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タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2018/11/17 |
| JAN | 9784622087571 |

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タコの心身問題
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商品レビュー
3.9
68件のお客様レビュー
宇宙や生命、人体のことはわかっていないことだらけだけど、タコさんならどうなんだと気になった。でも、人類はタコさんのこともほぼなにも理解できていなかった。 タコさんは神経細胞(脳)が中央に1つ、そして各腕にも1つずつで8つ。合計9つある。中央の脳からの指令の有無にかかわらず腕が勝...
宇宙や生命、人体のことはわかっていないことだらけだけど、タコさんならどうなんだと気になった。でも、人類はタコさんのこともほぼなにも理解できていなかった。 タコさんは神経細胞(脳)が中央に1つ、そして各腕にも1つずつで8つ。合計9つある。中央の脳からの指令の有無にかかわらず腕が勝手に動き出す状況など、人間では到底考えられなくて笑ってしまう。痛みや記憶力や自己認識に関する考察やテストの必要性は理解するものの、どうしても人間的な発想を抜けきれてない。誰に見せるでもなく体表面の色を変化し続ける理由がわかるなら、頭足類に直接聞いてみたい。タコさんをはじめとする頭足類は、知れば知るほど不思議な魅力が増す生命体だった。 個人的に思ったのは、頭足類も人類と同じように、遺伝子レベルで刻まれた頭足類独自の行動指針があるのではないかということ。これだけは、今後どれだけ観察しても、解剖しても、人間が理解することは難しいのではないかと思った。 著者の仮説の中で一番興味を持ったのは、「分散型から集中型への進化(散在神経系から集中神経系への進化)」 のところ。人間のように、中央にすべてのニューロンを集中させるのではなく、まずは単機能の専属細胞として生まれ、それが集まることで後から高度なシステム(脳)になったのでは、という推察はかなり興奮した。 この部分を読んで思い出したのは、サンティアゴ・ラモニ・カハールさんが手描きでスケッチした脳の断面図。そこには「シナプス」と呼ばれる、神経細胞がわずかに接触しているだけで、物理的には繋がっていない狭い空間があった。もしかしたら、独立して存在していた細胞たちが後からお互いに関係性を結んで集まったからシナプスがあるのかも…、と思うとワクワクした。実際のところ、現代の生物学ではシナプスの理由がかなり説明されているので、「独立していた名残だからシナプスがある」とは言えない。でも、自分の中で妙に腑に落ちた。この1点だけでも、本書を読んでよかったと思えた。
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タコ好きおじさんの哲学本 たこ焼き食べるの躊躇しちゃうね ・タコ、犬と同等のニューロン数ある ・タコ、脳の支配とは別に足単体での支配もある ・タコ、視覚は左右交差していない ・タコ、色の識別できないのに皮膚細胞が単独で周囲の色を識別して擬態している ・タコ、人間では分かり得ない...
タコ好きおじさんの哲学本 たこ焼き食べるの躊躇しちゃうね ・タコ、犬と同等のニューロン数ある ・タコ、脳の支配とは別に足単体での支配もある ・タコ、視覚は左右交差していない ・タコ、色の識別できないのに皮膚細胞が単独で周囲の色を識別して擬態している ・タコ、人間では分かり得ない身体支配をしている タコになったら自己身体はどういう感覚なんだろうか。人間が当たり前と思っているものは、自然界では無力だ。
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生物進化の多様性に触れることができる一冊。 タイトルから期待値を上げすぎてしまったため、もっとその知性のメカニズムに分量が割かれるのかと思ったが、頭足類の生態を起点とした著者の哲学的モノローグが続く感じで、ちょっと肩透かしを食らった感じになった。
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