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犬物語 柴田元幸翻訳叢書
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犬物語 柴田元幸翻訳叢書

ジャック・ロンドン(著者), 柴田元幸(訳者)

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犬物語 柴田元幸翻訳叢書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 スイッチ・パブリッシング
発売年月日 2017/10/25
JAN 9784884184568

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商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2025/12/03

『野生の呼び声』『白い牙』以外は初読だったが、前回読んだのがかなり前だったため『野生の呼び声』も新鮮に読めた。 冷厳な自然と、人間と犬の時に残酷なまでの濃密な関係の対比がすごい。 よかった。

Posted by ブクログ

2025/03/20

ジャック・ロンドンといえば、アメリカの自然主義文学の代表的作家です。 本書は、それを証明するかのような代表的作品が5篇収められています。 なかでも「野生の呼び声」は代表中の代表作です。人間の事情や都合に左右される橇犬たちがついには狼犬と化していくさまは、まさに圧巻です。犬好きで...

ジャック・ロンドンといえば、アメリカの自然主義文学の代表的作家です。 本書は、それを証明するかのような代表的作品が5篇収められています。 なかでも「野生の呼び声」は代表中の代表作です。人間の事情や都合に左右される橇犬たちがついには狼犬と化していくさまは、まさに圧巻です。犬好きでも犬好きでなくとも、ぐっとくる瞬間は一度ならずともあるでしょう。 個人的には「バタール」に登場するタイトル犬が、いちばんぐっときました。 飼い主と飼い犬が愛情ではなく憎しみでつながりあっているという設定は新鮮です。飼い主も飼い犬が逆襲の機会を虎視眈々と狙っていることを理解しています。人間よりも自然と接してきた前者は、後者に劣らず自然環境に対する感性が鋭いです。しかし、その感性をもってしても、最後は本来の獣性を備えたものには打ち勝つことができません。 上記の作品以外にも、ロンドンの代表作である「火を熾す」(『火を熾す』所収)における犬が登場しないヴァージョンの「火を熾す」も収録されています。犬が登場しないことで、これほど手触りが異なるのかと感じ入りさせてくれる内容です。 いずれにしても、ロンドンの犬たちは、とにかく人間に屈しない存在です。やや美化というか誇張されているといえなくもないですが、それだからこそ『犬物語』はフィクションとして読む楽しさがあふれた叢書となっています。

Posted by ブクログ

2025/03/08

「ロンドンにおいては原則〈狼>犬>人間〉というヒエラルキーがあると言ってもあながち過言ではないだろう」と翻訳者の柴田元幸さんが、あとがきに書いている。 なるほどな、と思う。 各編の主人公犬たちの、立ち位置を並べてみる。 「ブラウン・ウルフ」 = 犬らしい犬 (安楽のカ...

「ロンドンにおいては原則〈狼>犬>人間〉というヒエラルキーがあると言ってもあながち過言ではないだろう」と翻訳者の柴田元幸さんが、あとがきに書いている。 なるほどな、と思う。 各編の主人公犬たちの、立ち位置を並べてみる。 「ブラウン・ウルフ」 = 犬らしい犬 (安楽のカリフォルニアの主人か、厳しいアラスカかの主人か、選択を迫られる) 「バタール」と「スポット」 =人並み以上の知恵と狡猾さを持った犬 (まったくもって褒め言葉ではない) 「バック(野生の呼び声)」 =犬から狼へと昇格 (野生に目覚めるという一種の退化のはずなのに、スタイルとしてはまるで教養小説/ビルドゥングスロマンだし、典型的な貴種流離譚) いやしかし、犬が秘めた野生の力を賞賛するのはよいのだけれど、ロンドンはちょっとばかり、犬に多くを求めすぎではないか。 現代日本で犬を飼っていた身としては、犬が気の毒になってくる(我が家では、側溝に落ちて鳴いてた雑種の子犬を妹が拾ってきたのだった。甘やかされた生活もまた良きものであったと願いたい)。 本書では、やはり『野生の呼び声』が白眉。 バックにすっかり感情移入してしまい、応援モードで読み進める。 ライバル犬との橇犬としてのリーダー争いに熱くなり、動物のことをまるで分かっていない人間からの非道な扱いに憤慨する。真の友との出会いと別れを経て、バックは王となってゆく。 努力・友情・勝利とまとめるには悲惨で過酷な運命だが、とても面白いのだ。 ロンドンは“足指の間に氷が張ったら噛みとらなければならない”いう橇犬の習性を、お気に入りの表現なのかあちこちで使っている。こういった細部がリアリティを醸し出して、シャープな文章と相まって引き込まれる。  “ 北極光が頭上で冷たい炎を放ち、あるいは星たちが厳寒の舞を舞い、土地は雪の帳に包まれて麻痺し凍りつくなか、このハスキーたちの歌は、生の側からの反抗のように聞こえたかもしれない。 だが、むしろ生の側からの嘆願と言うべきだったろう。それは古から続く、種と同じくらい昔からある歌だった。世界がまだ若かった、歌といえば悲しいものだったころの、最古の歌の一つだった。数知れぬ何世代もの悲しみがそこにはこもっていて、その訴えにバックは不思議と心を動かされた“ 本書の最後に収載されたのは、なんと犬がでてこない『火を熾す』。 先日に読んだ“犬が登場する方”の1908年改稿版『火を熾す』とは、印象がだいぶ異なることに驚いた。 本書収載の初版は、自然の怖さを軽視した男の教訓話し、もっといえば滑稽談な印象すらある。 いや、これは犬の不在だけの問題じゃないけれど、それでも犬は重要なアクセントだったんだと気づけた。 改稿版の方では、犬が内側に宿す野生の逞しさが描かれるからこそ、アラスカの非情な自然の前に屈する人間の脆さが一層に沁みてくる。 両バージョンを読み比べて推敲による差を感じられたのは嬉しいこと。

Posted by ブクログ