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組織の不条理 日本軍の失敗に学ぶ 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2017/03/01 |
| JAN | 9784122063914 |
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組織の不条理
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組織の不条理
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商品レビュー
3.8
36件のお客様レビュー
佐藤優さんと池上彰さんが絶賛していた本。日本軍の失敗を新制度派経済学の取引コスト理論とエージェンシー理論、所有権理論を用いて説明している。つまり、人間は合理的に不正を行い、非効率を追求する可能性があるという事を多くの事例を挙げて解説している。 ガダルカナル戦とインパール作戦は非合...
佐藤優さんと池上彰さんが絶賛していた本。日本軍の失敗を新制度派経済学の取引コスト理論とエージェンシー理論、所有権理論を用いて説明している。つまり、人間は合理的に不正を行い、非効率を追求する可能性があるという事を多くの事例を挙げて解説している。 ガダルカナル戦とインパール作戦は非合理の中に合理性があり、ジャワ軍政と硫黄島・沖縄戦は合理性と効率性が一致していると主張している。 この理論を現代の会社にあてはめて、シャープや東芝の失敗事例と、京セラや味の素の成功事例などを解説しているのが興味深かった。組織が不条理を回避するためには、人間は限定合理的であり、常に誤りうることを自覚することが大事で、絶えず非効率や不正を排除するような流れを作る批判的合理的構造を持つ事が重要である。
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本書は、第二次世界大戦における日本軍の失敗事例を3つの経済学理論(取引コスト、エージェンシー、所有権)に基づいて「組織の不条理による失敗」であることを説明し、同様の現象が現代の企業活動の中でも発生して、事業の失敗や不祥事がもたらさらることを解説している。 ガダルカナル戦をはじめ...
本書は、第二次世界大戦における日本軍の失敗事例を3つの経済学理論(取引コスト、エージェンシー、所有権)に基づいて「組織の不条理による失敗」であることを説明し、同様の現象が現代の企業活動の中でも発生して、事業の失敗や不祥事がもたらさらることを解説している。 ガダルカナル戦をはじめ当時の戦略や作戦状況が解説されている軍事史の側面だけでなく、現代企業の失敗事例の紹介というビジネス書の側面も併せ持った書籍であり興味深かった。 自分の仕事経験からも、数値目標に繋がらなければ意味がないという「勝利主義」の考えや、社内調整の「取引コスト」を無意識で計算して、部分合理の意思決定に流されてしまう覚えがあり、耳が痛い部分もあった。 今後は以下の3つを仕事における行動として取り込む。 ①批判的議論を受け入れる姿勢を発信して自分への取引コストを下げる。 ②正しい行動、誠実さを評価軸とした判断をする。 ③不明確な無責任状態を作らない。
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組織は合理的に失敗する。 非合理な精神主義がガダルカナル戦やインパール作戦の悲惨な結果を招いたとする従来の考え方を進めて、人間は限定的な情報や経験の中で合理的に判断する生き物で、その結果合理的に失敗するものであるという分析。 人の失敗(先の戦争であれ、現代の政治家であれ、自分の会...
組織は合理的に失敗する。 非合理な精神主義がガダルカナル戦やインパール作戦の悲惨な結果を招いたとする従来の考え方を進めて、人間は限定的な情報や経験の中で合理的に判断する生き物で、その結果合理的に失敗するものであるという分析。 人の失敗(先の戦争であれ、現代の政治家であれ、自分の会社であれ)に対し、まるで自分は過ちを犯さないといった態度で安易に批判する人に対して違和感を抱いてた理由がはっきりした。つまり自分を完全合理的と思ってる人であり、まさに合理的に失敗するタイプの人である。 また、文庫版のあとがきは示唆に富む。限定合理性の罠に陥らないために、カントもドラッカーも小林秀雄も同じことを言っており、客観的な損得勘定ではなく、自分の主観意思で判断する事だという。 つまり「覚悟を持って正しいと思う事をする」に帰結し、一瞬すっと腹に落ちたような気がしたが、その後すぐに疑問が。牟田口中将は正しいと思って覚悟をもっていなかったのか?と。 やはり主観は危険。 どこまで行っても人間は限定合理性の罠からは抜け出せない事を認識する事だけが唯一の道だと思う。
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