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こわいもの知らずの病理学講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2017/09/01 |
| JAN | 9784794969729 |

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こわいもの知らずの病理学講義
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商品レビュー
3.9
70件のお客様レビュー
大阪大 テキスト:ロビンス basic pathology(基礎病理学) 肥大 :細胞が大きくなる 過形成 :細胞が増える 萎縮 :細胞内小器官を消化しながら小さくなっていく。オートファジー(自己を食べる) 化生 :細胞の質的変化 壊死:帰還不能限界点を超えた細胞の死 虚血:臓...
大阪大 テキスト:ロビンス basic pathology(基礎病理学) 肥大 :細胞が大きくなる 過形成 :細胞が増える 萎縮 :細胞内小器官を消化しながら小さくなっていく。オートファジー(自己を食べる) 化生 :細胞の質的変化 壊死:帰還不能限界点を超えた細胞の死 虚血:臓器へ十分な血液が供給されない状態 梗塞:酸素不足で臓器の細胞が大量壊死した状態 (低酸素状態に弱い臓器:脳や心筋) アポトーシス:細胞の自殺(アポトーシスは炎症反応をおこさない。ひっそり死んでマクロファージに食べられていく。) 遺伝子Sir2の量が減ると、酵母の寿命は短くなり、活性化されると長くなる。 人間にも似た遺伝子サーチュインが存在する。 2章 114-
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結構厚めで、一見難解な医学用語だが、著者の軽妙な語り口で分かりやすく読める本。特に印象的だったのは、「がんもどき理論」への痛快な反論。これは故・近藤誠氏が力説していたもので、私は半信半疑というか受け容れられなかった。著者は、がんを静的な存在と見なすこの理論を「愚論」と断じる。がん...
結構厚めで、一見難解な医学用語だが、著者の軽妙な語り口で分かりやすく読める本。特に印象的だったのは、「がんもどき理論」への痛快な反論。これは故・近藤誠氏が力説していたもので、私は半信半疑というか受け容れられなかった。著者は、がんを静的な存在と見なすこの理論を「愚論」と断じる。がん細胞は突然変異を重ねて進化し続ける存在であり、放置すれば新たな能力(増殖・浸潤・転移)を獲得していく。 その科学的事実を、豊富な研究データとともに説明する筆致には、学者としての誠実さと怒りすらにじむ。素人がこれらの勝敗を決するのは印象論に過ぎないのかもしれないし、どちらも患者を守りたいという強い倫理意識によるものだろう。だが、「検査するな」の極論だけ捉えても、がんもどきは、それこそ〝理論もどき“だと誰だって感じるのではなかろうか。 で、本書はその〝もどき退治“の話だけではない。もう一つ私が関心をもったのは、老化や寿命の話。カロリー制限による寿命延長の議論を丁寧に検証しつつ、「結論は出ない」と断じる。だが、その上で「我々の世代は、あと50年もすれば永遠の命を手に入れるかもしれない」という予感も感じた。過渡期である我々の世代は、“死すべき存在”としての人間像と、“死を克服した存在”との狭間に立つことになるのではないだろうか。この時代に生きる私たちは、最も微妙で、最も人間的な最後の存在なのかもしれない。 カルタゲナー症候群の話も紹介される。これはホリエモンのYouTube動画で〝なぜ心臓は左側にあるのか?“というタイトルで見た事がある。東大史上最高「伝説の天才」と呼ばれた岡田康志その人が解説する内容だ。詳述しないが、その動画の解説を先に見ていたので、これも面白く読んだ。 お腹いっぱい、胸いっぱい。読み終えて感じるのは、医学の発展が示す驚異と人間の儚さ。がんも、老化も、宇宙放射線も、すべては「進化し続ける生命」のひとつの表情にすぎない。知識を得る喜びに胃もたれしながら、命の敬意を取り戻させてくれるような一冊である。
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読みやすい語り口。半分はがんについてで「がん」が現代の病理学の最先端だということがわかる。専門用語を覚えれば病理の論理は単純で簡単らしい。
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