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迷いを断つためのストア哲学 人生が変わるストア哲学
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2019/04/03 |
| JAN | 9784152098528 |
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迷いを断つためのストア哲学
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迷いを断つためのストア哲学
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
私はもうすぐで節目となる年を迎える。それもあってか最近、「もう人生の●分の1くらいは終わってしまったのだな」と感じ、死ぬのが怖いという気持ちになりがちだった。 時間潰しに立ち寄った本屋でこの本が目に止まった。哲学については素人で、有名な哲学者の名前なら知っている程度だったが、パ...
私はもうすぐで節目となる年を迎える。それもあってか最近、「もう人生の●分の1くらいは終わってしまったのだな」と感じ、死ぬのが怖いという気持ちになりがちだった。 時間潰しに立ち寄った本屋でこの本が目に止まった。哲学については素人で、有名な哲学者の名前なら知っている程度だったが、パラパラとめくったページにあった 「わたしがストア哲学を信奉するようになった最後の理由は、死が必然であり、それにいかに備えるかについて、ストア哲学がもっとも直接的に、説得力をもって論じているからだ。」 の一文が気になり、買ってみることにした。 結論から言えば、読み終わった今、死ぬことへの恐怖は薄まったと感じる。ただそれは、死ぬことへの解像度が上がったとか、死後の世界に何か見通しが持てたとかではなく、「いつか自分は死ぬ、周りの人も死ぬ。それはどう頑張っても変えられない。逆に、誰かの存在がなくなり、居場所を譲ってきてくれたからこそ、いまここに自分は存在していられる。」という当たり前の事実を、この本がまっすぐに、ただし悲観的でないように教えてくれたからだと感じる。 読み終わって新幹線の窓から風景を見た時、夕日が見えて、毎日のように見ている太陽にも寿命がある、と教わったことを思い出した。頑丈に見えるビルも、文明の結晶みたいに輝く都市も、例えば地球の薄皮1枚めくれてしまえば、簡単になくなってしまうようなものなんだなぁ、とも思った。だから悲観的になろう、という訳でなく、だからこそ、家族や友人、自分自身に対して「今が最後かもしれない、今が大切」と、ある種の緊張感を持って接するように、というのが、この本が教えてくれたことだと感じる。 当たり前だが、現代社会によってうまく包み隠されているような感覚を思い出させてくれる良書と感じる。また死ぬのが怖くなった時、自分の人生に対しての緊張感が緩んでしまったとき、この本に戻ってきたいと思うし、同じような思いを持つ人におすすめできる本だと感じた。
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変えられないものを受け入れる心の平静と変えられるものを変える勇気とその二つを見分ける知恵を私に与えたまえ=平成の祈り。心の平静を得られる。 西風はいつふくか。西風がふこうと思ったとき。 神に対する態度は、ストア派の中でも違っていた。マルクスアウレリウスは神を信じたが、信仰というより敬虔な姿勢を持つことを重視した。神が存在しようとしまいと同じ態度をとるべき。 ランプを盗んだものは、ランプの代わりに義を失った。財布を盗まれたら、怒る代わりに出来ることをして平静を取り戻す。
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以前に読んだ『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』( ロルフ・ドベリ(著)、安原実津(訳)/サンマーク出版 )にはストア派の思想を現代向けにかみ砕いたTipsが豊富に紹介されていました。 それがきっかけでストア派の思想に触れたいと思い本書を購入。 本書の冒頭にも述べられますが、ストア派の思想は実践性が高いものの、ある種のクセの強さがあります。そのクセを理解していなければ、ストア派の思想を十分に理解できませんし、むしろこの思想を誤解することにつながると思います。 本書ではストア派の思想を(主にエピクテトスをベースに)優しく説いてくれるため、実際に古代ギリシャ・ローマの哲人の書にあたる前に読むのがおすすめです。 その内容も非常にシンプルで読みやすいです。ストア哲学を特徴を「①欲求の原則」、「②行動の原則」、「③受容の原則」の3点から説明をします。 物凄くかいつまんで説明すると①では自分の力の及ぶ対象に対して欲求し、そうではない対象は「あるがままに任せる」ことを説きます。これによりある種達観した心境を持つことができます。 ②はストア派の重視する人間の社会性と理性という2点から、人はいかなる原則で行動するべきかを説きます。個人的にこれが最も実践が難しいように感じました。 ③は、①で言及する「自分の力の及ばない対象」に対し、これにどう向き合い、受容するかを説きます。その最たるものは「死」ですね(セネカが「私たちは日一日と死んでいる」と述べたように、ストア派の哲学者たちは死への向き合い方を非常に重視しました)。 終始、筆者の身の回りの出来事を引き合いに出してストア派の思想をかみ砕いて説明してくれるので、とてもわかりやすいです。 また、実際に本書読了後にセネカやマルクス・アウレリウスの書にあたりましたが、すんなりと腹落ちできたので内容も的確だと感じました。 これからストア派の思想に触れたい方にはとてもおすすめの一冊だと思います。
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