから守ってくれると引き換えにその店の娘がおくら様となり命が失われる。 次男富次郎登場。飄々としてて良いキャラ そして切ない恋の進展。 おちかも大人になったなと感じるし青野先生と結ばれるものだと思ってただけに胸がつまり切ない4巻だった。

Posted by ブクログ