こわいもの知らずの病理学講義 の商品レビュー
大阪大 テキスト:ロビンス basic pathology(基礎病理学) 肥大 :細胞が大きくなる 過形成 :細胞が増える 萎縮 :細胞内小器官を消化しながら小さくなっていく。オートファジー(自己を食べる) 化生 :細胞の質的変化 壊死:帰還不能限界点を超えた細胞の死 虚血:臓...
大阪大 テキスト:ロビンス basic pathology(基礎病理学) 肥大 :細胞が大きくなる 過形成 :細胞が増える 萎縮 :細胞内小器官を消化しながら小さくなっていく。オートファジー(自己を食べる) 化生 :細胞の質的変化 壊死:帰還不能限界点を超えた細胞の死 虚血:臓器へ十分な血液が供給されない状態 梗塞:酸素不足で臓器の細胞が大量壊死した状態 (低酸素状態に弱い臓器:脳や心筋) アポトーシス:細胞の自殺(アポトーシスは炎症反応をおこさない。ひっそり死んでマクロファージに食べられていく。) 遺伝子Sir2の量が減ると、酵母の寿命は短くなり、活性化されると長くなる。 人間にも似た遺伝子サーチュインが存在する。 2章 血管から組織へと水を押し出そうとする「静水圧」と組織から血管へ水が入ってこようとする「膠質浸透圧」のバランスで水分がどちらに動くか決まっている。 組織に水が溜まりすぎると浮腫になる。 組織に溜まった水分はリンパ系が汲み出している。リンパ管は最終的に静脈につながっている。 静水圧 血管の中と組織の中の圧の差によって、圧の高い方から低い方へと水が流れる。血管内の水圧は外へ出ていこうという圧力として働く。 動脈 毛細血管 静脈へと圧は低くなる。 膠質浸透圧(水がタンパク濃度の低い方から高い方へ移動し濃度が平均化される圧) 膠質(コロイド:タンパクのような小さな粒子が水の中に分散していること。膠はニカワ) 細い動静脈の壁は水を通すがタンパクは通さない。 血漿中にはアルブミンというタンパクが大量に存在するが、組織間の液中にはないため、血管の中と外のタンパク濃度の違いが圧を生み出す。 貧血:赤血球の数が減った状態 溶血:赤血球が破壊されること ヘモグロビンには鉄が含まれており、不足すると作れず貧血に ひじきは2015 日本食品標準成分表で 鉄分の含有量が1割に。昔は鉄釜で煮ていたため多かった。 悪性貧血:ビタミン12の欠乏(赤血球が脱核できない)ビタミン12は胃で分泌される内因子と結合して腸から吸収される。 血管の内側は、抗血栓作用を持つ血管内皮細胞で覆われているため、血小板がくっつかないようになっている。 内皮細胞が傷つけられると その外側にあるコラーゲンなどのタンパクに血小板が接着していく 12個の凝固因子(カルシウムイオンと11個のタンパク)が連鎖して活性化され 強固な安定した血栓が作られる。 止血完了後 血栓を除去するメカニズム(繊維素溶解)がある。フィブリン(繊維素)をプラスミンという活性化されたタンパクの働きで分解。 ショック:急激な末梢神経の不全状態
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読みやすい語り口。半分はがんについてで「がん」が現代の病理学の最先端だということがわかる。専門用語を覚えれば病理の論理は単純で簡単らしい。
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病気のこともさることながら、豆知識も役に立つ。 感度(病気の人の陽性率)と特異度(病気でない人の陽性率) Ngram Viewer https://books.google.com/ngrams/ (ある英単語が世界中の書籍のなかでどれぐらいの頻度%で出現しているかのグラフ) I...
病気のこともさることながら、豆知識も役に立つ。 感度(病気の人の陽性率)と特異度(病気でない人の陽性率) Ngram Viewer https://books.google.com/ngrams/ (ある英単語が世界中の書籍のなかでどれぐらいの頻度%で出現しているかのグラフ) IBM Watsonの性格分析デモ(コンピュータでありながら、人と同じように情報から学び、経験から学習するコグニティブ・テクノロジー=AIとちゃいますねん)←残念ながら2021 年12 月1 日: Personality Insights サービス終了
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前半感染症、後半がん、というわけでもないけど、その二つが印象に残った。定義は読め、大局感つかむのは自分でやれ、確かにそうなんだけどねえ。今は何でもそろってるからねえ。
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楽しく病気について学ぶことができた。主題は病理学というよりかは、病気(特に、ガンについて)のあれこれといった感じの本だと感じた。専門ではない私にとっても、分かりやすくサラッと読めた。
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病理学…。生命科学…。生命化学…。すごく分かりやすい説明です。特に、「がん」。ガンは日々生まれ、育ち、何年もかけて大きくなり発言し、変異、展開していく。別の手ごわい進化する生き物ですね。それと戦う人体の仕組みと病理学。勉強させていただきました。
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医療関係者ではないが人体の構造や仕組みに興味を持っていたので、病理学というタイトルに誘われて読んでみました。 人の体はウイルスなど異物の侵入や細胞の損傷に対しても、免疫や細胞の修復機能によって、体の中が常に一定の状態に保たれるようにできています。 病気になるということは、体が本来...
医療関係者ではないが人体の構造や仕組みに興味を持っていたので、病理学というタイトルに誘われて読んでみました。 人の体はウイルスなど異物の侵入や細胞の損傷に対しても、免疫や細胞の修復機能によって、体の中が常に一定の状態に保たれるようにできています。 病気になるということは、体が本来備えている修復機能ではカバーしきれないほどのダメージを受け続けることで、さまざまな不具合が細胞レベルで起きていると言えます。 病気は怖いもの、辛いもの、といった漠然とした考えから、なぜ病気になるのか、病気になると私たちの体の中でどのような現象が起きているのか、冷静に見つめることが大切なのでしょう。 本書が健康や自分自身の体について、より真剣に向き合うきっかけとなればよいかと思います。
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病気の成り立ちを、細胞、血液、分子生物学、そしてがんと分かりやすく解説してくれたもの。 著者は極力普通のオッチャン、オバハンが理解できるように書いてくれたらしいが、専門用語の理解はかなり難しく読み進めるのには骨が折れた。語り口は申し分なく平易ではあったが。 もとより病気の種類は...
病気の成り立ちを、細胞、血液、分子生物学、そしてがんと分かりやすく解説してくれたもの。 著者は極力普通のオッチャン、オバハンが理解できるように書いてくれたらしいが、専門用語の理解はかなり難しく読み進めるのには骨が折れた。語り口は申し分なく平易ではあったが。 もとより病気の種類は山のようにあるので、全部について触れるわけにはいかないので、今や二人に一人はなるがんについての解説におよそ2章を割いている。 要は、老化と共にがん化する細胞が出てくるのは避けられないし、がんの形態も様々なので薬が効くやつ効かないやつ等、ある意味運次第ということらしい。 がん治療も進歩しているが、がん細胞もその進化を止めないので、その戦いは中々先が見えない。 個人的には持病も色々あるし、歳も歳なのでがんは怖いが、敵を知ることはその戦いの一歩になるので、本書に出会えたの良かった。ブックガイドの側面もあるのでお得です。
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専門用語が覚えられないので、難しかった。 なんとなくはわかった。 文章は面白い。 長生きしたら癌になるのは仕方ないようだ。
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病気の仕組みについて時には脱線もありの講義を聞いているかのようでした。少しはわかったような気になりました。病気は身近な存在ですので、入口部分だけの知識でも知っておくと安心かもしれませんね。へーっていうことは数多くありました。一般教養として必要かもしれませんねえ。
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